話題株ピックアップ【夕刊】(3):ローム、ブレインズ、リネットJ
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■新東工業 <6339> 1,055円 -50 円 (-4.5%) 本日終値 新東工業<6339>は反落。5日取引終了後、26年3月期連結業績予想について最終損益を30億円の黒字から170億円の赤字(前期27億5700万円の黒字)へ下方修正すると発表した。欧州経済の低迷などを受けてフランス子会社の減損損失を計上するため。売上高、営業利益予想に変更はない。従来の黒字予想から一転して赤字となる見通しを示したことが売り材料視された。 ■ブックオフG <9278> 1,834円 -49 円 (-2.6%) 本日終値 ブックオフグループホールディングス<9278>は反落。5日の取引終了後に発表した2月度の国内ブックオフ事業売上高で、直営既存店売上高が前年同月比4.7%増となり、61カ月連続で前年実績を上回ったものの、1月の同14.3%増から10%近く伸び率が減少しており、これを嫌気した売りが出たようだ。なお、トレーディングカード・ホビー、アパレル、家電・携帯電話、ソフトメディアなどが前年を上回ったという。 ■INPEX <1605> 4,091円 -70 円 (-1.7%) 本日終値 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>は反落。中東情勢緊迫化で原油価格は上昇しているが、足もとでは利益確定売りが優勢となった。5日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日比6.35ドル高の1バレル=81.01ドルに急上昇した。一時82.16ドルと24年7月以来の水準に上昇した。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が湾岸地域に拡大しており、原油価格は上昇基調を強めている。ただ、INPEXは5日に7%高と急伸したほか、石油資源開発も値を上げていたことから、この日は利益確定売りが優勢となった。 ■クスリアオキ <3549> 3,722円 -48 円 (-1.3%) 本日終値 クスリのアオキホールディングス<3549>が続落。5日の取引終了後に発表した2月度の月次営業速報で、既存店売上高が前年同月比0.2%減と小幅ながら2カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。客単価は同4.4%増と上昇したものの、客数が同4.4%減と減少した。 ■ローム <6963> 3,243円 +500 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値 ローム<6963>がストップ高。日本経済新聞電子版は6日、「デンソーが半導体大手のロームに買収を提案した」と報じた。記事によると、デンソー<6902>による買収額は1兆3000億円規模となる見通しで、TOB(株式公開買い付け)で全株取得を目指す内容とみられる、としている。TOB価格を巡る期待感が膨らむ形となり、買い注文が集まった。 ■CRAVIA <6573> 65円 +10 円 (+18.2%) 本日終値 CRAVIA<6573>が急騰。5日の取引終了後に、人気の「ほっぺちゃん」のオリジナルシールについて追加販売を開始すると発表したことが好感された。同製品は、メモリーテックつくば(茨城県筑西市)のサン宝石事業部が展開する人気IPキャラクター「ほっぺちゃん」を使用したオリジナルシール。CRAVIAは今年1月に世界観を生かしたオリジナルシールの卸売販売を開始したが、テレビアニメ「ほっぺちゃん ~サン王国と黒ほっぺ団の秘密~」の放送開始や、SNSを中心とした話題性の拡大を背景に商品需要が高まり、初回出荷分については短期間で完売となるなど人気化したことから、追加販売を行うとしている。 ■ブレインズテクノロジー <4075> 976円 +150 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値 ブレインズテクノロジー<4075>がストップ高。5日の取引終了後、アイシン<7259>と共同で取り組むヒューマノイドロボットを活用した製造現場の自動化に関する実証において、一連の自律動作を安定して行えることを確認したと発表した。実証では従来は人が行っている通箱のピッキング及びシュートへの投入といった工程を、ヒューマノイドロボットと無人搬送車(AGV)を連携することで、既存設備を大きく変えることなく自律的に実行できたとしており、材料視した買いが集まった。ブレインズは動画像や3Dデータ解析のノウハウを生かし、ヒューマノイドロボットの動作生成を支援している。今後は実生産ラインへの適用に向けた開発や動作の安定化に取り組むとともに、対応可能な作業シナリオの拡大を進める。 ■リネットJ <3556> 1,117円 +150 円 (+15.5%) ストップ高 本日終値 リネットジャパングループ<3556>はストップ高。インターネットを活用したリユース製品売買や、パソコンなど小型電子機器の宅配回収ビジネスを手掛けており、障害者支援ビジネスにも注力している。5日取引終了後、SBI地域事業承継投資のファンドと提携し、障害者グループホーム業界におけるロールアップ型M&Aに着手していくと発表している。2030年にはソーシャルケア事業の売上高70~90億円、Non―GAAP営業利益で14~18億円を目指す中期計画も策定しており、これらを手掛かり材料に投資マネーが集中した。株価は年初来で安値圏に位置していたこともあり、水準訂正余地に期待した短期筋の追随買いを誘っている。 ■シダー <2435> 239円 +30 円 (+14.4%) 本日終値 シダー<2435>がマドを開けて続急伸。同社は5日の取引終了後、26年3月期の業績・配当予想の修正を発表した。今期の最終利益予想は従来の見通しから2億4200万円引き上げて4億9300万円(前期比11.0%増)に上方修正。最終利益は減益予想から一転して過去最高益を計画する。期末一括配当予想は2円増額して8円(前期は10円)に見直した。これらを評価した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は2億5900万円増額して181億5700万円(前期比1.8%増)に修正した。デイサービス事業の施設稼働率が計画を上回って推移し、施設サービス事業における利用料金改定の効果が出る。人件費や販管費の増加で営業利益予想は引き下げたものの、補助金収入や事業譲渡などによる特別利益の影響を織り込んだ。あわせて同社は、介護付き有料老人ホームや訪問看護事業所を運営するダブルエイチオー(名古屋市北区)の株式を取得し、子会社化すると発表した。取得価額はアドバイザリー費用を含めて9億9500万円で、株式取得は4月1日を予定する。 ●ストップ高銘柄 グリーンモンスター <157A> 1,446円 +300 円 (+26.2%) ストップ高 本日終値 東京衡機 <7719> 790円 +100 円 (+14.5%) ストップ高 本日終値 など、5銘柄 ●ストップ安銘柄 なし 株探ニュース