話題株ピックアップ【夕刊】(2):NITTOK、カカクコム、三井不(訂正)

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■NITTOKU <6145>  2,635円   +54 円 (+2.1%)  本日終値
 NITTOKU<6145>が続伸。24日の取引終了後に、再建支援する片岡製作所(京都市南区)から、レーザ加工システム事業を譲り受けると発表したことが好感された。事業譲受のための子会社を日本政策投資銀行との共同出資により設立し、同事業を承継する。譲受価額は21億円。片岡製作所のレーザ加工システム事業は、NITTOKのロール・ツー・ロール設備におけるレーザ技術を用いたパターニングやスリッター、モータ事業におけるモータコア、ワイヤ及び端子の接合、更に半導体関連事業におけるプロセス技術との親和性があることから、今回の事業譲受はグループのレーザ関連事業における新たな収益機会の創出に寄与すると判断したという。なお、同件による26年3月期業績への影響は軽微としている。

■カカクコム <2371>  1,600円   +27.5 円 (+1.8%)  本日終値
 カカクコム<2371>が3日ぶりに反発。24日の取引終了後に、自動車専門メディア「webCG」を運営する100%子会社webCGの全株式を27日付でイード<6038>に譲渡すると発表しており、これが手掛かり材料視された。カカクコムでは、15年2月にメディア価値の最大化を目的にwebCG(当時は日経デジタルコンテンツ)を子会社化したが、事業ポートフォリオの再編の一環として譲渡を決定した。譲渡価額は非開示。なお、同件によるカカクコム業績への影響は軽微としている。

■三井不動産 <8801>  2,095円   +34.5 円 (+1.7%)  本日終値
 三井不動産<8801>や三菱地所<8802>、住友不動産<8830>が後場に強含んだ。政府がこの日、国会の同意が必要な22人の人事案を衆参両院に提出した。このなかで日銀審議委員に関する人事について、青山学院大学教授の佐藤綾野氏と、中央大学名誉教授の浅田統一郎氏を充てる案が示された。両氏はともにリフレ派とみなされており、金融緩和的な政策が続くとの思惑から、低金利メリットセクターである不動産株に思惑的な資金が流入したようだ。

■デンカ <4061>  3,387円   +55 円 (+1.7%)  本日終値
 デンカ<4061>が続伸。この日、子会社デンカエラストリューションが、リチウムイオンバッテリー(LiB)の熱暴走抑制に寄与するLiB向けセル間断熱材を開発し「ProfyGuard」シリーズとして販売を開始すると発表しており、好材料視された。「ProfyGuard」は、デンカが開発した断熱・延焼防止材「ProfyGuard」に、デンカエラストリューションのゴム製品製造技術を応用したクッション性材料を組み合わせた製品。セル間断熱材は、電気自動車を中心とする車載用バッテリーに幅広く採用されているほか、定置型蓄電池(ESS)への採用も含めて更なる市場成長が期待される分野であり、車載用途およびESS用途での採用拡大や、バッテリー以外の建築向け耐火用途などへも展開するもようだ。

■しまむら <8227>  3,581円   +50 円 (+1.4%)  本日終値
 しまむら<8227>がしっかり。24日の取引終了後に発表した2月度(1月21日~2月20日)の月次売上速報で、主力のしまむら業態の既存店売上高が前年同月比10.2%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。気温が低い日が多く各地で降雪の影響があったものの、婦人アウター衣料や肌着、靴下が売り上げを伸ばし、特に婦人アウター衣料では春物の配色使いのプルオーバーが好調だった。また、肌着・靴下ではプライベートブランド「ヘビロテ」のインナーや「CLOSSHI PREMIUM」3足組多機能ソックスなどが伸長した。なお、しまむら業態の全店売上高は同10.6%増だった。

■西松屋チェーン <7545>  2,189円   +21 円 (+1.0%)  本日終値
 西松屋チェーン<7545>がしっかり。24日の取引終了後に発表した2月度(1月21日~2月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比1.3%増となり、3カ月ぶりに前年実績を上回ったことが材料視された。客数が伸びたことで冬物衣料の処分が進むとともに、春物衣料の売り上げが好調に推移した。また、育児・服飾雑貨の売り上げも伸長した。なお、全店売上高は同5.9%増だった。

■三機工業 <1961>  7,660円   +50 円 (+0.7%)  本日終値
 三機工業<1961>は3日続伸。この日、「フレキシブルダクト施工支援ロボット」を開発したと発表しており、好材料視された。従来、空調用ダクトや制気口を施工する際は高所作業車や仮設足場などを用い、重量のある工具を支持しながら施工物を固定する上向き作業を行ってきたが、高層ビルでは施工箇所が1000カ所以上に上る。そこで同社では、施工数が多い「フレキシブルダクトの吊り込み作業」を対象にした施工支援ロボットを独自開発。同社の施工現場における試験運用の結果、高所作業時間の50%以上を削減することができたとしており、施工現場における高所作業の削減と安全性の向上、作業の効率化につながるとして注目されている。

■丸文 <7537>  1,264円   +3 円 (+0.2%)  本日終値
 丸文<7537>が続伸。この日、オーストラリアのカイロン・グローバル・テック社と代理店契約を締結し、防衛関連や法執行機関、警備業界向けにトレーニング・実戦用ボディアーマー・システム(耐高衝撃近接戦闘トレーニングスーツ)の国内販売を開始すると発表しており、好材料視された。今回国内販売を開始する「CHIRON-X1」は、近接戦闘に特化した極めて防護性能の高い個人用保護具ソリューション。「実戦のように訓練する」をキーワードにフィジカル面の安全性を確保しつつ機動性を確保しており、従来では制限されていた訓練カリキュラムを、これまでにないレベルで実現することが可能という。丸文では、公的な軍や警察機関だけではなく、民間警備会社や矯正施設など高度なセキュリティースキルを必要とする幅広い分野もターゲットに販売を行うとしている。

■養命酒製造 <2540>  4,050円   -545 円 (-11.9%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ
 養命酒製造<2540>が急落。ツムラ<4540>は25日未明、養命酒の株式取得に関する契約を締結したと発表した。投資会社のレノ(東京都渋谷区)が養命酒に対して株式公開買い付け(TOB)を実施し、その後養命酒の株主をレノと投資会社の湯沢(同)のみとするスクイーズアウトを行い非公開化する予定。そのうえで、レノは保有する養命酒株の全てを湯沢に譲渡した後、非事業性資産の移転を行ったうえで、湯沢が持つ養命酒株をツムラは取得する。レノによるTOB価格は1株4050円。養命酒の株価はこれにサヤ寄せする動きをみせた。ツムラは事業ポートフォリオの多様化につなげる方針。養命酒はレノによるTOBについて、賛同の意見を表明したうえで、応募に関しては株主の判断に委ねるとした。東京証券取引所は25日付で養命酒を監理銘柄(確認中)に指定した。レノによる買付予定数の下限は190万3900株。上限は設定しない。買付期間は25日から4月8日まで。

株探ニュース

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