話題株ピックアップ【夕刊】(2):東京センチュ、チヨダ、三菱重
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■東京センチュリー <8439> 2,144.5円 +64.5 円 (+3.1%) 本日終値 東京センチュリー<8439>は4日ぶりに反発。この日、オーストラリアの独立系レンタカー会社バーゲン・カー・レンタルズ・オーストラリア社の全株式を取得すると発表しており、好材料視された。バーゲン社は、シドニーやメルボルンなどの主要空港近郊に13拠点を構える地場独立系レンタカーの大手で、今回の買収は、東京センチュとして単独では初めてとなる海外レンタカー事業への出資となる。東京センチュでは、子会社であるニッポンレンタカーサービスが蓄積した適正な在庫コントロールや高効率な店舗運営、DX推進による顧客サービス高度化などの事業ノウハウを活用することで、成長が続く豪モビリティ市場での事業基盤確立を狙う。また、将来的には車両のリース・ファイナンスや中古車事業など周辺領域への展開も視野に入れるとしている。 ■チヨダ <8185> 1,076円 +32 円 (+3.1%) 本日終値 チヨダ<8185>が大幅高で4日ぶりに反発。4日の取引終了後に発表した2月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比0.1%増となり、小幅ながら2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。月前半の気温が低かったことから冬物の売り上げが伸長したほか、まとめ買いセールを実施したことで低価格帯中心に子ども靴の売り上げが伸びた。また、決算セールやアプリ会員向けのセールを実施したことも寄与した。 ■三菱重工業 <7011> 4,769円 +142 円 (+3.1%) 本日終値 三菱重工業<7011>が3日ぶりに大幅反発。米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃が長期化することへの懸念が目先やや後退しているとはいえ、現状でまだ着地点は見えない。そうしたなか、米潜水艦がインド洋でイランの軍艦を撃沈したと報道されるなど戦域拡大の傾向がみられ予断を許さない。日本も中国による台湾有事への警戒が拭えないなか、高市政権下での防衛力強化の動きは今後一段とクローズアップされていくことが予想される。そうしたなか、防衛省との取引額で群を抜く三菱重の存在は、東京市場で改めて投資マネーの視線を集める可能性がある。今週明け2日につけた上場来高値5208円の払拭が当面の上値目標として意識される。 ■SBSホールディングス <2384> 4,130円 +115 円 (+2.9%) 本日終値 SBSホールディングス<2384>が3日ぶりに反発。大和証券は4日、同社株の投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続するとともに、目標株価を4000円から4700円に引き上げた。同証券では26年12月期の連結営業利益を会社計画と同水準の前期比13%増の240億円、27年12月期は同10%増の265億円と連続2ケタ増益を予想。M&Aの寄与を含めたトップラインの成長に加え、不採算拠点の解消などにより利益率改善が進むことを見込んでいる。 ■内田洋行 <8057> 2,021円 +53 円 (+2.7%) 本日終値 内田洋行<8057>が4日ぶりに反発。4日の取引終了後に発表した1月中間期(25年7月21日~26年1月20日)連結決算が、売上高1740億8100万円(前年同期比42.9%増)、営業利益54億8100万円(同51.5%増)、純利益48億9400万円(同78.4%増)と大幅増収増益で着地したことに加えて、期末一括配当予想を60円から66円へ引き上げたことが好感された。GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の更新時期を迎え、今期が最需要期を迎えていることに加えて、学校施設案件で大型の新築・改修案件の増加や、大学での理工系人材拡充のための整備予算の増加に伴う獲得が増えていることが貢献。また、大手企業を中心に社員間のコミュニケーション活性化のためのシステムで大型案件を獲得したことや、会議室運用支援サービスの利用契約数が順調に伸長したことも寄与した。なお、26年7月期通期業績予想は、売上高4180億円(前期比24.0%増)、営業利益154億円(同26.5%増)、純利益108億円(同9.9%増)の従来見通しを据え置いている。 ■ネクセラファーマ <4565> 851円 +22 円 (+2.7%) 本日終値 ネクセラファーマ<4565>が大幅高で4日ぶりに反発。4日の取引終了後に、日本で不眠症治療薬「クービビック」として販売されているデュアルオレキシン受容体拮抗薬ダリドレキサントについて、不眠症患者の治療を適応として韓国の食品医薬品安全処に製造販売承認を申請したと発表しており、好材料視された。なお、同件が26年12月期業績に与える影響は軽微としている。 ■ウシオ電機 <6925> 2,986.5円 +70.5 円 (+2.4%) 本日終値 ウシオ電機<6925>が大幅高で4日ぶりに反発。4日の取引終了後に、自社株900万株(消却前発行済み株数の9.72%)を3月25日付で消却すると発表したことが買い材料視された。消却後の発行済み株数は8350万株となる。 ■オンワード <8016> 787円 +18 円 (+2.3%) 本日終値 オンワードホールディングス<8016>は4日ぶりに反発。4日の取引終了後に発表した2月度の月次売上概況で、店舗及びEコマースの既存店売上高が前年同月比4.2%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。上旬は気温が低く推移しことでセールを中心に冬物衣料の販売が好調。中旬以降は気温の上昇に伴い、アウターやニットなどの春物衣料の売り上げが伸長した。また、オーダーメイドブランド「カシヤマ」を展開するオンワードパーソナルスタイルでは、デジタルマーケティングの成果などで既存店売り上げが大きく伸長。ウィゴーでは韓国アイドルグループとのコラボ企画などが好評だった。なお、全店売上高は同7.0%増だった。 ■ワールド <3612> 1,578円 +21 円 (+1.4%) 本日終値 ワールド<3612>が3日ぶりに反発。4日の取引終了後に発表した2月度の国内小売事業月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比0.7%増と3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。店舗で春物へのフェイスチェンジを拡大していたところ、折からの気温の急速な上昇に伴いカーディガンやスプリングコートなどのアウター中心の春物の稼働が高くなり、中旬から後半にかけてプロパー販売が伸長した。なお、店舗売り上げとEコマース売り上げを合わせた国内小売売上高は同10.9%増だった。 ■オリックス <8591> 4,927円 +65 円 (+1.3%) 本日終値 オリックス<8591>は反発。4日取引終了後、連結子会社SGKホールディングスの全株式を米カーライルグループが組成する特別目的会社(SPC)へ譲渡すると発表した。SGKホールディングスの傘下には足場・仮設機材レンタル大手の杉孝グループホールディングスがある。株式譲渡実行日は4月中旬の予定。これに伴い、27年3月期連結決算に約623億円の売却益を計上する見込み。これが材料視されたようだ。 株探ニュース