話題株ピックアップ【夕刊】(1):ユニオンツル、住友鉱、野村総研
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■ユニオンツール <6278> 15,980円 +1,480 円 (+10.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率8位 ユニオンツール<6278>が大幅高で7連騰。2000年4月以来の高値圏で上げ足を速めている。同社はプリント配線板用ドリルの世界最大手。26年12月期は2ケタの増収増益で過去最高益の更新を見込む。AIサーバーに使用されるパッケージ基板や高多層基板の需要が拡大し、同社の事業には強い追い風が吹いている状況だ。こうしたなか、25日付の日刊工業新聞は「ユニオンツールは生成AI(人工知能)向け半導体の需要拡大に対応するため、2026年12月期からの2カ年で総額260億円超を投じ、長岡工場(新潟県長岡市)でのプリント配線板用超硬ドリル(PCBドリル)の生産能力を毎年5割ずつ引き上げる」と報道。同社株の刺激材料となり、一段の上昇に寄与することとなった。 ■住友金属鉱山 <5713> 11,650円 +840 円 (+7.8%) 本日終値 住友金属鉱山<5713>が5連騰。株価は12日につけた1万1020円の上場来高値を約2週間ぶりに更新した。米連邦最高裁が20日、米政権の相互関税などに対して違憲判決を下すなど、米関税政策が混乱するなか安全資産としての金価格が上昇している。また、足もとでは銅価格も堅調な値動きとなっている。特に、米国とイランの両政府は26日に核問題を巡る協議を予定している。トランプ米大統領は、核協議も踏まえイラン攻撃の是非を判断するとみられており、同協議が不調に終わった場合、地政学リスクの高まりから金価格の上昇が予想されるだけに、同社株には思惑買いも流入している様子だ。 ■野村総合研究所 <4307> 3,800円 +239 円 (+6.7%) 本日終値 野村総合研究所<4307>が3日ぶり急反発。同社は24日、米AIスタートアップのアンソロピックが提供する生成AI技術「Claude(クロード)」の日本市場向け導入支援サービスを整備し、順次拡大すると発表。これを材料視した買いが入った。AIエージェント型ツール「Claude Code(クロード・コード)」などを含め、業務活用コンサルティングや導入・実装・運用支援などを提供する。更に、クロードの企業向けプランである「Claude for Enterprise(クロード・フォー・エンタープライズ)」を野村総研社内にも導入し技術者育成を推進。得られた知見をアンソロピック・ジャパンと共有し、日本企業が安心して活用できる環境を構築していく。 ■フジクラ <5803> 26,825円 +1,635 円 (+6.5%) 本日終値 フジクラ<5803>は大幅続伸。この日午後2時ごろ、株式分割を実施すると発表した。3月31日を基準日として1株を6株に分割する。株式の投資単位当たりの金額を下げることで、個人をはじめとした投資家が投資しやすい環境を整えて投資家層の拡大を図るため。 ■丸千代山岡家 <3399> 3,820円 +160 円 (+4.4%) 本日終値 丸千代山岡家<3399>は4日続伸。24日取引終了後、上場20周年記念配当を実施すると発表した。従来、普通配当21円としていた26年1月期の配当予想に記念配当2円を上乗せし、計23円(株式分割考慮ベースで前の期4円)とする。株主還元姿勢を評価する見方が広がった。 ■東京エレクトロン <8035> 46,230円 +1,850 円 (+4.2%) 本日終値 東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連株に投資資金が流入した。前日の米国株市場ではアドバンスト・マイクロ・デバイシズやインテル が大幅高に買われたのをはじめ半導体セクターが高く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反発し史上最高値を更新した。これを受けて東京市場でも同関連の主力銘柄を中心に物色の矛先が向いている。日本時間あす早朝にエヌビディア の11~1月期決算発表を控え、この結果を見極めたいとのニーズはあるものの、下値では旺盛な押し目買い意欲が観測され、投資家心理は足もと強気優勢に傾いている。 ■オプテックスグループ <6914> 3,140円 +120 円 (+4.0%) 本日終値 オプテックスグループ<6914>が後場上げ幅を拡大し、2018年8月以来、約7年6カ月ぶりの高値をつけた。きょう午後0時23分ごろ、米運用会社のグランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニーが新たにオプテクスGの株式について5%保有していることが明らかになり、思惑視した買いが入った。関東財務局に提出された大量保有報告書によると、報告義務発生日は2月17日。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為等を行うこともありうる」としている。 ■サイボウズ <4776> 2,106円 +60 円 (+2.9%) 本日終値 サイボウズ<4776>は4日ぶり反発。24日取引終了後、1月度の月次動向を発表。連結売上高は前年同月比17.0%増と、プラス基調を継続した。クラウド関連事業の売上高も同17.8%増と好調だった。これが手掛かりとなった。 ■F&LC <3563> 9,687円 +237 円 (+2.5%) 本日終値 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が続伸。株価は一時、9719円まで上昇し12日につけた9688円の最高値を更新した。大和証券は24日、同社株の投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続するとともに、目標株価を9000円から1万500円に引き上げた。第1四半期(25年10~12月)の連結営業利益は前年同期比40.5%増の134億6300万円だった。好決算の牽引役は中国本土を中心とした海外スシローで、国内スシローも引き続き好調。同証券では、海外を中心に成長スピードが加速していることを評価している。 株探ニュース