話題株ピックアップ【夕刊】(2):大東建、日産化、東レ

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■大東建託 <1878>  3,618円   +42 円 (+1.2%)  本日終値
 大東建託<1878>が3日続伸。SBI証券が25日付で、大東建に関して目標株価4300円、投資判断「買い」で新規にカバレッジを開始した。相続税対策ニーズで賃貸住宅の受注の増加が期待されるとしたうえで、高入居率を背景に管理戸数が拡大しており、賃料の引き上げ余地もあるなどと指摘。同証券は大東建の27年3月期の営業利益が1530億円になると予想する。

■日産化学 <4021>  6,167円   +62 円 (+1.0%)  本日終値
 日産化学<4021>が3日続伸。岡三証券は25日、同社株の目標株価を6500円から7500円に引き上げた。レーティングは3段階の最上位の「強気」を継続した。ホルムズ海峡封鎖による影響は軽微にとどまる、と予想しており、不安定な外部環境でも着実な利益成長を見込んでいる。LNG価格上昇によりアンモニア系製品の原価率が悪化するリスクはあるが、製品値上げで対応する見込み。LNGの調達先はオーストラリアとなっている。同証券では26年3月期の連結営業利益は620億円、27年3月期の同利益は660億円を予想している。

■東レ <3402>  1,119円   +8 円 (+0.7%)  本日終値
 東レ<3402>は3日続伸。25日取引終了後、今後の経営方針を発表した。2050年に目指すビジョン「TORAY VISION 2050」を設定し、脱炭素やリサイクル、半導体、宇宙・防衛、ヘルスケアなど多様な領域で事業展開していく将来図を示した。また、この実現に向けて長期経営方針「TORAY Challenges 2035」と中期経営課題「IGNITION 2028」を策定。ビジネスモデルの転換やサプライチェーンの強靱化、人材を核とした経営基盤強化などを掲げた。財務目標としては29年3月期に売上高3兆円(26年3月期予想は2兆6000億円)、事業利益2300億円(同1500億円)を示した。これを評価する見方が広がっている。

■トクヤマ <4043>  3,808円   +22 円 (+0.6%)  本日終値
 トクヤマ<4043>が3日続伸。同社は25日の取引終了後、セメント・固化材の国内販売事業を太平洋セメント<5233>に売却すると発表した。また、2028年度をメドに、セメント・固化材の製造を停止する検討に着手するとも明らかにした。事業の選択と経営資源の集中に向けた取り組みを評価した買いが入ったようだ。新たに設立する子会社に国内のセメント・固化材の販売事業と一部連結子会社の株式を承継させたうえで、新会社の全株式を太平洋セメに譲渡する。海外向けのセメント販売事業については販売契約の見直しを進め、取引量を順次縮小させる。太平洋セメへの譲渡金額は370億円を想定。譲渡実行予定日は10月1日としている。

■ソフトバンクグループ <9984>  3,822円   +13 円 (+0.3%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>は続伸で4000円大台復帰が視界に。前日に続き水準訂正狙いの買いで5日移動平均線を上放れ、底値圏離脱の動きをみせている。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇したが、とりわけ半導体銘柄への買い意欲が根強く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日続伸と上値指向を明示している。そのなか、ソフトバンクGの傘下にある英半導体設計アーム・ホールディングスが、自社製のデータセンター向け半導体を開発したと発表したことを受け急騰、終値ベースで16%強の上昇をみせた。これに伴いソフバンクGにとっては含み益の拡大効果や、AIインフラに絡むアームとの業務連携の思惑などから株価が強く刺激される格好となった。

■ヤマハ <7951>  1,131.5円   +1.5 円 (+0.1%)  本日終値
 ヤマハ<7951>はしっかりの展開。25日取引終了後、自社株買いの終了に伴い、これによって取得した分も含め保有する自社株を消却すると発表した。3月31日付で4000万株(発行済み株式総数の7.95%)を消却する。

■ユニチカ <3103>  1,145円   -252 円 (-18.0%) 一時ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率トップ
 ユニチカ<3103>は急反落。同社は25日の取引終了後、東京証券取引所からスタンダード市場への変更承認を受けたと発表した。パッシブ系資金による機械的な株式放出による需給悪化懸念が広がり、売りがかさんだようだ。2025年3月末時点でプライム市場の上場維持基準の一つである流通株式時価総額に適合していない状況にあり、同年6月16日に適合に向けた計画書を提出。その後の施策により現時点ではプライム市場の全ての上場維持基準に適合しているものの、プライム市場の上場を続けるための開示体制や関連コストが相対的に大きく、コストを負担するよりも構造改革の着実な実行と収益力改善に経営資源を集中するほうが株主をはじめステークホルダーの利益につながると判断。スタンダード市場への市場区分変更を選択した。市場区分変更予定日は4月1日となる。

■キオクシア <285A>  21,165円   -1,280 円 (-5.7%)  本日終値  東証プライム 下落率10位
 キオクシアホールディングス<285A>が軟調推移。米ベインキャピタルと東芝が保有する株式の一部を売却していたことが25日の取引終了後に明らかになった。同日には子会社のキオクシアが台湾の半導体メモリーメーカーであるナンヤ・テクノロジー(南亜科技)の第三者割当増資を引き受け、DRAMの長期供給契約を締結すると発表したものの、株式の需給動向を懸念した売りが優勢となったもよう。前日の米株式市場で同業のサンディスクの株価が下落したことも、キオクシアの株価には重荷となった。25日に提出された変更報告書によると、ベイン傘下のBCPEパンゲア・ケイマンによる共同保有割合は直近の29.13%から27.42%に低下した。東芝の保有割合については20.85%から19.61%に低下した。BCPEパンゲア・ケイマンの報告義務発生日は17日及び18日。東芝の報告義務発生日は17日となっている。

■ソニーグループ <6758>  3,218円   -48 円 (-1.5%)  本日終値
 ソニーグループ<6758>は小動き。25日取引終了後、ホンダ<7267>とのEV合弁会社ソニー・ホンダモビリティの事業方針を見直すと発表した。これまで開発を進めてきた第1弾モデル「AFEELA(アフィーラ)1」と第2弾モデルの開発・発売を中止する。ホンダが今月発表した四輪電動化戦略の見直しを受け、ホンダからの提供を前提としていた技術やアセットの活用が困難な状況になったため。アフィーラ1を既に予約している顧客には返金手続きを行う。今後の事業の方向性については両社で協議を継続するという。

■ローツェ <6323>  2,795.5円   -36 円 (-1.3%)  本日終値
 ローツェ<6323>が冴えない展開。同社は25日の取引終了後、特別損失の発生とともに26年2月期の最終利益が計画を下振れする見込みだと発表した。売上高と営業・経常利益は計画に対して上振れして着地する見通しを示している。強弱材料が混在し株価は朝安後にプラス圏に浮上したものの、買いは続かず軟化した。前期の売上高は計画を6億400万円上回る1287億9400万円(前の期比3.5%増)、営業利益は8億900万円上回る311億5400万円(同2.7%減)となる見通し。一方で、最終利益は計画を44億4900万円下回る190億4900万円(同19.4%減)で着地する見込みという。ローツェと米子会社に対する訴訟で、原告の主張を認める陪審評決が下されたことに伴い、損害賠償金額を特別損失として74億2900万円計上する。

株探ニュース

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