話題株ピックアップ【昼刊】:武蔵精密、野村マイクロ、INPEX
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■武蔵精密工業 <7220> 2,909円 +284 円 (+10.8%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 武蔵精密工業<7220>が上げ幅を急拡大した。この日、米運用会社のグランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニー(GMO)が武蔵精密の株式について、新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いを誘った。同日に提出された大量保有報告書によると、保有割合は5.11%。報告義務発生日は18日。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこともありうる」としている。 ■野村マイクロ <6254> 3,190円 +282 円 (+9.7%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位 野村マイクロ・サイエンス<6254>が連日の急騰劇を演じている。きょうは一時13.5%高と値を飛ばし3300円まで駆け上がる場面があった。半導体向けを主力とする超純水装置の大手で、生成AI市場の急成長に伴うAI半導体需要を背景に収益環境に吹く追い風は強い。26年3月期については半導体関連の大型案件の剥落が売上高と利益の大幅減少を招いたが、これは構造的な需要剥落ではなく端境期に当たったもので、27年3月期はV字回復以上の伸びで売上高、利益ともに切り返す可能性が指摘されている。また、株式需給面でも貸株市場を経由した機関投資家のショートポジションが、ノムラ・インターナショナルやバークレイズ・キャピタルなどの手口で高水準に積み上がっており、この買い戻し圧力が株価の急騰力を増幅させている面もあるようだ。 ■INPEX <1605> 4,625円 +181 円 (+4.1%) 11:30現在 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が反発。25日の米原油先物相場は、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限の清算値(終値に相当)が前日比2.03ドル安の1バレル=90.32ドルだった。米国がイランに和平案を提示したとの報道で25日朝には一時、86ドル台まで値を下げる場面があった。ただ、イランが米国の提案を拒否し、ホルムズ海峡におけるイランの主権を認めることなどを主張したと伝わると、原油価格は90ドルを回復した。イラン戦争の展開を巡り情報が錯綜するなか、日本時間午前9時時点の時間外取引ではWTIは91ドル近辺とやや値を上げて推移している。これを受け、INPEXなどは買い先行の展開となっている。 ■タイミー <215A> 1,231円 +43 円 (+3.6%) 11:30現在 タイミー<215A>が底堅い。同社は25日の取引終了後、取得総数100万7280株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.00%)、取得総額14億6055万6000円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、株価のサポート要因となったようだ。取得期間は3月26日から5月31日まで。東証における市場買い付けを通じ取得する。 ■ソフトバンクグループ <9984> 3,885円 +76 円 (+2.0%) 11:30現在 ソフトバンクグループ<9984>は続伸で4000円大台復帰が視界に。前日に続き水準訂正狙いの買いで5日移動平均線を上放れ、底値圏離脱の動きをみせている。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇したが、とりわけ半導体銘柄への買い意欲が根強く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3日続伸と上値指向を明示している。そのなか、ソフトバンクGの傘下にある英半導体設計アーム・ホールディングスが、自社製のデータセンター向け半導体を開発したと発表したことを受け急騰、終値ベースで16%強の上昇をみせた。これに伴いソフバンクGにとっては含み益の拡大効果や、AIインフラに絡むアームとの業務連携の思惑などから株価が強く刺激される格好となっている。 ■トクヤマ <4043> 3,855円 +69 円 (+1.8%) 11:30現在 トクヤマ<4043>が3日続伸している。同社は25日の取引終了後、セメント・固化材の国内販売事業を太平洋セメント<5233>に売却すると発表した。また、2028年度をメドに、セメント・固化材の製造を停止する検討に着手するとも明らかにした。事業の選択と経営資源の集中に向けた取り組みを評価した買いが入ったようだ。新たに設立する子会社に国内のセメント・固化材の販売事業と一部連結子会社の株式を承継させたうえで、新会社の全株式を太平洋セメに譲渡する。海外向けのセメント販売事業については販売契約の見直しを進め、取引量を順次縮小させる。太平洋セメへの譲渡金額は370億円を想定。譲渡実行予定日は10月1日としている。 ■イノテック <9880> 2,603円 +44 円 (+1.7%) 11:30現在 イノテック<9880>がカイ気配のまま上昇している。同社は25日の取引終了後、26年3月期の業績・配当予想の修正を発表した。今期の最終利益予想について従来の見通しから19億円増額して40億円(前期比3.3倍)に上方修正した。固定資産の売却益を計上する。これに伴い、これまで普通配当で40円と計画していた期末配当予想について、特別配当50円を加えて90円に見直しており、好感された。年間配当予想は特別配当を含めて125円(前期は70円)となる。今期の売上高と営業・経常利益予想は据え置いた。 ■東レ <3402> 1,117.5円 +6.5 円 (+0.6%) 11:30現在 東レ<3402>は3日続伸。25日取引終了後、今後の経営方針を発表した。2050年に目指すビジョン「TORAY VISION 2050」を設定し、脱炭素やリサイクル、半導体、宇宙・防衛、ヘルスケアなど多様な領域で事業展開していく将来図を示した。また、この実現に向けて長期経営方針「TORAY Challenges 2035」と中期経営課題「IGNITION 2028」を策定。ビジネスモデルの転換やサプライチェーンの強靱化、人材を核とした経営基盤強化などを掲げた。財務目標としては29年3月期に売上高3兆円(26年3月期予想は2兆6000億円)、事業利益2300億円(同1500億円)を示した。これを評価する見方が広がっている。 ■JVCケンウッド <6632> 1,178.5円 +4 円 (+0.3%) 11:30現在 JVCケンウッド<6632>はしっかり。25日取引終了後、3月31日付で243万5400株(発行済み株式総数の1.48%)の自社株を消却すると発表した。2月に自社株買いの実施と、それによって取得した株式の消却方針を発表しており、これに基づくもの。 ■ユニチカ <3103> 1,119円 -278 円 (-19.9%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ ユニチカ<3103>は急反落している。同社は25日の取引終了後、東京証券取引所からスタンダード市場への変更承認を受けたと発表した。パッシブ系資金による機械的な株式放出による需給悪化懸念が広がり、売りがかさんだようだ。2025年3月末時点でプライム市場の上場維持基準の一つである流通株式時価総額に適合していない状況にあり、同年6月16日に適合に向けた計画書を提出。その後の施策により現時点ではプライム市場の全ての上場維持基準に適合しているものの、プライム市場の上場を続けるための開示体制や関連コストが相対的に大きく、コストを負担するよりも構造改革の着実な実行と収益力改善に経営資源を集中するほうが株主をはじめステークホルダーの利益につながると判断。スタンダード市場への市場区分変更を選択した。市場区分変更予定日は4月1日となる。 ■キオクシア <285A> 21,060円 -1,385 円 (-6.2%) 11:30現在 東証プライム 下落率5位 キオクシアホールディングス<285A>が軟調推移。米ベインキャピタルと東芝が保有する株式の一部を売却していたことが25日の取引終了後に明らかになった。同日には子会社のキオクシアが台湾の半導体メモリーメーカーであるナンヤ・テクノロジー(南亜科技)の第三者割当増資を引き受け、DRAMの長期供給契約を締結すると発表したものの、株式の需給動向を懸念した売りが優勢となったもよう。前日の米株式市場で同業のサンディスク の株価が下落したことも、キオクシアの株価には重荷となっている。25日に提出された変更報告書によると、ベイン傘下のBCPEパンゲア・ケイマンによる共同保有割合は直近の29.13%から27.42%に低下した。東芝の保有割合については20.85%から19.61%に低下した。BCPEパンゲア・ケイマンの報告義務発生日は17日及び18日。東芝の報告義務発生日は17日となっている。 ■ローツェ <6323> 2,786円 -45.5 円 (-1.6%) 11:30現在 ローツェ<6323>が冴えない展開。同社は25日の取引終了後、特別損失の発生とともに26年2月期の最終利益が計画を下振れする見込みだと発表した。売上高と営業・経常利益は計画に対して上振れして着地する見通しを示している。強弱材料が混在し株価は朝安後にプラス圏に浮上したものの、買いは続かず軟化した。前期の売上高は計画を6億400万円上回る1287億9400万円(前の期比3.5%増)、営業利益は8億900万円上回る311億5400万円(同2.7%減)となる見通し。一方で、最終利益は計画を44億4900万円下回る190億4900万円(同19.4%減)で着地する見込みという。ローツェと米子会社に対する訴訟で、原告の主張を認める陪審評決が下されたことに伴い、損害賠償金額を特別損失として74億2900万円計上する。 ■ソニーグループ <6758> 3,234円 -32 円 (-1.0%) 11:30現在 ソニーグループ<6758>は小動き。25日取引終了後、ホンダ<7267>とのEV合弁会社ソニー・ホンダモビリティの事業方針を見直すと発表した。これまで開発を進めてきた第1弾モデル「AFEELA(アフィーラ)1」と第2弾モデルの開発・発売を中止する。ホンダが今月発表した四輪電動化戦略の見直しを受け、ホンダからの提供を前提としていた技術やアセットの活用が困難な状況になったため。アフィーラ1を既に予約している顧客には返金手続きを行う。今後の事業の方向性については両社で協議を継続するという。 ■明治ホールディングス <2269> 3,926円 -24 円 (-0.6%) 11:30現在 明治ホールディングス<2269>は軟調。25日取引終了後、26年3月期連結業績予想について純利益を540億円から365億円(前期比28.1%減)へ下方修正すると発表した。中国子会社における固定資産の減損損失や構造改革に伴う損失を計上するため。これが嫌気されている。 ■ココペリ <4167> 358円 +80 円 (+28.8%) ストップ高 11:30現在 ココペリ<4167>が3日続伸となっている。同社はきょう午前9時ごろ、4月以降にサービス開始を予定する海外ビジネスマッチングプラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL(ビッグアドバンスグローバル)」が、みずほ銀行に導入されることが決まったと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。ビッグアドバンスグローバルは、日本企業と海外企業が国境や言語の垣根を越えて出会い、ビジネスの可能性を広げるための新サービス。両社が提供に関する正式契約を締結したことで、みずほ銀及び同行の顧客が利用することが可能になるほか、同サービスを将来的にASEAN地域に拡大する計画を進めるとしている。 ●ストップ高銘柄 シンカ <149A> 1,301円 +300 円 (+30.0%) ストップ高 11:30現在 アミタホールディングス <2195> 441円 +80 円 (+22.2%) ストップ高 11:30現在 東京衡機 <7719> 675円 +100 円 (+17.4%) ストップ高 11:30現在 地盤HD <6072> 1,065円 +150 円 (+16.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 など、5銘柄 ●ストップ安銘柄 ライトアップ <6580> 879円 -300 円 (-25.5%) ストップ安 11:30現在 など、1銘柄 株探ニュース