【今週読まれた記事】リスクオフの嵐を越えた先に見える日本株のポテンシャル

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コラム

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2月28日から3月6日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 3月相場は大荒れの始まりとなりました。2月28日、米国とイスラエルがイランに大規模な空爆・ミサイル攻撃を実施し、イランの最高指導者ハメネイ師を殺害。イランも報復として周辺各国の米軍基地などを攻撃し、戦争状態に突入しました。日経平均株価は週明け2日から3日間で4604円(終値ベース)の下落を記録。強烈なリスクオフの嵐が吹き荒れました。

 日経平均がこれほどの下落幅となったのは、日本株がここ急激に買われ高値警戒ラインに到達していたことも関係しています。「信用取引と裁定取引の『買い残高』はともに高水準に積み上がっており、日経平均株価がこの25日線を割り込むと『解消売り』を誘って調整を深めるリスクがある」と指摘していたのは人気相場コラム「富田隆弥の【CHART CLUB】 6万円接近も、調整しやすい3月相場」の富田氏。今回のリスクオフ局面では信用買いの損失解消売りが更に株価を下げる、いわゆる“売りが売りを呼ぶ”状態となったようです。

 では、信用買い残の積み増しが解消された日本株市場は水準を回復し、更なる上昇へと向かう見込みはあるのでしょうか。2日引け後に<相場観特集>で見通しを伺った第一生命経済研究所 主任エコノミストの桂畑誠治氏は「上値については中東情勢が落ち着くことを前提に、前週末2月27日につけた史上最高値5万8850円を上抜き、6万円台に乗せるケースも十分に可能なシナリオとみている」と、中東情勢さえ落ち着けば十分なポテンシャルがあるとみています。

 やはり「中東情勢さえ落ち着けば」が今後の焦点となりそうです。日経平均が一時5万3618円をつけた4日引け後、株探では「【兜町スクランブル】イラン軍事衝突で株急落、今後1カ月間で想定されるシナリオは?」を緊急配信し、今回の事態が市場に与えた影響をリポートしました。この記事では戦争の終息時期についても考察しており、トランプ米大統領は戦争の長期化を避けたい思惑がある半面、イスラエルの強硬な姿勢に引っ張られる形で長期化する可能性も挙げました。米国単独の戦争であれば短期間で終わる可能性が高かったと思われますが、イスラエルが参画したことで予想は非常に難しくなりました。しばらくは中東情勢を注視する必要がありそうです。

 相場コラムではそのほか、「SaaSの死」問題を「『初物に驚き過ぎ』『考え過ぎ』という解釈でよいだろう」と看破して売られ過ぎの注目AI銘柄を紹介した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ AI武装化で『SaaSの死』克服する注目5銘柄!」がランキング5位を獲得。AI関連の話題では、AIメガテックの本場である米国市場で起きている胎動を詳細に解説した「米国相場の三つの潮流、売られ過ぎのソフトウエア銘柄を狙え<大山季之の米国株マーケット・ビュー>」も人気記事となりました。相場コラムは今週も大人気となり、以下のすべてが上位ランキング入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。

  【杉村富生の短期相場観測】 ─高市政権の17の戦略テーマが物色の柱に!
  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】日米首脳会談をにらむ物色と配当取りが柱に
  【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】─海外投資家の買い継続がポイント、半導体・データセンター関連が軸に

  桂畑誠治氏【一時1500円安、目先波乱相場とどう対峙するか】 <相場観特集>


 今週のアクセスランキング首位に輝いたのは「『次世代原子炉』大相場が始動、AIインフラの要衝で沸騰する超特選5銘柄 <株探トップ特集>」。生成AI「ChatGPT」の発表以降、人工知能(AI)の指数関数的な能力の上昇が続いており、社会に不可逆的な変化をもたらし始めています。先日はAIの軍事利用について米国政府とアンソロピックの間で一悶着が起きるなど、国家的規模の重要事項にもAIが関わるようになりました。そうしたなか、“AIの開発・運用に必要不可欠な大量の電力をどう確保するか”という問題が重くのしかかっています。記事では日本におけるAIデータセンターの電力確保に「次世代原子炉」が有力候補に挙がっていることをリポート、関連する有望5銘柄を紹介して多くのアクセスを獲得しました。折しも中東有事で原油価格が急上昇しており、火力発電の代替手段として原子力発電が注目されていることもアクセスの上昇要因となりました。

 投資テーマ関係の記事では、将来的な新エネルギー候補として大きな期待が寄せられる「核融合発電」に関連して、「AI投資は拡大途上、続く夢は『核融合発電』 フジクラ岡田直樹社長に聞く <トップインタビュー>」も人気上位となりました。核融合発電の実現に結びつく技術を開発する同社の取り組みと展望は、この分野に投資をする上で必見の内容です。そのほか以下の記事もランキング上位入りとなっています。

  鼓動高まる「再生医療」関連株、薬事承認接近で株高新局面へ突入<株探トップ特集>
  波乱相場は権利取りの好機、駆け込みゲット「3月株主優待」妙味株 <株探トップ特集>
  デジタル新時代の先端技術、輝き放つ「光電融合技術」関連をロックオン <株探トップ特集>

  「防衛」がランキング首位、地政学リスクが高まるなか高市首相が防衛力強化に言及<注目テーマ>
  「核融合発電」が10位、国内スタートアップの動き活発化<注目テーマ>
  3月IPO始まる、中東緊迫で不透明感も「PayPay」米国上場に関心 <株探トップ特集>


 銘柄スクリーニング記事では、直近3ヵ月実績である10-12月期(第3四半期)に経常利益が前年同期と比べて2倍超の大幅増益を達成した企業にスポットライトを当てた大人気シリーズ「25年10-12月期【利益倍増】企業はこれだ! <成長株特集>」が2本ランクイン。週の半ばに配信された〔第4弾〕も、早くも上位入りとなりました。

  25年10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第3弾〕 29社選出 <成長株特集>
  25年10-12月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第4弾〕 27社選出 <成長株特集>

 <割安株特集>は、3月期末を目前に控えて高配当利回り銘柄特集が上位入りしたほか、「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となりました。

  3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト50 「プライム」編 <割安株特集>
  3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト50 「スタンダード他」編 <割安株特集>
  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 3月4日版

  10万円以下で買える、連続増益&低PER 22社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、連続増益&低PER 25社【スタンダード】編 <割安株特集>


 今週の株探プレミアムコラムは「気になる会社を診断」シリーズの新作を2本配信。電子部品からパチンコホール向け不動産の賃貸へと業態転換を果たしたJALCOホールディングス<6625>に注目した第1回「電子部品とサヨナラしたら『利益500倍』『株価10倍』」では、田辺順一社長に“保有資産1兆円”を目標として掲げる同社の資金調達の手法や新たな成長ドライバーとして位置付けている“蓄電池事業”の展望について詳しく伺いました。

 最終回「『先が読めない』怖さを、『先が見える』安心にしてテンバガー」では、キャッシュ重視の経営へと舵を切った同社が成功したポイントに加え、投資家の注目度が高い株主還元の方針や田辺社長の経営判断の指針について詳細に深掘りしていきます。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。

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 引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月27日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月2日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月3日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月4日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (3月5日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月02日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月04日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月05日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (03月06日)
  ※3日は「該当なし」

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