前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―
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■グリーンエナ <1436> 3,660円 (+595円、+19.4%) 一時ストップ高 グリーンエナジー&カンパニー <1436> [東証G]が続急騰、一時ストップ高となった。10日の取引終了後、26年4月期第3四半期累計(25年5月-26年1月)の連結決算を発表した。売上高が111億5900万円(前年同期比46.2%増)、営業利益が5億4200万円(同2.4倍)だったとしており、材料視した買いが集まった。大型の系統用蓄電池システムの受注が相次いだ。 ■大盛工業 <1844> 643円 (+100円、+18.4%) ストップ高 大盛工業 <1844> [東証S]がストップ高。11日午前10時ごろに、集計中の1月中間期連結業績について、売上高が従来予想の31億3200万円から36億300万円(前年同期比13.5%増)へ、営業利益が2億4400万円から4億9400万円(同2.2%減)へ、純利益が1億4100万円から3億4300万円(同3.3%増)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好材料視された。主力の建設事業で完成した工事の設計変更増額に伴う完成工事高の大幅な増加があったことに加えて、OLY事業、不動産事業でも販売売上高の増加があったことが要因。また、建設事業における設計変更に伴う収益の増加や工事費の低減などによる完成工事総利益の大幅な上積みが図れたことも寄与した。 ■クラッチ <6408> 4,785円 (+700円、+17.1%) ストップ高 小倉クラッチ <6408> [東証S]がストップ高。11日午後3時ごろに、26年3月期の連結業績予想について、売上高を406億円から415億円(前期比5.5%減)へ、営業利益を6億4000万円から13億円(同2.8倍)へ、純利益を2億1000万円から13億円(同11.9%増)へ上方修正し、あわせて未定としていた期末一括配当予想を100円(前期50円)としたことが好感された。輸送機器用事業や一般産業用事業の売上高が想定を上回る見通しであることに加えて、生産性向上や経費削減などが寄与する。 ■任天堂 <7974> 9,932円 (+812円、+8.9%) 東証プライムの上昇率4位。任天堂 <7974> [東証P]が続急伸。IP・コンテンツ関連株は、米国株市場でのアンソロピック・ショックによるソフトウェア関連株売りの流れが派生して底値を探る動きとなった。「アンソロピックが開発した高付加価値AIモデルはIPビジネスも脅かすという見方が広がったことで、任天堂やサンリオ <8136> [東証P]の株価に下押し圧力が働いた」(ネット証券マーケットアナリスト)という指摘があったが、ここにきて投げが一巡し押し目を実需(現物)で拾う動きが観測された。任天堂に関しては今月5日に発売した「スイッチ2」専用ソフト「ぽこ あ ポケモン」が世界的に大ヒットの様相をみせており、これによる収益押し上げ効果に期待した買いを誘引。特に売買代金の増勢が顕著で、機関投資家など大口資金の参戦を示唆していた。 ■フルヤ金属 <7826> 7,350円 (+600円、+8.9%) 東証プライムの上昇率5位。フルヤ金属 <7826> [東証P]が続急伸。野村証券は10日、同社株のレーティングを3段階で最上位の「バイ」で継続するとともに、目標株価を4800円から8500円に引き上げた。イリジウムるつぼ及びルテニウムターゲットの需要が予想より良好なほか、新用途も勃興してきたことから26年6月期以降の同証券予想を増額修正。米大手防衛企業から受注獲得したYAGレーザー用途なども有望とみている。 ■カナモト <9678> 4,335円 (+340円、+8.5%) 東証プライムの上昇率6位。カナモト <9678> [東証P]が続急伸。同社は10日の取引終了後、26年10月期第1四半期(25年11月-26年1月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.8%増の551億7400万円、経常利益は同14.4%増の59億6400万円となった。経常利益の通期計画に対する進捗率は約32%と好調なスタートとなり、評価されたようだ。防災・減災対策やインフラ更新、都市再開発、物流施設などの大型案件が進むなか、建設機械レンタルの需要は総じて底堅く推移した。需要に合わせた機材の適正配置など稼働率の向上を図るとともに、コスト管理の強化やレンタル単価の適正化にも取り組み、収益構造が一段と改善。ベースアップによるコスト上昇を補う形で増益につなげた。 ■丸藤パ <8046> 5,870円 (+440円、+8.1%) 丸藤シートパイル <8046> [東証S]が続急伸。11日午後2時30分ごろ、3月31日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表したことに加えて、26年3月期の期末一括配当予想を130円から180円(前期130円)へ増額修正したことが好感された。普通配当を増配するとともに、3月1日に創業100周年を迎えたことを記念して記念配当10円を実施する。 ■リボミック <4591> 108円 (+8円、+8.0%) リボミック <4591> [東証G]が続急伸。10日の取引終了後に、開発中の抗FGF2アプタマーを用いた軟骨無形成症治療薬について、小児患者における第2相臨床試験の全データの集計及び解析が完了したと発表。主要評価項目において有効性が確認されるとともに、安全性についても開発継続の観点から重要な知見が得られたとしたことが好感された。同社では試験結果を踏まえて第3相臨床試験の治験申請を提出する予定。なお、同件による26年3月期業績予想への影響はないとしている。 ■ベルテクス <5290> 1,839円 (+131円、+7.7%) ベルテクスコーポレーション <5290> [東証S]が続急伸。10日の取引終了後に、26年3月期の期末一括配当予想を32円50銭から35円へ増額修正したことが好感された。なお、前期は60円(ただし25年9月1日付で1株から2株への株式分割を実施)だった。 ■神島化 <4026> 2,019円 (+143円、+7.6%) 神島化学工業 <4026> [東証S]が続急伸。同社は11日午後2時30分、26年4月期第3四半期累計(25年5月-26年1月)の単独決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を修正した。今期の最終利益予想は従来の見通しから1億円増額して16億円(前期比11.6%増)に引き上げたほか、期末配当予想は3円増額して26円に見直しており、これらをポジティブ視した買いが集まった。化成品事業が当初の予想を下回り、今期の売上高予想は4億円減額の277億円(同1.1%増)に見直したものの、高付加価値製品の拡販やコスト改善などによる効果が寄与する。年間配当予想は49円(前期は44円)となる。5-1月期の売上高は207億9300万円(前年同期比0.7%増)、最終利益は12億7400万円(同22.8%増)となった。 ■JX金属 <5016> 4,186円 (+266円、+6.8%) JX金属 <5016> [東証P]が続急伸。プライム市場で売買代金上位に食い込み物色人気が鮮明、にわかに存在感を高めていた。非鉄金属大手だが、 半導体用薄膜材料や圧延銅箔などで世界トップシェアを誇っており、AIデータセンターの世界的な建設ラッシュを背景としたAI半導体やフラッシュメモリー需要の拡大に合わせ同社の活躍期待が高まっている。10日に同社のひたちなか新工場において、半導体の成膜に使う金属性薄膜材料「スパッタリングターゲット」の増産投資を行うことを発表。生成AI市場の急拡大を背景にスパッタリングターゲットの需要が急増しており、これに対応した生産能力増強で商機を捉える。投資金額は約230億円だが、原資はチリに保有する銅鉱山の一部権益を売却して得た資金の一部を充当する方針。これは同時に同社の収益構造改革の推進につながる動きともいえ、株価を強く刺激した。 ■ニッコンHD <9072> 4,076円 (+206円、+5.3%) ニッコンホールディングス <9072> [東証P]が3日ぶり急反発。10日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港に拠点を置く投資ファンド、オアシス・マネジメントの株式保有割合が9.26%から11.56%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「ポートフォリオ投資及び株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、報告義務発生日は3月3日となっている。 ※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース