話題株ピックアップ【昼刊】:リガクHD、ベイカレント、INPEX

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■リガクHD <268A>  2,033円   +127 円 (+6.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 リガク・ホールディングス<268A>は全体リスクオフ相場に逆行し続伸、2000円大台を回復した。X線分析装置で世界屈指の競争力を有するが、最先端半導体向けなどの製造工程で高水準のニーズがある。AIデータセンター向け記憶装置(ストレージ)として需要が沸騰しているSSD用NANDメモリーや、GPUとセットで配置される計算用保存メモリーHBM(高帯域幅メモリー)向けで、同社の商品競争力は極めて高い。SSD関連需要の取り込みは、業績絶好調のキオクシアホールディングス<285A>との取引に反映されるほか、爆発的なGPU需要と並行したHBM需要の拡大も同社の収益機会を高めている。26年12月期は営業16%増益を予想するが、27年12月期も2ケタの利益成長が有力視される状況下、足もとでは「需給要因から貸株市場経由のショートポジション解消(買い戻し)を促す動き」(中堅証券ストラテジスト)が指摘されている。

■ベイカレント <6532>  4,621円   +193 円 (+4.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 ベイカレント<6532>が全般相場下落のなか逆行高している。18日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を660万株(自己株式を除く発行済み株数の4.34%)、または300億円としており、取得期間は4月15日から7月31日まで。なお、取得した自社株は全数を8月19日付で消却する。

■INPEX <1605>  4,764円   +89 円 (+1.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 INPEX<1605>が逆行高。株価は3日続伸し連日の最高値更新となっている。石油資源開発<1662>もしっかり。米原油先物相場は18日の時間外取引で、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が一時、1バレル=100.55ドルに上昇し100ドルを突破した。イランのサウス・パルス・ガス田が18日にイスラエルからの攻撃を受け、イランはカタールの主要エネルギー施設を攻撃したと伝わった。18日の清算値は前日比0.11ドル高の96.32ドルだった。イラン情勢が悪化するなか、原油価格が上昇基調を強めておりINPEXや石油資源開発への買いが流入している。

■TOA <6809>  1,818円   +24 円 (+1.3%)  11:30現在
 TOA<6809>は続伸している。18日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高予想を前回予想の545億円から553億円(前期比9.2%増)、最終利益予想を27億5000万円から32億5000万円(同37.3%増)に引き上げた。あわせて期末配当予想に業績連動配当3円を加え48円へ増額すると開示しており、これらを好感した買いが入っている。国内販売が堅調であるうえ、海外セグメントについても為替レートが円安で推移していることから、売上高は前回計画を上回る。人的資本投資や研究開発投資といった投資優先順位を精査した結果、営業費用が増えたため営業利益予想は据え置いたが、為替差益や受取配当金の増加、当初見込んでいなかった法人税の税額控除の適用などにより最終増益幅が拡大する。年間配当予想は88円(前期実績は40円)となる。

■商船三井 <9104>  7,070円   +56 円 (+0.8%)  11:30現在
 商船三井<9104>が地合い悪に逆行し3連騰。きょうの高値まで3営業日で20%を超える急上昇で異彩を放っている。アクティビストとして名を馳せる米エリオット・インベストメント・マネジメントは18日に声明を発表し、商船三井の株式を「相当額保有している」ことを明らかにするとともに、商船三井が今後発表する予定の中期経営計画において野心的な内容となるように協働していく意向を示した。企業価値が著しく過小評価されているとの認識をもとに、経営改善や株主還元強化に対する圧力を高める姿勢を明示していることで、これが同社株の先高期待を喚起し投資資金の流入を促している。

■住友金属鉱山 <5713>  9,288円   -727 円 (-7.3%)  11:30現在
 住友金属鉱山<5713>が急落。株価は前日に比べ7%を超す下落となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物4月物は18日、前日比112.00ドル安の1トロイオンス=4896.2ドルと大幅下落した。時間外取引では4800ドル前後まで値を下げ、2月上旬以来、約1カ月半ぶりの水準に売られた。18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、政策金利は据え置かれたが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で早期利下げ期待が後退。これを受け、米長期金利が上昇し金利の付かない金には売り材料に働いた。金価格の上昇を背景に値を上げてきた住友鉱には売りが膨らんでいる。

■キオクシア <285A>  22,345円   -1,045 円 (-4.5%)  11:30現在
 キオクシアホールディングス<285A>が大幅反落している。18日の取引終了後、米ベインキャピタルが保有するキオクシア株の一部を売却したことが明らかとなり、需給懸念から売られたようだ。同日に関東財務局に提出された変更報告書で判明した。ベイン傘下のBCPE Pangea(ケイマン)の共同保有割合は29.13%となり、直近の36.86%から低下した。

■東京エレクトロン <8035>  39,670円   -620 円 (-1.5%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が総じて売られている。前日の米国株市場では全体リスクオフ相場のなか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日ぶりに反落した。また、米株市場の取引終了後に開示された米半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーの決算発表は、市場予想を上回る好内容であったが、設備投資計画がコンセンサスよりも強めで、これに伴う財務圧迫を警戒して時間外取引で大きく値を下げた。これを受け東京市場でも半導体セクターへの売り圧力が顕在化している。東エレクやアドテストなど前日に大きく株価を上昇させていたこともあり、利食い急ぎの動きが下げを助長している。

■東京機械製作所 <6335>  561円   +60 円 (+12.0%) 一時ストップ高   11:30現在
 東京機械製作所<6335>が急伸し一時ストップ高の601円に買われる場面があった。18日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、最終利益を5000万円から6億8000万円(前期比97.1%増)へ上方修正したことが好感されている。訴訟関連収入4億5200万円を特別利益に計上することに加えて、繰延税金資産の回収可能性を勘案した結果、回収が見込まれる部分について繰延税金資産を計上する見通しであることが要因としている。同時に業績予想の見直しを行った結果、売上高は76億7000万円から81億4000万円(同10.0%増)へ、営業利益は2億6000万円から2億5000万円(同61.0%減)へそれぞれ修正している。

■リボミック <4591>  103円   +8 円 (+8.4%)  11:30現在
 リボミック<4591>は急反発。18日取引終了後、米国で出願していた抗interleukin-21(IL-21)アプタマーに関する物質特許について、特許査定を受けたと発表した。この特許はIL-21の作用を阻害する開発アプタマー(RBM-011)に関する物質と、その使用に関する技術におけるもの。日本を含む複数国に出願しており、既に日本では特許査定を受けている。これが材料視されているようだ。あわせて、umedaptanib pegol(抗FGF2アプタマー)を用いた軟骨無形成症の小児患者(2~14歳)を対象とする国内第3相臨床試験(検証的試験)の治験申請を、審査当局である医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出したことを明らかにした。今後、PMDAの14日間のレビュー期間を経て試験を開始するという。

■岡野バルブ製造 <6492>  13,790円   +950 円 (+7.4%)  11:30現在
 岡野バルブ製造<6492>は続伸している。同社は18日取引終了後、ソフトウェア開発で高い技術力を持つオルターブース(福岡市博多区)の株式を取得し、子会社化すると発表。これが材料視されているようだ。株式譲渡日は3月27日を予定。同社の顧客基盤や現場における知見及びハードウェア領域での強みと、オルターブースのソフトウェア開発力を融合し、製造業における課題解決提案の高度化、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連サービスの開発・提供体制の強化、並びに両社の連携強化による事業拡大を図ることが可能になるとしている。

■カウリス <153A>  1,090円   +40 円 (+3.8%)  11:30現在
 カウリス<153A>は大幅続伸している。18日の取引終了後、取得総数27万株(発行済み株式総数の4.14%)、取得総額3億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、材料視した買いが集まっている。取得期間は3月19日から6月19日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで実施。将来的なストックオプションの行使に備え自己株式を取得することで、新株発行による既存株主の持ち分価値及びEPS(1株利益)の希薄化を抑制する。

■ジャストプランニング <4287>  485円   +11 円 (+2.3%)  11:30現在
 ジャストプランニング<4287>が大幅続伸している。18日の取引終了後に、子会社JPパワーが保有するジャストプラ株36万8400株の全てについて、取得価額1億7351万円で自社株買いを実施すると発表したことが好材料視されている。

■夢展望 <3185>  234円   +5 円 (+2.2%)  11:30現在
 夢展望<3185>が高い。18日の取引終了後に、主力ブランドである「DearMyLove(ディアマイラブ)」で、サンリオ<8136>の人気キャラクター「クロミ」とのコラボレーション商品を3月24日に発売すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。セットアップ風コーデとしてクモレースセーラートップスやクモレースドロストスカート、耳付きアームバンドレースアップパーカー、その他雑貨アイテムなどを展開する予定で、ECサイトなどを通じて販売。キャラクターファン層からの新規顧客の流入やブランド認知の拡大が期待されている。

■レダックス <7602>  222円   +4 円 (+1.8%)  11:30現在
 レダックス<7602>がしっかり。18日の取引終了後に、保有する仙台市泉区の土地を親会社レダグループホールディングスへ売却したのに伴い、26年3月期に固定資産売却益約2億4000万円を特別利益として計上すると発表したことが好材料視されている。なお、同件が業績に与える影響は精査中としている。

■シンカ <149A>  920円   +150 円 (+19.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 シンカ<149A>がストップ高カイ気配。同社は18日の取引終了後、ソフトバンク<9434>傘下のSB C&Sと資本・業務提携すると発表。これを材料視した買いが集まった。顧客対応業務向けクラウド型コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」を展開するシンカはIT関連の製品・サービスを提供するSB C&Sと2024年8月に販売代理店契約を締結。SB C&Sの法人向け販売網を活用したカイクラの販売活動を展開してきた。両社の提携を中長期的な戦略パートナーシップに発展させ、カイクラの販売活動を一段と強化する。SB C&Sは市場買い付けによりシンカの株式を取得する予定。取得期間は今年3月23日から27年3月22日まで。取得対価の上限は2000万円とする。


●ストップ高銘柄
 シンカ <149A>  920円   +150 円 (+19.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 アーキテクツ <6085>  2,600円   -700 円 (-21.2%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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