話題株ピックアップ【夕刊】(2):KSK、あいちFG、スクリン

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■KSK <9687>  4,490円   +135 円 (+3.1%)  本日終値
 KSK<9687>が後場上げ幅を拡大。午後1時30分ごろに26年3月期の連結業績予想について、売上高を254億円から257億5000万円(前期比9.1%増)へ、営業利益を26億2000万円から27億1700万円(同12.3%増)へ、純利益を19億7000万円から20億3100万円(同9.2%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を163円から168円(前期124円)へ引き上げたことが好感された。人的資本投資を積極的に行う一方で、契約単価の見直しによる収益改善や、成長分野へのシフトが進んだことなどが要因としている。

■あいちFG <7389>  6,210円   +180 円 (+3.0%)  本日終値
 あいちフィナンシャルグループ<7389>が3連騰。16日の取引終了後、地銀を中心に投資するありあけキャピタル(東京都中央区)があいちFGの株式を買い増していたことが明らかになり、思惑視されたようだ。関東財務局に提出された変更報告書によると、ありあけキャピタルの保有割合は8.36%から9.38%に上昇した。報告義務発生日は9日。保有目的は純投資及び「状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」としている。

■スクリン <7735>  19,440円   +185 円 (+1.0%)  本日終値
 SCREENホールディングス<7735>が続伸。SMBC日興証券は16日、同社株の投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」へ引き上げた。目標株価も1万5000円から2万5000円に見直した。同証券では、収益性の改善が着実に進みつつあることを評価。決算実績及び足もとの顧客投資動向を反映し、業績予想を修正している。

■カプコン <9697>  3,578円   +16 円 (+0.5%)  本日終値
 カプコン<9697>は堅調。16日取引終了後、今年2月に発売したシリーズ最新作「バイオハザード レクイエム」の全世界販売本数が600万本を突破したと発表した。これはシリーズ史上最速のことという。今後、追加コンテンツの投入を予定している。

■テスホールディングス <5074>  673円   +2 円 (+0.3%) 一時ストップ高   本日終値
 テスホールディングス<5074>が急伸し、昨年来高値を更新した。同社は16日の取引終了後、子会社のテス・エンジニアリングがSustech(東京都港区)とともに、再生可能エネルギーで発電した電力を電気事業者が一定価格で一定期間買い取る既存のFIT制度を活用した発電所を「FIP制度」に転換し、蓄電池を併設することで収益を向上させる「FIP転換×蓄電池併設モデル」で協業を開始すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。再エネ発電事業者が発電した電気について、卸電力取引市場や相対取引で売電した際に基準価格と市場価格の差額をプレミアム額として交付するFIP制度に転換し、蓄電池を追加設置して運用するモデルは、市場価格の高い時間帯に放電をすることにより収益の改善が期待できることから、注目を集めているという。SustechはFIP転換後の事業性評価やAI電力運用システムを用いたアグリゲーションを、テス・エンジニアリングは既設設備への蓄電池設置設計及び工事を担い、事業者に対し一気通貫で支援する体制を構築する。

■パワーエックス <485A>  5,310円   -360 円 (-6.4%)  本日終値
 パワーエックス<485A>は上昇一服。東京証券取引所が17日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表した。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売りが出ており、直近までの好決算を背景とした株高基調にブレーキがかかる格好となった。なお、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。

■アドバンテスト <6857>  23,545円   -595 円 (-2.5%)  本日終値
 アドバンテスト<6857>は一進一退の動き。半導体関連株は東京エレクトロン<8035>が堅調に推移する半面、レーザーテック<6920>が冴えない展開となるなど、高安まちまちとなっている。エヌビディアが16日、開発者会議「GTC」を開き、ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が基調講演を行った。このなかでAI半導体の「ブラックウェル」や「ルービン」の売上高について、2027年末までに1兆ドル以上の水準になるとの見方を示した。同日の米株式市場でエヌビディア株は一時4%を超す上昇となった後に伸び悩み、上値追いに慎重な姿勢が示される格好となった。イランを巡る軍事衝突の長期化懸念がくすぶるなか、東京市場においてエヌビディアの開発者会議の内容を受け、半導体関連に対し買い上がる姿勢は今のところ限られている。

■シスメックス <6869>  1,370円   -29.5 円 (-2.1%)  本日終値
 シスメックス<6869>が6日続落。野村証券は16日、同社株のレーティングを3段階の最上位の「バイ」から真ん中の「ニュートラル」に引き下げた。目標株価は3000円から1600円に見直した。同社では13日に新中期経営計画の説明会を行ったが、同計画の経営資源配分では株価の回復は遠い、と指摘している。同証券ではコア3事業(血球計数、血液凝固、尿検査)による競争力強化に取り組むとみていたが、説明会では多角化を進める方針も維持された。同証券では、取捨選択によってコア3事業に集中した収益力回復が必要な局面とみている。

■野村原油 <1699>  609.5円   -6.2 円 (-1.0%)  本日終値
 NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信<1699>やWTI原油価格連動型上場投信<1671>、WisdomTree WTI 原油上場投資信託<1690>といった原油ETFが安い。16日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前週末比5.21ドル安の1バレル=93.50ドルと下落した。複数のタンカーがホルムズ海峡を通過しているとのメディア報道が伝わり、原油価格が下落した。

株探ニュース

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