話題株ピックアップ【昼刊】:ホトニクス、ジーエヌアイ、住友ファーマ

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■浜松ホトニクス <6965>  2,248円   +184.5 円 (+8.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 浜松ホトニクス<6965>が続急騰。上げ足を一気に加速し2月25日につけた昨年来高値2115円をマドを開けてクリア。寄り後も上値を伸ばし、2300円台半ばまで水準を切り上げ大陽線を形成するなど物色人気の強さを際立たせている。光電子増倍管で世界シェア9割を誇り、生成AI市場の急拡大を背景とした世界的なAIデータセンターの新設・増設ラッシュを追い風に、非破壊検査装置向けX線光源でAIサーバーの基板検査需要などを獲得している。更にレーザー核融合発電の研究開発でも先駆しており、昨年7月には大阪大学発の核融合スタートアップと協業し、大出力レーザーの長時間連続照射で世界初の成功を収めたことを発表している。市場では内閣府が策定する核融合の官民投資ロードマップにおいて、同社はキーカンパニーに位置するとの見方が強い。なお、世界的な資産運用会社ブラックロックの日本法人であるブラックロック・ジャパンが純投資目的で同社株を買い増し、直近で発行済み株式数の5%超(共同保有)を保有していることが明らかとなっている。

■ジーエヌアイグループ <2160>  3,250円   +210 円 (+6.9%)  11:30現在
 ジーエヌアイグループ<2160>が切り返し急。同社は3日、連結子会社のジャイア・セラピューティクスが、ジーエヌアイの連結子会社である米カルジェンを完全子会社化することで合意し、買収契約を締結したと発表。グループ企業の事業拡大を期待した買いが入ったようだ。統合後のジャイア・セラピューティクスは米国と中国を拠点として、創薬から製造、商業化までを網羅する完全統合型バイオ医薬品企業となり、炎症性疾患やがん、疼痛など複数の治療領域をカバーすることになる。子会社化は全額株式交換による買収となり、取引価額は約3億ドルの見込み。2026年第2四半期初頭の完了を予定する。

■放電精密加工研究所 <6469>  4,315円   +150 円 (+3.6%)  11:30現在
 放電精密加工研究所<6469>が急動意、一時9%高で4500円台半ばまで舞い上がった。2月中旬に急速人気化し同月19日ザラ場に5090円の上場来高値をつけたが、同日に値を崩し大陰線を形成。その後は調整局面に入ったものの、前週後半から再び投資資金が流入しトレンドが変わった。金属放電加工の専業で、高度な技術力に定評がある。筆頭株主の三菱重工業<7011>傘下で業容を拡大させており、三菱重経由で防衛装備品を含む航空宇宙関連部品の需要が高水準で再び収益成長に拍車がかかっている。防衛関連株の新星としてマーケットでも存在感を高めている。

■イーレックス <9517>  752円   +12 円 (+1.6%)  11:30現在
 イーレックス<9517>が4日続伸している。同社は2日の取引終了後、26年3月期の期末一括配当の修正を発表。これまでの見通しから11円増額し22円(前期は11円)に引き上げた。これを好感した買いが株価を押し上げたようだ。直近の業績の進捗状況を踏まえて配当予想を修正した。

■大同メタル工業 <7245>  1,207円   +10 円 (+0.8%)  11:30現在
 大同メタル工業<7245>が反発している。日本経済新聞電子版が3日、「大同メタル工業は2027年度までに、船舶などのエンジンを支える中型の『軸受け』を24年度比で3割増産する」と報じ、材料視された。報道によると、中国の造船向けで高止まりする需要に応じるほか、データセンターの非常用電源向けも強化するという。

■住友ファーマ <4506>  2,042.5円   -379 円 (-15.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 住友ファーマ<4506>が大幅続落している。同社は2日の取引終了後、新株発行登録を行うことを決議したと発表した。発行予定額は1400億円を上限として、3月10日から来年3月9日の間に発行を予定する。株式需給の悪化を警戒した売りがかさんだ。調達資金は研究開発や設備投資、投融資、運転資金及び有利子負債の返済に向けた資金に充当する。公募増資の実行で住友化学<4005>の議決権比率は低下する見通しだが、住友ファーマが住友化の連結子会社である点は変更がない見込みという。発行株式数は6000万株を上限とする予定。あわせて同社は26年3月期の業績予想の上方修正を発表した。北米セグメントにおいて過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」などの販売が想定を上回り、円安効果もあって、今期の売上高予想を従来の見通しから200億円増額して4490億円(前期比12.6%増)、最終利益予想を100億円増額して1020億円(同4.3倍)に見直した。このほか29年3月期までの成長戦略も策定。自己資本比率について早期に50%超とし、ポジティブ・ネットキャッシュに回帰する方針などを示している。

■ワークマン <7564>  6,940円   -560 円 (-7.5%)  11:30現在
 ワークマン<7564>が続急落。2日の取引終了後、2月度の既存店売上高が前年同月比23.2%増となったと発表した。2カ月連続で前年同月を上回り、伸び率は1月の10.8%から拡大した。販促施策の効果により、リカバリーウェアや春物衣料が伸長した。チェーン全店売上高は同29.1%増となった。もっとも、米国とイスラエルによるイランへの軍事行動開始を受けて外為市場ではリスク回避的なドル買いが進み、足もとでは1ドル=157円台半ばと円安基調となっている。円高メリット株と位置付けられるワークマンは円安が重荷となり買い向かう姿勢が限られた。更に、株価は2月に上昇を続けていたとあって、利益確定目的の売りが優勢となっている。

■サーラコーポレーション <2734>  1,154円   -68 円 (-5.6%)  11:30現在
 サーラコーポレーション<2734>が急落している。2日の取引終了後、既存株主を売り出し人とする515万7100株の売り出しと、需要状況に応じて上限77万3500株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表しており、株式需給の一時的な悪化を警戒した売りが出ている。相手先の政策保有株式を縮減することで、課題と認識している株式流動性の向上を進める。売出価格は3月11~16日のいずれかの日に決める。同時に、株式需給への影響を緩和する観点から、取得総数200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.11%)、取得総額30億円を上限とする自社株買いを開示した。東京証券取引所の市場買い付け及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で実施する。取得期間は3月4~5日及び4月11日~11月30日とする。

■日本航空 <9201>  2,878円   -160 円 (-5.3%)  11:30現在
 日本航空<9201>が続急落している。同社は2日の取引終了後、26年3月期の連結業績・配当予想の修正を発表。今期の売上高予想は従来の見通しから230億円増額して2兆円(前期比8.5%増)、最終利益予想は80億円増額して1230億円(同14.9%増)に上方修正した。更に期末配当予想を4円増額し50円に見直した。一方、27年3月期の業績予想も公表し、来期の売上高は2兆950億円、最終利益は1100億円と今期の予想に対して最終減益を見込む。来期の利益計画に対して物足りなさが意識され、売りが膨らんだようだ。26年3月期の業績予想において直近の収入や営業費用の状況を反映した。年間配当予想は96円(前期は86円)となる。27年3月期に関しては単価の上昇や国内旅客収入と国際旅客収入の増加を見込む半面、営業費用面でベースアップといった人材面での投資の影響などを想定する。来期の年間配当は96円を維持する方針。加えて同社は30年度にEBIT(財務・法人所得税前利益)を3000億円(26年3月期見通しは2050億円)、35年度に3500億円以上を目標とする経営ビジョンを公表している。

■伊藤園 <2593>  2,858.5円   -128 円 (-4.3%)  11:30現在
 伊藤園<2593>は続落している。2日の取引終了後、26年4月期第3四半期累計(25年5月~26年1月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.1%増の3794億7700万円、営業利益は同10.3%減の159億6700万円、最終損益が8800万円の赤字(前年同期は113億6700万円の黒字)となった。2ケタの営業減益で着地し最終赤字に転落したとあって、嫌気されたようだ。原材料などコストの上昇が響いた。自動販売機事業での減損損失の計上により、最終赤字に転落した。

■日本郵船 <9101>  5,575円   -24 円 (-0.4%)  11:30現在
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の大手海運3社は強弱観対立し前日終値近辺で売り買いを交錯させている。緊迫の度合いを増すイラン情勢に絡み、ホルムズ海峡が通航できず事実上封鎖されている状況下、コンテナ船運賃の高騰につながるとの思惑から、前日は3銘柄ともに揃って上げ足を加速させた。ただ、大手海運は川崎汽が前日まで直近8連騰を記録しているのをはじめ、ここ2週間ほど上昇基調が鮮明であったことで買い疲れ感もある。ホルムズ海峡の封鎖に関して不透明感は拭えず、中長期で保有しにくい環境にあるため、目先利益確定の動きも観測される。

■ブランジスタ <6176>  899円   +150 円 (+20.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ブランジスタ<6176>がストップ高カイ気配。広告モデルの無料の電子雑誌を展開するほか、企業向けEC支援ビジネスなどを行う。2日取引終了後、配当計画の修正を発表した。これまで無配としていた26年9月期上期(25年10月~26年3月)の配当に関して、25円に修正するほか、下期配当は従来計画の15円に25円上乗せし40円とすることを発表した。年間ベースでは65円となり、前期実績の10円から50円の大幅増配となる。同社は株主への安定的かつ継続的な利益還元を行うことを経営課題の一つとして掲げており、今回は資産効率化を目的とする投資有価証券の売却で特別利益を計上することとなったが、その一部を株主還元に充てる。この発表を受けて、投資資金が集中する格好となった。同社株はかつて2016年に仕手化し、1万5850円の高値を形成した経緯がある。

■エコモット <3987>  612円   +100 円 (+19.5%) ストップ高   11:30現在
 エコモット<3987>がストップ高まで買われている。同社は2日取引終了後、藤山水産加工(北海道白糠町)の株式を取得し、子会社化したと発表。センサーやカメラで取得したデータをもとに、機械が自動的に判断・動作する「フィジカルAI」を水産加工現場で活用するとしており、今後の展開が期待されているようだ。同社は水産加工現場をフィジカルAIの実証と高度化を進めるコア開発拠点として位置づけ、技術の社会実装を加速する構え。現場から得られたデータと実装知見を基盤とし、水産・食品・一次産業・物流などフィジカル領域における課題解決へ技術を展開するとしている。

■エリアクエスト <8912>  192円   +25 円 (+15.0%)  11:30現在
 エリアクエスト<8912>は急反騰している。2日の取引終了後、26年6月期の連結業績予想を修正したと発表した。最終利益予想を従来予想の1億4400万円から1億6200万円(前期比44.6%増)に引き上げた。同時に期末一括配当予想は1円増配の4円(前期は3円)としており、好感した買いが集まっている。株価上昇などに伴い有価証券売却益の増加を見込む。

■fonfun <2323>  364円   +35 円 (+10.6%)  11:30現在
 fonfun<2323>が急反発している。同社は2日の取引終了後、システムエンジニアリングサービスを手掛けるYNP(東京都千代田区)の株式を取得し、完全子会社化すると発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。事業の親和性が高く、グループの収益力の底上げにつながると判断した。取得価額はアドバイザリー費用などを含めて2億6400万円。

■Gキッズ <6189>  980円   +150 円 (+18.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 グローバルキッズCOMPANY<6189>がストップ高カイ気配。同社は2日の取引終了後、株主優待制度を新設すると発表しており、材料視された。3月末と9月末を基準日とし500株以上を半年以上、継続して保有する株主を対象に、デジタルギフト「giftee BOX」を1万ポイント(年間2万ポイント)贈呈する。3月18日に上場10周年の節目を迎えるにあたり、投資家による中長期的な保有を促すことを目的として従来の現金配当に加えて株主優待制度を新設することとした。

●ストップ高銘柄
 フィーチャ <4052>  376円   +80 円 (+27.0%) ストップ高   11:30現在
 アーキテクツ <6085>  2,891円   +500 円 (+20.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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