高千穂交易、今期経常を14%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当は実質7%減額
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高千穂交易 <2676> [東証P] が3月19日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の21億円→24億円(前期は20億円)に14.3%上方修正し、増益率が4.8%増→19.8%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の15億円→14億円(前期は14.5億円)に6.7%下方修正し、一転して4.0%減益見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.1億円→14.1億円(前年同期は11.9億円)に26.9%増額し、一転して18.6%増益計算になる。 同時に、今期の年間配当を従来計画の80.5円→75円(前期は1→2の株式分割前で160円)に修正し、25年5月に実施した1→2の株式分割を考慮すると、実質6.8%減額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 (1) 経常利益について為替相場が円安基調で推移していることから、為替差益を計上する見込みとなっていることに加え、当社が出資するベンチャーキャピタルファンドにおいて、当該ファンドの出資先の株式売却にともない投資事業組合運用損が減少する見込みであることから、経常利益は前回予想を大幅に上回る見通しです。なお、為替差益につきましては、2026年3月31日の為替レートにより大きく変動する可能性があるため、今後の為替動向によっては業績予想に影響を及ぼす可能性があります。(2) 特別損失の計上について当社が保有するMDT Innovations社の投資有価証券につきまして、同社の業績悪化に伴い、取得価額と比較して、実質価額が著しく下落した状況となっております。このような状況を踏まえ、当社では当該投資有価証券の回復可能性について慎重に検討した結果、2026年3月期において、投資有価証券評価損337百万円を特別損失として計上する見込みであります。MDT Innovations 社の業績悪化の原因及び状況の詳細については調査を継続しており、外部専門家とも協議の上、適切に対応してまいります。 当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題と位置づけておりますが、上記のとおり特別損失を計上すること等により、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を下回る見込みとなったことから、配当予想を修正することといたしました。なお、当社は2025年3月21日に開示した中期経営計画2025-2027の資本政策において、2026年3月期は配当性向100%を継続し、2027年3月期以降は累進配当制を採用する方針としております。本開示において公表する配当予想は、現時点での業績予想に基づき算定したものであり、2026年5月12日に予定している決算発表時において、確定した当期純利益を基に配当性向100%で再算定した金額を、最終的な配当額として決定する予定です。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。株主の皆様には、深くお詫び申し上げますとともに、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。