ポンドは一時の下げから反発、ドル円はもみ合い=NY為替概況
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ポンドは一時の下げから反発、ドル円はもみ合い=NY為替概況 東京市場で155円54銭を付けたドル円は、ロンドン市場午前に156円23銭まで反発した。その後、米債利回りの低下などを受けて再びドル売りとなり、155円84銭を付けたが、NY市場に入って再びドル高となり、高値を試す展開が見られた。米生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなったこと、米国とイランの核協議が難航し、在イスラエル米大使館が緊急対応を行う職員を除いて国外退去を要請したことを受けてリスク回避のドル買いが出ていた。 もっともロンドン朝の高値にわずかに届かず、156円22銭で上値を抑えられると、その後は156円00銭を挟んでの推移となった。週末を前に様子見ムードが広がったほか、米債利回りの低下などがドル買いを抑える形となった。ロンドン朝に4%台を付けていた米10年債利回りは、NY市場午後に一時3.95%台まで低下していた。 ユーロドルは朝方のドル買いに1.1791ドルを付けたが、東京午前に安値1.1789ドルに届かず反発。米債利回りの低下を受けたドル売りなどが支えとなってロンドン朝の高値を超え、1.1827ドルまで上値を伸ばした。 ドル主導の展開となった分、ユーロ円ははっきりしない動きとなったが、NY朝にかけて184円00銭割れを付けた後、対ドルでのユーロ買いなどを支えにロンドン市場の高値を超えて184円50銭台まで上昇した。 ポンドはロンドン市場で売りが出た流れがNY市場でも継続し、1.3440ドル前後を付けた。マンチェスター北東部ゴートン&デントン選挙区の下院議員補欠選挙は、与党保守党が歴史的な地盤を有していたが、緑の党が勝利。与党の求心力低下が目立つ形となり、警戒感からポンド売りが強まった。ロンドン市場で1.3508ドルを付けた後、下げが出たポンドドルは、NY市場で米PPIの結果を受けたドル高もあって1.3440ドルまで売られた。その後1.3450ドルを挟んでの推移となったが、NY朝の安値を割り込み切れなかったことで、引けにかけてはポンド買いドル売りとなり1.3490ドル前後を付けている。 ポンド円もロンドン市場の210円83銭から一時209円80銭まで1円超の下げとなったが、引けにかけて210円50銭前後まで反発した。 MINKABUPRESS 山岡