話題株ピックアップ【夕刊】(3):日本取引所、雪印メグ、すかいらーく
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■日本取引所グループ <8697> 1,881.5円 +34.5 円 (+1.9%) 本日終値 日本取引所グループ<8697>が高い。きょう正午ごろ、26年3月期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高予想を前回予想の1760億円から1980億円(前期比22.0%増)、最終利益予想を650億円から785億円(同28.5%増)に引き上げた。同時に期末配当予想を11円増額の36円としており、業況と株主還元姿勢を評価した買いが集まった。最近の市況動向を踏まえ、通期における1日の平均売買代金・取引高について見直したところ、株券等及び長期国債先物取引、日経平均株価指数オプション取引が前回予想を上回る見通しになった。年間配当予想は61円となり、株式分割後考慮ベースの前期実績から15円50銭の増配となる。 ■雪印メグミルク <2270> 3,305円 +55 円 (+1.7%) 本日終値 雪印メグミルク<2270>が続伸。24日の取引終了後に自社株691万6400株(消却前発行済み株数の9.78%)を3月31日付で消却すると発表したことが好感された。消却後の発行済み株数は6383万5455株となる。 ■すかいらーく <3197> 3,416円 +28 円 (+0.8%) 本日終値 すかいらーくホールディングス<3197>は続伸。24日取引終了後、和食チェーン「しんぱち食堂」を運営するしんぱち(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。2024年の「資(すけ)さんうどん」買収に続き、圧倒的な顧客支持を持つ同企業をグループに迎えることで低価格帯のブランドポートフォリオを更に強靱化する狙いがある。株式譲渡実行日は4月30日を予定している。 ■野村原油 <1699> 578.8円 -7.2 円 (-1.2%) 本日終値 NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信<1699>やWTI原油価格連動型上場投信<1671>といった原油ETFが安い。米原油先物相場は、時間外取引でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が一時86ドル台に下落した。24日の清算値(終値に相当)は92.35ドルだった。米国とイランの停戦協議への期待が強まるなか、米ニューヨーク・タイムズが「米国がイランに対し15項目の和平計画を送った」と報道したと伝わり、原油価格は軟調な値動きとなっている。 ■神戸製鋼所 <5406> 1,957円 -22 円 (-1.1%) 本日終値 神戸製鋼所<5406>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券は24日、同社株の投資判断を3段階の真ん中の「イコールウエート」から最下位の「アンダーウエート」に引き下げた。目標株価は2100円から1700円に見直した。26年度に向けて独自の増益要因に乏しく減配リスクもあることを警戒している。また、同証券では、業界投資判断を3段階評価の最下位にあたる「Cautious」に引き下げた。鉄鋼のファンダメンタルズに好転の兆しがない中、中東情勢緊迫化によるエネルギーコスト増を背景にしたマージン悪化を懸念している。日本製鉄<5401>の投資判断は「オーバーウエート」を継続するものの目標株価は780円から700円に引き下げた。JFEホールディングス<5411>は「イコールウエート」を継続したが、目標株価は2000円から1700円に見直した。 ■DM三井製糖 <2109> 3,400円 -35 円 (-1.0%) 本日終値 DM三井製糖<2109>が反落。24日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、最終利益を77億円から39億円(前期比38.0%減)へ下方修正したことが嫌気された。子会社に関連する固定資産について減損損失60億円を特別損失として計上することなどが要因としている。なお、売上高2000億円(前期比11.9%増)、営業利益123億円(同11.1%減)は従来見通しを据え置いている。 ■チタン工業 <4098> 1,298円 +280 円 (+27.5%) 本日終値 チタン工業<4098>が急騰。同社は酸化チタンの草分けとしてこれまで培った技術を電池分野などに応用し実績を上げている。特に高機能の超微粒子酸化チタンに傾注しているが、市場では「時価総額50億円未満で小型の品薄株としての値動きの速さに着目した仕掛け」(中堅証券ストラテジスト)という指摘がある。今年1月中旬にも決算発表を契機に800円台の株価を短時日で1730円まで約2倍化させた経緯がある。一方、株価刺激材料として「ペロブスカイト太陽電池分野で同社の技術に注目する動きが少なからずある」(ネット証券アナリスト)という声が聞かれる。今週23日に日本経済新聞が、産業技術総合研究所の研究員らがペロブスカイト太陽電池の耐久性を高める技術を開発したと報じている。ペロブスカイト太陽電池は高温環境下では「正孔輸送層」を構成する材料が熱で拡散することが劣化の主原因となっているという。そうしたなか、酸化チタンはペロブスカイト太陽電池の拡散を防止するバリア層として貢献し電池の耐久性を高める役割を果たすことから、高度な技術力を持つチタン工業に投資マネーの視線が向いた。同分野における同社の活躍余地が買いの根拠の一つとして意識されているもようだ。なお、有配企業ながらPBRが0.7倍前後とバリュー株としての水準訂正余地も買いを誘引する安心材料となっている。 ■アステリア <3853> 1,519円 +280 円 (+22.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率トップ アステリア<3853>が急伸。宇宙開発企業の米スペースXが早ければ今週にも新規株式公開(IPO)に向けて目論見書の提出を目指していると海外メディアが報じた。アステリアはスペースXの株式を保有する企業として株式市場では知られており、報道が同社株の刺激材料となったようだ。米メディアのジ・インフォメーションが報じた。 ■地盤HD <6072> 915円 +150 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値 地盤ネットホールディングス<6072>がストップ高。同社を巡っては2月に元芸人で著名投資家の井村俊哉氏が代表を共同で務めるKaihou(東京都港区)が地盤HDの大株主に浮上したことが判明。同月16日に地盤HDはKaihouと戦略的連携の可能性についての協議を開始したと発表したことも相まって、急騰劇を演じた経緯がある。そのKaihouの井村氏らが「Forbes JAPAN」5月号のカバーストーリーに取り上げられることがこの日明らかとなり、投資家の注目を集める格好となったようだ。 ■Photosynth <4379> 516円 +80 円 (+18.4%) ストップ高 本日終値 Photosynth<4379>がストップ高。同社は24日の取引終了後、アマゾン・ウェブ・サービス・ジャパン(AWSジャパン)が提供するフィジカルAI開発支援プログラムに採択されたと発表。これを手掛かりとした買いが入った。フィジカルAI領域における研究開発を加速させ、無人化・省人化ソリューションのための業務支援ロボットの社会実装を目指す。同プログラムはAWS上でロボット基盤モデルなどを開発する日本法人や団体を支援するもので、採択者は技術支援のほか、開発費用を一部カバーするAWSクレジットの提供などが受けられる。 ●ストップ高銘柄 アスタリスク <6522> 1,300円 +300 円 (+30.0%) ストップ高 本日終値 Terra Drone <278A> 4,095円 +700 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値 売れるG <9235> 708円 +100 円 (+16.5%) ストップ高 本日終値 ぷらっとホーム <6836> 1,091円 +150 円 (+15.9%) ストップ高 本日終値 リバーエレテック <6666> 748円 +100 円 (+15.4%) ストップ高 本日終値 など、11銘柄 ●ストップ安銘柄 ライトアップ <6580> 1,179円 -400 円 (-25.3%) ストップ安 本日終値 農中リート2 <530A> 2,493円 -770 円 (-23.6%) ストップ安 本日終値 インフォメティス <281A> 560円 -100 円 (-15.2%) ストップ安 本日終値 パワーエックス <485A> 4,180円 -700 円 (-14.3%) ストップ安 本日終値 以上、4銘柄 株探ニュース