株価指数先物【引け後】 75日線、-2σが支持線として機能するかを見極め

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先物

大阪6月限
日経225先物 53370 -850 (-1.56%)
TOPIX先物 3592.5 -25.5 (-0.70%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(6月限)は前日比850円安の5万3370円で取引を終了。寄り付きは5万3650円と、シカゴ日経平均先物(5万3570円)にサヤ寄せする形で売りが先行した。メジャーSQに絡んだインデックス売りが集中したことで、現物の寄り付き直後には5万2810円まで下落幅を広げる形になった。ただ、その後は急速に下げ幅を縮める動きからショートカバーを誘い、前場中盤にかけては5万3850円まで持ち直した。

 その後は前場終盤にかけて再び弱含み、ランチタイムで5万3500円を割り込み、後場中盤にかけて5万3380円まで売られたが、後場は概ね5万3400円~5万3700円辺りのレンジ推移が続いた。

 3月限のSQ値は5万2909.45円だった。日経平均株価がこれを割り込まなかったことで、安心感につながったようである。また、日経225先物も75日移動平均線(5万2800円)が支持線として意識されたほか、前場中盤にかけて原油先物価格が低下し、為替では円安の動きが一服、さらにグローベックス米株先物がプラス圏で推移していたことが、カバーに向かわせたようである。

 前場半ば以降はレンジ推移となったが、SQ通過で需給が軽くなる一方で、中東情勢の緊迫化を背景にオーバーウィークのポジションを取りに行く動きは限られ、スキャルピング中心のトレードだったようだ。外部環境に落ち着きがみられるまでは、長期のポジションを取りにくくさせよう。

 日経225先物は75日線と下向きに転じてきたボリンジャーバンドの-2σ(5万2390円)を明確に割り込んでくるようだと、下へのバイアスが強まりやすいとみられる。トランプ米大統領はイランに対して「何が起こるか見ておけ」と警告したと報じられている。さらなる大規模な攻撃が警戒されるなか、今晩のナイトセッションではボラティリティの大きい相場展開が見込まれる。

 9日につけた5万1160円を割り込んでくると、オーバーシュート気味に-3σ(5万0640円)辺りが射程に入ってくる展開は想定しておきたいところである。一方で、75日線や-2σ水準が支持線として機能するようだと、25日線(5万5950円)辺りが意識されてきそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で14.85倍に低下した。14.91倍をつける場面もみられたが、25日線(14.91倍)に上値を抑えられる形で低下した。また、アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]の下げが日経平均型の重荷になっていることで、NTショートに振れやすい状況だった。

 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万2345枚、ソシエテジェネラル証券が1万0463枚、バークレイズ証券が7592枚、JPモルガン証券が2445枚、日産証券が1917枚、野村証券が1706枚、サスケハナ・ホンコンが1672枚、モルガンMUFG証券が1334枚、SBI証券が1248枚、みずほ証券が1106枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万1825枚、ABNクリアリン証券が1万6217枚、バークレイズ証券が1万3001枚、JPモルガン証券が4972枚、ゴールドマン証券が4883枚、モルガンMUFG証券が3629枚、ビーオブエー証券が2553枚、野村証券が2065枚、BNPパリバ証券が1998枚、サスケハナ・ホンコンが1550枚だった。

株探ニュース

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