リニカル、今期最終を赤字拡大に下方修正、配当も8円減額
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リニカル <2183> [東証S] が3月18日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結最終損益を従来予想の17億円の赤字→23.7億円の赤字(前期は5.3億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を32.8%毀損する規模となった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の7.7億円の赤字→14.5億円の赤字(前年同期は2.5億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の16円→8円(前期は16円)に大幅減額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 以下の理由から売上高が計画に届かず想定を下回ることとなり、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益について、2025年11月14日に公表いたしました通期の連結業績予想の修正が必要となったため、上記のとおり修正いたします。 日本においては、下期に受注を目指していた案件の獲得が目標に届かず業績が想定よりも下振れる見込みとなりました。また、欧米においては、米国、欧州、豪州を含む複数の大型国際共同治験を受注し当期中の開始を見込んでいましたが、米国の政府機関閉鎖の影響や先行する試験の遅延等により大部分の開始が遅れることとなったこと等から、業績が想定よりも下振れる見込みとなりました。 欧米では、前述の米国、欧州、豪州を含む複数の大型国際共同治験について翌期から本格稼働を見込むとともに、直近でさらに複数の大型案件を獲得したことに加え、米国の政府機関の影響等で停滞していた複数の新規案件の委託先決定に向けた期待が高まっております。引き続き業績改善に向けあらゆる施策を実行してまいります。 当社は、中長期的な成長による企業価値向上と利益還元のバランスの最適化を図ることを重要施策と位置付け、株主の皆様からお預かりした資本に対して如何に報いるかという視点に立ち、業績を勘案した配当施策を行い、安定的な利益還元を実施することを基本方針としております。 2026 年3月期の配当予想につきましては、通期業績予想を修正したことを踏まえ、上記の配当方針に則り、2025年5月15日の公表内容から期末配当を8.00円減配し、1株当たり8.00円とさせていただきます。