話題株ピックアップ【夕刊】(1):ニデック、マネフォ、F&LC

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■ニデック <6594>  2,420円   +154 円 (+6.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
 ニデック<6594>は安寄り後に切り返した。同社は3日の取引終了後、不正会計問題に関し第三者委員会の調査報告書を公表。第三者委員会が暫定的に算定した26年3月期第1四半期(4~6月)末時点の純資産に対する影響額は約1397億円になると明らかにした。更に、同委員会の調査結果に基づく影響額に加え、のれん及び固定資産の減損損失の追加計上が必要となる可能性があるとした。減損の検討対象となるのれん及び固定資産の金額は、主に車載事業に関連して約2500億円規模になることが見込まれるという。減損の規模についてネガティブ・サプライズと受け止める向きもあり株価は下落スタートとなったものの、75日移動平均線にタッチした後は持ち直した。イベント通過によるアク抜け感を期待した買いが入ったようだ。

■アンドエスティHD <2685>  2,905円   +140 円 (+5.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位
 アンドエスティHD<2685>が3日ぶりに反発。3日の取引終了後に発表した2月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比9.9%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年のハードルが低かったことに加えて、上旬は冬物商品の消化を進め、下旬は気温が高く春物が堅調に推移した。アイテム別では、デニム素材の春物アイテムやオケージョン(行事)に対応したアパレル・服飾雑貨が人気。また、生活雑貨ではキャリーケースやドラムバッグなどのトラベル商品が好評だった。なお、全店売上高は同15.7%増だった。

■野村原油 <1699>  498円   +20.3 円 (+4.3%)  本日終値
 NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信<1699>やWTI原油価格連動型上場投信<1671>といった原油価格に連動する上場投信(ETF)が高い。米原油先物相場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月物は3日、前日比3.33ドル高の1バレル=74.56ドルに上昇。一時77.98ドルと昨年6月以来、約8カ月ぶりの高値をつけた。米国とイスラエルによるイラン攻撃が長期化することなどが懸念されるなか、原油価格の上昇基調が強まっている。

■マネーフォワード <3994>  3,120円   +125 円 (+4.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位
 マネーフォワード<3994>は3日ぶり反発。全体波乱相場のなか逆行高を演じている。足もとイラン情勢の緊迫化を受けて世界同時株安の様相を呈すなか、前日の米国株市場ではNYダウの下げ幅が一時1200ドルを超えたほか、ナスダック総合株価指数も下落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大きく値下がりした。一方、こうしたなかでマイクロソフトやセールスフォース、IBMといったソフトウェア関連株には高いものが目立った。これまでAI代替懸念を背景に売り込まれていた反動で買い戻しの動きが優勢となったようだ。ソフト関連株で構成するETF「iシェアーズ拡大テクノロジー・ソフトウエアセクター(IGV)」は前日比プラス圏で引けている。この流れに乗る格好で、きょうの東京市場でも関連銘柄の一角に投資資金が流れ込んでいる。マネフォのほか、フリー<4478>、ラクス<3923>が高い。サイボウズ<4776>、オービックビジネスコンサルタント<4733>、Sansan<4443>なども底堅く推移している。

■F&LC <3563>  9,903円   +308 円 (+3.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が朝安後切り返した。3日に発表した2月度の国内スシロー既存店売上高が前年同月比12.4%増となっており、好感した買いが入った。2023年7月以来、32カ月連続での増収となった。株式市場全体でリスクオフムードが続くなか、寄り付きはマイナス圏に沈んだものの、業績を評価した買いが入ったことでショートカバーが誘発されたとみられる。2月は前半に東京・豊洲市場、後半に北海道に関連するフェアを実施。また、原作第7部のアニメ配信が3月に始まる「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボも開催した。一連の取り組みが奏功し、一部地域での天候不良をカバーすることができたという。

■パンパシHD <7532>  1,012.5円   +23.8 円 (+2.4%)  本日終値
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>が3日ぶりに反発。同社は3日、新業態「驚楽(きょうらく)の殿堂 ロビン・フッド」の第1号店として、「ロビン・フッド甚目寺店(じもくじ店)」(愛知県あま市)を4月24日にオープンすると発表しており、新業態への期待から買われたようだ。「ロビン・フッド」は、ユニーのもつ生鮮調達力と、ドン・キホーテが得意とする非食品におけるトレンドとニーズを最適化した品揃えに、「驚安DNA」を掛け合わせた生活商圏での毎日使いを目指す食品強化型の新業態。普通のスーパーよりも買い物が楽で、ドン・キホーテのように楽しく買い物ができる「スーパーみたいで、スーパーじゃない」店舗として展開する予定で、26年6月期に5店舗をオープンし、27年6月期には首都圏へ拡大する方針。更に35年までに200~300店舗に拡大を計画している。

■フィナHD <4419>  832円   +19 円 (+2.3%)  本日終値
 Finatextホールディングス<4419>が4日ぶりに反発。この日、あいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区)と共同出資するスマートプラス少額短期保険(東京都千代田区)のサービス組み込み型の「旅行予約キャンセル保険」が、イーウェル(東京都千代田区)が提供する福利厚生サービス「WELBOX(ウェルボックス)」に採用されたと発表しており、好材料視された。イーウェルが提供する「WELBOX」は、企業の従業員向けに多様なサービスを提供する総合福利厚生プラットフォームで、なかでも旅行予約メニューは需要の高いサービス。旅行予約にあたっては、従業員本人や家族の急な体調不良などによる直前のキャンセルリスクがあり、それに伴うキャンセル料の自己負担が心理的ハードルとなるケースがあることから、そうした課題を解決し、より安心して旅行を計画・予約できる環境を整備するために今回の「旅行予約キャンセル保険」の採用に至ったという。

■エービーシー・マート <2670>  2,544円   +55 円 (+2.2%)  本日終値
 エービーシー・マート<2670>3日ぶりに反発。3日の取引終了後に発表した2月度売上高で、既存店売上高が前年同月比4.8%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。中旬からスタートした旧正月需要や下旬にかけて暖かい日が続いたことから春物商品の需要が伸びた。商品別ではランニング・ウォーキングシューズやアパレル、キッズシューズが好調だった。なお、全店売上高は同6.4%増だった。

■スクエニHD <9684>  2,578円   +41.5 円 (+1.6%)  本日終値
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が全般安の中にあってしっかりの展開。3日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シンガポールに拠点を置く投資顧問会社3Dインベストメント・パートナーズの株式保有割合が17.50%から18.53%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としており、報告義務発生日は2月24日となっている。

■良品計画 <7453>  3,484円   +40 円 (+1.2%)  本日終値
 良品計画<7453>は反発。3日の取引終了後に発表した2月度の国内売上高で、既存店とオンラインストアを合わせた売上高が前年同月比4.2%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。1月23日~2月2日に実施した会員向けの「家具10%OFF」の効果もあって生活雑貨が好調に推移したほか、食品もテレビ放映の影響で伸長した。なお、全店とオンラインストアを合わせた売上高は同11.4%増だった。

株探ニュース

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