<動意株・23日>(大引け)=ヒュマメイド、高圧ガスなど
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HUMAN MADE<456A.T>=5連騰と気を吐く。同社はストリートファッションなどアパレルブランドを展開し、昨年11月に東証グロース市場に新規上場したニューフェース。今年3月16日に発表した27年1月期の単独業績予想は、売上高が3割近い増加で連続最高益の更新を計画する。高収益性に対して定評があるほか、松沼礼CEO兼COOはファーストリテイリング<9983.T>のユニクロでジャパンマーケティング統括部長を経験した人物。更に、元サンリオ<8136.T>常務の鳩山玲人氏がCSO(最高戦略責任者)として活躍する企業とあって、IP(知的財産)関連ビジネスの拡大を巡る市場の期待も根強い。株式分割実施も発表し、流動性の更なる向上が見込まれるなかで、成長性を評価した買い意欲が継続している。なお、同社は23日午前11時、タイ・バンコクに「HUMAN MADE BANGKOK」を28日にオープンすると発表している。 高圧ガス工業<4097.T>=朝安後に切り返し大幅反発。同社は産業・医療用ガスのサプライヤーで、溶解アセチレンの最大手。LNG(液化天然ガス)やアンモニアなど取り扱うガスは多岐にわたる。このうちヘリウムに関してはホルムズ海峡が事実上の封鎖状態となり、世界有数の供給国であるカタール産ヘリウムが供給難の状態となっている。代替手段としては米国からの輸入という手があるものの、調達難の状態が長期化した場合、産業・医療用ガス各社がヘリウムの値上げに踏み切るとの思惑が株式市場に広がっているもよう。高圧ガスの業績は安定的に拡大しており、26年3月期の営業・経常利益は過去最高益更新を計画。プライム銘柄ながらPBR(株価純資産倍率)は足もと0.8倍近辺にとどまっており、資本効率の向上余地に着目する向きもあって投資マネーが流入する格好となったようだ。 ステラファーマ<4888.T>=ストップ高で新値街道快走。昨年来高値を連日更新している。きょう午前10時ごろ、中国・鵬博(海南)BNCTセンターにおいて、3月19日に頭頸部癌を対象として第1例目となるBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)による治療が実施されたと発表しており、材料視した買いが集まっている。同センターがある海南島医療特区は医療ツーリズムの促進を図る規制緩和特別地域であり、中国国内での未承認品である場合も、他国で既に承認を取得しているなどの条件を満たした医療機器及び医薬品については輸入許可が認められる。実臨床データは中国本土での承認申請にも活用でき、ステラファは海南島医療特区への進出を足掛かりに、BNCTの中国展開を進める。 明海グループ<9115.T>=大幅高で5日連続の大陽線。中東情勢が緊迫化するなか、原油高と連動してタンカー市況も高騰しており、これを手掛かり材料に投資マネーの流入が顕著だ。市場では「足もとで共栄タンカー<9130.T>が増し担保規制に伴い買いが入りにくくなっており、明海グループの方に短期資金がシフトしている」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もある。イランは歴史的に日本との関係性が良好で、日本の船舶に関しては「(ホルムズ海峡の)通行を認める用意がある」と表明していることも、今後流動的な状況が予想されるとはいえ、投機性の強い資金の買いの根拠となっている。 フリークアウト・ホールディングス<6094.T>=全体地合い悪に抗し反発。ネット広告配信事業を主力展開するが、ビッグデータ分析により広告の取引をリアルタイムで実施し、配信の効果向上を特長としている。ユーチューブ広告配信などが好調で、業績は会社側の想定を大きく上回って推移している。そうしたなか、前週19日取引終了後に26年9月期業績予想の修正を発表、営業利益段階で従来予想の7億円から13億円(前期は9600万円)と大幅に上乗せされ、これが株価の押し上げ材料となっている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS