話題株ピックアップ【夕刊】(2):特殊陶、ダイコク電、カメイ
投稿:
■日本特殊陶業 <5334> 7,466円 +397 円 (+5.6%) 本日終値 日本特殊陶業<5334>は3日ぶりに急反発。23日の取引終了後、26年3月期連結業績・配当予想の上方修正を発表した。今期の最終利益予想は従来の見通しから260億円増額して1160億円(前期比25.2%増)に見直した。減益予想から一転、最高益更新を計画する。期末配当予想は19円増額修正し112円に引き上げており、評価された。今期の売上高予想は360億円増額して7240億円(同10.9%増)に修正した。米国の追加関税措置による影響が軽減するほか、円安が寄与。保有する投資有価証券の評価益も計上する。年間配当予想は205円(前期は178円)となる。 ■ダイコク電機 <6430> 2,492円 +115 円 (+4.8%) 本日終値 ダイコク電機<6430>は3日ぶりに急反発。23日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高予想を前回予想の510億円から540億円(前期比6.1%減)、営業利益予想を75億円から90億円(同26.5%減)に引き上げた。同時に株主優待制度を変更すると開示。27年3月期から保有期間と保有株式数に応じ、1000~6000円相当のデジタルギフトを贈呈する。保有株式数の区分を見直すなど、利便性の向上を図っており、これらを評価した買いが集まった。26年3月期は市場全体でスマートパチンコの導入が想定を上回るなか、カードユニット「VEGASIA」の販売が堅調に推移する。そのほか、新製品「BiGMO XCEL」「TJ-01」及び準新製品「REVOLA2」「DUALINA」も好調。グループ会社が開発したスマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」やゲームタイトル「首都高バトル」も業績に寄与する。株主優待は100株以上300株未満を保有する株主に1000~3000円相当のデジタルギフト、300株以上を保有する株主に4000~6000円相当のデジタルギフトを贈る。従来は優待品がQUOカード。保有株式数による区分は500株以上と1000株以上が基準になっており、上限は5000円相当だった。今回の制度変更により、例えば300株以上を3年以上保有する株主が受け取る株主優待はQUOカード3000円相当から、デジタルギフト6000円相当に増える。なお、当面はQUOカードも優待品として選ぶことができるという。 ■カメイ <8037> 3,190円 +135 円 (+4.4%) 本日終値 カメイ<8037>は3日ぶり反発。23日取引終了後、株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月末時点で100株以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、保有株式数に応じてQUOカードやカタログギフトを贈呈する。初回の今年3月分については1年以上継続保有の条件を適用しない。これが好感された。 ■ステラ ケミファ <4109> 4,915円 +205 円 (+4.4%) 本日終値 ステラ ケミファ<4109>は後場上げ幅を拡大。きょう午後2時30分ごろ、通期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高予想を従来予想の360億円から362億円(前期比0.2%減)、営業利益予想を41億円から44億5000万円(同2.6%増)に引き上げた。各利益は減益予想から一転、増益を見込む。同時に期末配当予想は創業110周年の記念配当10円を加え95円へ増額すると開示。業況と株主還元姿勢を好感した買いが集まった。高純度薬品事業の主力である半導体部門において、AI向け半導体を中心に販売が堅調に推移している。原料価格上昇に伴う価格転嫁の実施も相まって、売上高が前回計画を上回る。電子材料部門のフッ化カリウムはデータセンター向けの需要が増え出荷が好調に推移する。年間配当予想は180円(前期実績は170円)になる。 ■三谷産業 <8285> 716円 +26 円 (+3.8%) 本日終値 三谷産業<8285>が3日ぶりに反発。この日の午前中に26年3月期の連結業績予想について、売上高を1160億円から1170億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を30億円から32億円(同54.3%増)へ、純利益を30億円から34億円(同39.3%増)へ上方修正したことが好感された。空調設備工事関連事業で首都圏の大型新築工事が順調に進捗するとともに、一部案件の出来高(実際に完了した工事量や進捗量)が想定を上回っていることが売上高・利益を押し上げる。また、政策保有株式の売却により投資有価証券売却益を計上することも寄与する。 ■あすか薬HD <4886> 2,215円 +78 円 (+3.7%) 本日終値 あすか製薬ホールディングス<4886>が3日ぶりに反発。23日の取引終了後に、36年3月期に売上高1500億円、営業利益率15%を目指す長期ビジョンと、29年3月期に売上高850億円(26年3月期予想710億円)、営業利益率10%(同8.5%)を目指す中期経営計画を策定したと発表しており、好材料視された。国内医療用医薬品事業でスペシャリティ領域の更なる拡充による収益力の強化を図るほか、事業ポートフォリオの拡充や海外事業の進展などに注力する。 ■ギフティ <4449> 1,059円 +30 円 (+2.9%) 本日終値 ギフティ<4449>が3日ぶりに反発。この日、25年度の補正予算で追加・拡充された「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金(重点支援地方交付金)」を活用した、生活者支援施策において、全国11自治体の対象事業に採択されたと発表しており、好材料視された。自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム」やデジタルギフトを活用した法人・自治体向けサービス「giftee for Business」を提供する。また、この日時点で全国の約280の自治体から問い合わせが来ており、今後も採択した自治体で順次サービス提供を行う予定としている。 ■日本化学産業 <4094> 2,565円 +55 円 (+2.2%) 本日終値 日本化学産業<4094>が高い。午後1時ごろに26年3月期の連結業績予想について、売上高を262億円から278億9000万円(前期比9.6%増)へ、営業利益を26億8000万円から33億4000万円(同16.8%増)へ上方修正したことが好感された。販売数量の拡大や非鉄金属相場の上昇などが売上高・営業利益を押し上げる見通し。なお、リチウムイオン電池正極材の製造受託事業の終了に伴い減損損失を計上することから、最終利益は22億2000万円から21億8000万円(同7.5%減)へ下方修正した。 ■西松屋チェーン <7545> 2,113円 +36 円 (+1.7%) 本日終値 西松屋チェーン<7545>は3日ぶりに反発。23日の取引終了後に発表した3月度(2月21日~3月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比3.5%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが材料視された。客数が伸び、春物衣料や夏物衣料の売り上げが好調だったほか、育児・服飾雑貨も好調に推移した。なお、全店売上高は同7.4%増だった。 ■東急 <9005> 1,851円 +30 円 (+1.7%) 本日終値 東急<9005>と阪急阪神ホールディングス<9042>が高い。SMBC日興証券は23日、両社株の投資評価を3段階で最上位の「1」でカバレッジを開始した。目標株価は、東急は2500円、阪急阪神は5500円とした。同証券では、東急は渋谷を中心にプライムアセットを多く保有しており、インフレによる資産価値増加を民鉄各社での相対比較で最も享受できると評価。また、阪急阪神は海外不動産を主なドライバーとして好調な利益モメンタムと高水準の株主還元が継続する見通しで、やはりインフレによる資産価値増加を最も享受できる民鉄の1社とみている。 株探ニュース