話題株ピックアップ【夕刊】(2):オープンH、協和キリン、菱ガス化

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■オープンハウスグループ <3288>  10,680円   +5 円 (+0.1%)  本日終値
 オープンハウスグループ<3288>は堅調。全体相場が大幅安となるなか、朝高後は値を消したが、売り一巡後は小幅なプラス圏に浮上している。SMBC日興証券は3日、同社株の投資評価を「2」から「1」に引き上げた。目標株価は1万円から1万4100円に見直した。同社は第1四半期決算の発表時に、26年9月期通期予想の連結営業利益を1700億円から1745億円とする上方修正を発表したが、戸建て関連事業の粗利益率は高水準で推移するとみており、第3四半期決算発表時に再度の上方修正が期待できると指摘。26年9月期の連結営業利益は1800億円を見込んでいる。

■協和キリン <4151>  2,231円   -500 円 (-18.3%) ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率トップ
 協和キリン<4151>がストップ安。3日の取引終了後、アトピー性皮膚炎などを対象に開発中だった抗OX40ヒトモノクローナル抗体「ロカチンリマブ」について、現在実施中の全ての臨床試験を中止すると発表した。現時点で開発継続又は試験再開の見込みは極めて低いと判断していることを明らかにしており、嫌気した売りが出た。26年12月期の連結業績予想への影響は5月7日に第1四半期(1~3月)決算の発表にあわせて開示する。同社は1月30日にロカチンリマブについて、米アムジェンとの共同開発・販売契約を終了し、開発・商業化に関する権利を再取得していた。2月下旬にグローバル臨床プログラムから得られた最新の安全性情報を獲得。新たな安全性情報を踏まえて総合的に検討した結果、対象となる患者集団への潜在的なリスクが、想定されるベネフィットを上回る可能性があるとの結論になった。

■三菱ガス化学 <4182>  4,563円   -422 円 (-8.5%)  本日終値
 三菱ガス化学<4182>が急反落。同社は3日、米国とイスラエルによるイラン攻撃を受けて、サウジアラビアからのメタノール供給状況を発表。業務委託している海上運送会社の判断も含めてホルムズ海峡の通行ができない状況であり、メタノールの輸送に影響が出ているとしたことが嫌気された。同社では、バックアップ手配を行うことで日本国内向けの供給維持に努めるものの、状況が長期化する場合には調達コストに更なる影響が出ることも想定されるとしている。

■イビデン <4062>  7,950円   -668 円 (-7.8%)  本日終値
 イビデン<4062>が大幅に3日続落。4日の同社株は前場においてプラス圏で推移する場面があったが、シンガポールに拠点を置くGICによるイビデン株の保有割合が低下していたことが明らかとなり、これに反応した売りが出た。同日に提出された変更報告書によると、GICの保有割合は5.07%から3.80%に低下した。報告義務発生日は2月25日。GICの保有目的は純投資となっている。

■日経レバ <1570>  49,290円   -3,900 円 (-7.3%)  本日終値
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が一時4000円を超える下げで率にして7%超の急落となり、フシ目の5万円大台を割り込んだ。今日のザラ場安値まで直近3営業日合計で下落率は実に15%に達した。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みに組成されたETFだが、株価変動率が2倍に基本設定されているため、全体相場の波乱に際しボラティリティの高さに着目した短期資金が集中する傾向が強い。きょうは売買代金でも全市場ベースで第3位にランクインしている。トランプ米政権がイランへの軍事攻撃に踏み切ったことから、世界的なリスクオフ相場に突入しており、東京市場でも投げ売り商状となっている。一部の銘柄では追い証も発生しているもようで、下げが加速する格好となった。「来週末にはメジャーSQ算出を控えており、これに絡めた先物主導のAIアルゴトレードが投資家を翻弄している」(中堅証券ストラテジスト)という声もある。日経レバの信用買い残は直近データ(2月27日現在)で目先大幅減少する一方、信用売り残は増加に転じており、目先の投資家マインドの逆転を暗示する動きとなっていた。

■ソフトバンクグループ <9984>  3,706円   -286 円 (-7.2%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>は続落。前日に終値で約1カ月ぶりに4000円台を割り込んだが、きょうも下値模索の動きが続いている。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が下げ渋ったとはいえ1%あまりの下落をみせ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.6%安と急落している。また、同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスは4日続落と下値模索の動きを続けており、引き続き逆風に晒される状況となっている。直近では米オープンAIに対する追加出資を受けて、S&PがソフトバンクGのアウトルックを「ネガティブ」に変更していることも上値の重石となっている。一方、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが34%出資しているPayPayがナスダック市場に直接上場することが明らかとなったことから、これは株価の下値を支える材料として意識されそうだ。

■日本リーテック <1938>  2,935円   -90 円 (-3.0%)  本日終値
 日本リーテック<1938>が3日続落。3日の取引終了後に、2月20日に発表した149万4800株の売り出しと最大22万4200株のオーバーアロットメントによる売り出しに関して、売出価格が2934円に決定したと発表しており、これにサヤ寄せする格好となった。

■アークランズ <9842>  1,846円   -34 円 (-1.8%)  本日終値
 アークランズ<9842>が6日続落。3日の取引終了後に発表した2月度の売上高で、小売事業の既存店売上高が前年同月比0.9%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。また、「かつや」既存店売上高も同4.1%減と3カ月連続で前年割れとなった。

■ニトリホールディングス <9843>  2,924円   -51.5 円 (-1.7%)  本日終値
 ニトリホールディングス<9843>は3日続落。3日の取引終了後に発表した2月度の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比5.3%減と6カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。上旬に今冬最も強い寒波があり、関東都心部も含め客数に影響があったことに加えて、中旬以降に平年よりも高い平均気温で推移したことにより冬物商材で苦戦を強いられた。なお、全店売上高は同2.6%減だった。

株探ニュース

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