株価指数先物【引け後】 75日線と-1σとのレンジ内での推移

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先物

大阪6月限
日経225先物 53420 -110 (-0.20%)
TOPIX先物 3594.5 +6.5 (+0.18%)

 日経225先物(6月限)は前日比110円安の5万3420円で取引を終了。寄り付きは5万4140円と、シカゴ日経平均先物(5万4275円)にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まった。ただ、直後につけた5万4250円を高値にロング解消とみられるショートの動きが優勢となり、前場中盤にかけて5万3550円まで上げ幅を縮める場面もみられた。前場終盤は再びロング優勢の流れから、5万3600円~5万3850円辺りでの推移となった。

 後場に入ってもこのレンジ内での推移を続けていたが、中盤以降にこれを下放れる形となり、終盤にかけて軟化し、5万3250円まで売られる場面もみられた。引け間際にはショートカバーから、やや下落幅を縮めて終えている。

 原油先物価格の上昇一服を手掛かりにロングが先行する形で始まったが、アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]が買い一巡後に下落に転じたことで、ショートを誘う形となったようである。また、ボリンジャーバンドの-1σ(5万4210円)では強弱感が対立しやすく、同バンドに上値を抑えられる形だった。

 午後は原油先物価格がやや上昇したほか、米株先物の弱い値動きを受けてショートを仕掛けやすくさせた。ただし、75日移動平均線(5万2920円)を割り込む勢いはなかった。結局は75日線と-1σとのレンジ推移であり、レンジ突破を狙った積極的な売買は限られていたことが窺える。75日線水準での押し目狙いのロング対応から、-1σ接近ではロング解消に向かわせそうであり、このレンジブレイクを待つことになろう。

 週間形状では上向きで推移する13週線(5万3970円)が抵抗線として意識されている状況である。同線を明確に上抜けないと、5万4000円接近では戻り待ち狙いのショートが入りやすいだろう。上値を抑えられる状況が続くと、再び26週線(5万1430円)水準を仕掛けてくる可能性がありそうだ。

 一方で13週線水準は日足の-1σが位置していることもあり、これをクリアしてくると25日線が位置する5万5950円辺りが射程に入ってくることになろう。中東情勢を受けた原油先物価格の動向など積極的に手掛けにくい需給状況ながら、75日線を支持線とした煮詰まり感が意識されてきそうである。

 NT倍率は先物中心限月で14.86倍に低下した。14.94倍をつける場面もみられたが、25日線(14.93倍)に上値を抑えられる形となり、その後は14.81倍まで低下して75日線(14.85倍)を割り込む場面もあった。14.80倍~14.90倍辺りでの推移が続いており、スプレッドは狙いにくいだろう。

 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が8515枚、ソシエテジェネラル証券が6497枚、バークレイズ証券が4679枚、モルガンMUFG証券が1339枚、JPモルガン証券が1282枚、ゴールドマン証券が1023枚、みずほ証券が679枚、松井証券が665枚、SBI証券が603枚、サスケハナ・ホンコンが583枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万7560枚、ABNクリアリン証券が1万1174枚、バークレイズ証券が7684枚、JPモルガン証券が3813枚、ゴールドマン証券が2928枚、モルガンMUFG証券が2858枚、ビーオブエー証券が1461枚、サスケハナ・ホンコンが866枚、UBS証券が773枚、シティグループ証券が726枚だった。

株探ニュース

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