株価指数先物【寄り前】 押し目狙いのロング対応で13週線突破を見極め

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先物

大阪3月限ナイトセッション
日経225先物 53600 +120 (+0.22%)
TOPIX先物 3634.0 +13.5 (+0.37%)
シカゴ日経平均先物 53640 +160
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 25日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。米国がイランに和平案を提示したことで、中東の情勢悪化への警戒が薄れ、投資家のリスク回避姿勢がやや後退した。原油先物価格が下落したほか、米長期金利が低下したことも支えになった。ただ、イラン国営放送プレスTVは、イランが米国の停戦案を拒否し、独自の停戦条件を提示したと報じており、交渉の前進を見極めたいとする様子見姿勢も強かった。

 NYダウ構成銘柄ではメルク、シャーウィン・ウィリアムズ、ハネウェル・インターナショナル、エヌビディアが2%を超える上昇。一方、ベライゾン・コミュニケーションズ、ユナイテッドヘルス・グループ、ナイキ、シェブロンが軟調。

 シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比160円高の5万3640円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比140円高の5万3620円で始まった。直後に5万4120円まで上昇する場面もみられたが、買い一巡後は5万3350円~5万3900円辺りで推移し、米国市場の取引開始後には5万3170円まで下げた。その後持ち直し、終盤にかけては概ね5万3550円~5万3800円辺りで保ち合い、日中比120円高の5万3600円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まりそうだ。ナイトセッションの開始直後に5万4000円台を回復した後は、膠着感の強い展開となっている。米国・イスラエルとイランの停戦協議への期待がある一方で、協議の進展や合意の実現性に懐疑的な見方も根強く、ポジションを傾けにくい状況であろう。

 ただ、5万3170円まで軟化する場面もあったが、75日移動平均線(5万3220円)を上回っての推移が目立っており、同線のほかボリンジャーバンドの-1σ(5万2930円)が支持線として意識されやすいだろう。一方で、積極的な上値追いのロングは限られるとみられるが、25日線(5万5070円)とのレンジに入りそうだ。

 週足では-1σ(5万1990円)と13週線(5万4170円)とのゾーンになる。まずは5万4000円での攻防から13週線を明確に上抜けてくるかを見極めながら、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。そのため、オプション権利行使価格の5万3000円から5万4000円のレンジを想定。13週線突破の場面では、5万3750円から5万4750円辺りが意識されそうである。

 25日の米VIX指数は25.33(24日は26.95)に低下した。26.67をつける場面もみられたが、その後は+1σ(26.48)に上値を抑えられる形で下げている。ただ、上向きで推移する25日線(23.40)が支持線として機能しているため、方向性としては上昇基調を続けている。中東情勢を巡る期待と不安が交錯するなかでは、投資家心理を神経質にさせよう。

 昨日のNT倍率は先物中心限月で14.77倍(24日は14.73倍)に上昇した。14.69倍に低下する場面もみられたが、-2σ(14.69倍)が支持線として機能する形で切り返しており、一時14.80倍と-1σ(14.80倍)を捉えている。リバランス中心で明確なトレンドは出ておらず、スプレッドは狙いにくい状況である。

株探ニュース

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