話題株ピックアップ【昼刊】:ニデック、F&LC、スクエニHD

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■ニデック <6594>  2,402円   +136 円 (+6.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 ニデック<6594>は安寄り後に切り返した。同社は3日の取引終了後、不正会計問題に関し第三者委員会の調査報告書を公表。第三者委員会が暫定的に算定した26年3月期第1四半期(4~6月)末時点の純資産に対する影響額は約1397億円になると明らかにした。更に、同委員会の調査結果に基づく影響額に加え、のれん及び固定資産の減損損失の追加計上が必要となる可能性があるとした。減損の検討対象となるのれん及び固定資産の金額は、主に車載事業に関連して約2500億円規模になることが見込まれるという。減損の規模についてネガティブ・サプライズと受け止める向きもあり株価は下落スタートとなったものの、75日移動平均線にタッチした後は持ち直した。イベント通過によるアク抜け感を期待した買いが入ったようだ。

■アンドエスティHD <2685>  2,841円   +76 円 (+2.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 アンドエスティHD<2685>が3日ぶりに反発している。3日の取引終了後に発表した2月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比9.9%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年のハードルが低かったことに加えて、上旬は冬物商品の消化を進め、下旬は気温が高く春物が堅調に推移した。アイテム別では、デニム素材の春物アイテムやオケージョン(行事)に対応したアパレル・服飾雑貨が人気。また、生活雑貨ではキャリーケースやドラムバッグなどのトラベル商品が好評だった。なお、全店売上高は同15.7%増だった。

■F&LC <3563>  9,837円   +242 円 (+2.5%)  11:30現在
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が朝安後切り返した。3日に発表した2月度の国内スシロー既存店売上高が前年同月比12.4%増となっており、好感した買いが優勢になっている。2023年7月以来、32カ月連続での増収となった。株式市場全体でリスクオフムードが続くなか、寄り付きはマイナス圏に沈んだものの、業績を評価した買いが入ったことでショートカバーが誘発されたとみられる。2月は前半に東京・豊洲市場、後半に北海道に関連するフェアを実施。また、原作第7部のアニメ配信が3月に始まる「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボも開催した。一連の取り組みが奏功し、一部地域での天候不良をカバーすることができたという。

■スクエニHD <9684>  2,584円   +47.5 円 (+1.9%)  11:30現在
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が全般安の中にあってしっかりの展開。3日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シンガポールに拠点を置く投資顧問会社3Dインベストメント・パートナーズの株式保有割合が17.50%から18.53%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としており、報告義務発生日は2月24日となっている。

■エービーシー・マート <2670>  2,526.5円   +37.5 円 (+1.5%)  11:30現在
 エービーシー・マート<2670>3日ぶりに反発している。3日の取引終了後に発表した2月度売上高で、既存店売上高が前年同月比4.8%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。中旬からスタートした旧正月需要や下旬にかけて暖かい日が続いたことから春物商品の需要が伸びた。商品別ではランニング・ウォーキングシューズやアパレル、キッズシューズが好調だった。なお、全店売上高は同6.4%増だった。

■野村原油 <1699>  482.2円   +4.5 円 (+0.9%)  11:30現在
 NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信<1699>やWTI原油価格連動型上場投信<1671>といった原油価格に連動する上場投信(ETF)が高い。米原油先物相場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月物は3日、前日比3.33ドル高の1バレル=74.56ドルに上昇。一時77.98ドルと昨年6月以来、約8カ月ぶりの高値をつけた。米国とイスラエルによるイラン攻撃が長期化することなどが懸念されるなか、原油価格の上昇基調が強まっている。

■良品計画 <7453>  3,458円   +14 円 (+0.4%)  11:30現在
 良品計画<7453>は反発している。3日の取引終了後に発表した2月度の国内売上高で、既存店とオンラインストアを合わせた売上高が前年同月比4.2%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視されている。1月23日~2月2日に実施した会員向けの「家具10%OFF」の効果もあって生活雑貨が好調に推移したほか、食品もテレビ放映の影響で伸長した。なお、全店とオンラインストアを合わせた売上高は同11.4%増だった。

■協和キリン <4151>  2,231円   -500 円 (-18.3%) ストップ安売り気配   11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 協和キリン<4151>がストップ安の水準となる前営業日比500円安の2231円でウリ気配となっている。3日の取引終了後、アトピー性皮膚炎などを対象に開発中だった抗OX40ヒトモノクローナル抗体「ロカチンリマブ」について、現在実施中の全ての臨床試験を中止すると発表した。現時点で開発継続又は試験再開の見込みは極めて低いと判断していることを明らかにしており、嫌気した売りが出ている。26年12月期の連結業績予想への影響は5月7日に第1四半期(1~3月)決算の発表にあわせて開示する。同社は1月30日にロカチンリマブについて、米アムジェンとの共同開発・販売契約を終了し、開発・商業化に関する権利を再取得していた。2月下旬にグローバル臨床プログラムから得られた最新の安全性情報を獲得。新たな安全性情報を踏まえて総合的に検討した結果、対象となる患者集団への潜在的なリスクが、想定されるベネフィットを上回る可能性があるとの結論になった。

■三菱ガス化学 <4182>  4,481円   -504 円 (-10.1%)  11:30現在
 三菱ガス化学<4182>が急反落している。同社は3日、米国とイスラエルによるイラン攻撃を受けて、サウジアラビアからのメタノール供給状況を発表。業務委託している海上運送会社の判断も含めてホルムズ海峡の通行ができない状況であり、メタノールの輸送に影響が出ているとしたことが嫌気されている。同社では、バックアップ手配を行うことで日本国内向けの供給維持に努めるものの、状況が長期化する場合には調達コストに更なる影響が出ることも想定されるとしている。

■日経レバ <1570>  49,140円   -4,050 円 (-7.6%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が4000円を超える下げで率にして7%超の急落となり、フシ目の5万円大台を割り込んだ。今日のザラ場安値まで直近3営業日合計で下落率は実に15%に達した。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みに組成されたETFだが、株価変動率が2倍に基本設定されているため、全体相場の波乱に際しボラティリティの高さに着目した短期資金が集中する傾向が強い。きょうは売買代金でも全市場ベースで第3位にランクインしている。トランプ米政権がイランへの軍事攻撃に踏み切ったことから、世界的なリスクオフ相場に突入しており、東京市場でも投げ売り商状となっている。一部の銘柄では追い証も発生しているもようで、下げが加速する格好となった。「来週末にはメジャーSQ算出を控えており、これに絡めた先物主導のAIアルゴトレードが投資家を翻弄している」(中堅証券ストラテジスト)という声もある。日経レバの信用買い残は直近データ(2月27日現在)で目先大幅減少する一方、信用売り残は増加に転じており、目先の投資家マインドの逆転を暗示する動きとなっていた。

■ソフトバンクグループ <9984>  3,700円   -292 円 (-7.3%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は続落。前日に終値で約1カ月ぶりに4000円台を割り込んだが、きょうも下値模索の動きが続いている。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が下げ渋ったとはいえ1%あまりの下落をみせ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.6%安と急落している。また、同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスは4日続落と下値模索の動きを続けており、引き続き逆風に晒される状況となっている。直近では米オープンAIに対する追加出資を受けて、S&PがソフトバンクGのアウトルックを「ネガティブ」に変更していることも上値の重石となっている。一方、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが34%出資しているPayPayがナスダック市場に直接上場することが明らかとなったことから、これは株価の下値を支える材料として意識されそうだ。

■イビデン <4062>  8,037円   -581 円 (-6.7%)  11:30現在
 イビデン<4062>が大幅に3日続落している。4日の同社株は前場においてプラス圏で推移する場面があったが、シンガポールに拠点を置くGICによるイビデン株の保有割合が低下していたことが明らかとなり、これに反応した売りが出た。同日に提出された変更報告書によると、GICの保有割合は5.07%から3.80%に低下した。報告義務発生日は2月25日。GICの保有目的は純投資となっている。

■日本リーテック <1938>  2,934円   -91 円 (-3.0%)  11:30現在
 日本リーテック<1938>が3日続落している。3日の取引終了後に、2月20日に発表した149万4800株の売り出しと最大22万4200株のオーバーアロットメントによる売り出しに関して、売出価格が2934円に決定したと発表しており、これにサヤ寄せする格好となっている。

■ニトリホールディングス <9843>  2,893.5円   -82 円 (-2.8%)  11:30現在
 ニトリホールディングス<9843>は3日続落している。3日の取引終了後に発表した2月度の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比5.3%減と6カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気されている。上旬に今冬最も強い寒波があり、関東都心部も含め客数に影響があったことに加えて、中旬以降に平年よりも高い平均気温で推移したことにより冬物商材で苦戦を強いられた。なお、全店売上高は同2.6%減だった。

●ストップ高銘柄
 なし

●ストップ安銘柄
 アーキテクツ <6085>  2,391円   -500 円 (-17.3%) ストップ安   11:30現在
 など、2銘柄

株探ニュース

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