話題株ピックアップ【昼刊】:ユニオンツル、野村総研、東エレク

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■ユニオンツール <6278>  15,940円   +1,440 円 (+9.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 ユニオンツール<6278>が大幅高で7連騰。2000年4月以来の高値圏で上げ足を速めている。同社はプリント配線板用ドリルの世界最大手。26年12月期は2ケタの増収増益で過去最高益の更新を見込む。AIサーバーに使用されるパッケージ基板や高多層基板の需要が拡大し、同社の事業には強い追い風が吹いている状況だ。こうしたなか、25日付の日刊工業新聞は「ユニオンツールは生成AI(人工知能)向け半導体の需要拡大に対応するため、2026年12月期からの2カ年で総額260億円超を投じ、長岡工場(新潟県長岡市)でのプリント配線板用超硬ドリル(PCBドリル)の生産能力を毎年5割ずつ引き上げる」と報道。同社株の刺激材料となり、一段の上昇に寄与することとなった。

■野村総合研究所 <4307>  3,780円   +219 円 (+6.2%)  11:30現在
 野村総合研究所<4307>が3日ぶり急反発。同社は24日、米AIスタートアップのアンソロピックが提供する生成AI技術「Claude(クロード)」の日本市場向け導入支援サービスを整備し、順次拡大すると発表。これを材料視した買いが入った。AIエージェント型ツール「Claude Code(クロード・コード)」などを含め、業務活用コンサルティングや導入・実装・運用支援などを提供する。更に、クロードの企業向けプランである「Claude for Enterprise(クロード・フォー・エンタープライズ)」を野村総研社内にも導入し技術者育成を推進。得られた知見をアンソロピック・ジャパンと共有し、日本企業が安心して活用できる環境を構築していく。

■東京エレクトロン <8035>  46,180円   +1,800 円 (+4.1%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連株に投資資金が流入している。前日の米国株市場ではアドバンスト・マイクロ・デバイシズやインテルが大幅高に買われたのをはじめ半導体セクターが高く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反発し史上最高値を更新した。これを受けて東京市場でも同関連の主力銘柄を中心に物色の矛先が向いている。日本時間あす早朝にエヌビディアの11~1月期決算発表を控え、この結果を見極めたいとのニーズはあるものの、下値では旺盛な押し目買い意欲が観測され、投資家心理は足もと強気優勢に傾いている。

■丸千代山岡家 <3399>  3,760円   +100 円 (+2.7%)  11:30現在
 丸千代山岡家<3399>は4日続伸。24日取引終了後、上場20周年記念配当を実施すると発表した。従来、普通配当21円としていた26年1月期の配当予想に記念配当2円を上乗せし、計23円(株式分割考慮ベースで前の期4円)とする。株主還元姿勢を評価する見方が広がっている。

■サイボウズ <4776>  2,088円   +42 円 (+2.1%)  11:30現在
 サイボウズ<4776>は4日ぶり反発。24日取引終了後、1月度の月次動向を発表。連結売上高は前年同月比17.0%増と、プラス基調を継続した。クラウド関連事業の売上高も同17.8%増と好調だった。これが手掛かりとなっている。

■丸文 <7537>  1,275円   +14 円 (+1.1%)  11:30現在
 丸文<7537>が続伸している。この日、オーストラリアのカイロン・グローバル・テック社と代理店契約を締結し、防衛関連や法執行機関、警備業界向けにトレーニング・実戦用ボディアーマー・システム(耐高衝撃近接戦闘トレーニングスーツ)の国内販売を開始すると発表しており、好材料視されている。今回国内販売を開始する「CHIRON-X1」は、近接戦闘に特化した極めて防護性能の高い個人用保護具ソリューション。「実戦のように訓練する」をキーワードにフィジカル面の安全性を確保しつつ機動性を確保しており、従来では制限されていた訓練カリキュラムを、これまでにないレベルで実現することが可能という。丸文では、公的な軍や警察機関だけではなく、民間警備会社や矯正施設など高度なセキュリティースキルを必要とする幅広い分野もターゲットに販売を行うとしている。

■しまむら <8227>  3,570円   +39 円 (+1.1%)  11:30現在
 しまむら<8227>がしっかり。24日の取引終了後に発表した2月度(1月21日~2月20日)の月次売上速報で、主力のしまむら業態の既存店売上高が前年同月比10.2%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。気温が低い日が多く各地で降雪の影響があったものの、婦人アウター衣料や肌着、靴下が売り上げを伸ばし、特に婦人アウター衣料では春物の配色使いのプルオーバーが好調だった。また、肌着・靴下ではプライベートブランド「ヘビロテ」のインナーや「CLOSSHI PREMIUM」3足組多機能ソックスなどが伸長した。なお、しまむら業態の全店売上高は同10.6%増だった。

■カカクコム <2371>  1,585円   +12.5 円 (+0.8%)  11:30現在
 カカクコム<2371>が3日ぶりに反発している。24日の取引終了後に、自動車専門メディア「webCG」を運営する100%子会社webCGの全株式を27日付でイード<6038>に譲渡すると発表しており、これが手掛かり材料視されている。カカクコムでは、15年2月にメディア価値の最大化を目的にwebCG(当時は日経デジタルコンテンツ)を子会社化したが、事業ポートフォリオの再編の一環として譲渡を決定した。譲渡価額は非開示。なお、同件によるカカクコム業績への影響は軽微としている。

■養命酒製造 <2540>  4,060円   -535 円 (-11.6%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 養命酒製造<2540>が急落している。ツムラ<4540>は25日未明、養命酒の株式取得に関する契約を締結したと発表した。投資会社のレノ(東京都渋谷区)が養命酒に対して株式公開買い付け(TOB)を実施し、その後養命酒の株主をレノと投資会社の湯沢(同)のみとするスクイーズアウトを行い非公開化する予定。そのうえで、レノは保有する養命酒株の全てを湯沢に譲渡した後、非事業性資産の移転を行ったうえで、湯沢が持つ養命酒株をツムラは取得する。レノによるTOB価格は1株4050円。養命酒の株価はこれにサヤ寄せする動きをみせている。ツムラは事業ポートフォリオの多様化につなげる方針。養命酒はレノによるTOBについて、賛同の意見を表明したうえで、応募に関しては株主の判断に委ねるとした。東京証券取引所は25日付で養命酒を監理銘柄(確認中)に指定した。レノによる買付予定数の下限は190万3900株。上限は設定しない。買付期間は25日から4月8日まで。

■キオクシア <285A>  21,015円   -1,255 円 (-5.6%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 キオクシアホールディングス<285A>が急反落している。前日の米株式市場でキオクシアの協業相手である米サンディスクが4%を超す下落となった。調査会社のシトロン・リサーチがサンディスクに関して空売りレポートを公表しており、サンディスク株の重荷となったようだ。キオクシアはツレ安を余儀なくされる形となり、半導体株全般に堅調地合いのなかで逆行安となっている。

■高島屋 <8233>  2,088.5円   -121 円 (-5.5%)  11:30現在  東証プライム 下落率4位
 高島屋<8233>は大幅4日続落している。24日の取引終了後に、1月30日に発表した28年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)の買い入れ及び消却の結果が確定したと発表。それに伴い、1月30日に修正した26年2月期の最終損益予想を130億円の黒字から105億円の赤字(前期395億2500万円の黒字)へ再下方修正しており、これを嫌気した売りが出ている。なお、売上高4914億円(前期比1.4%減)、営業利益525億円(同8.7%減)は従来見通しを据え置いている。

■日本製鉄 <5401>  632円   -31.9 円 (-4.8%)  11:30現在  東証プライム 下落率5位
 日本製鉄<5401>が大幅安で4日続落している。同社は24日の取引終了後、ユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を決めたと発表した。発行規模について同日午後4時台の発表では合計で約5500億円の予定としていたが、投資家の需要を踏まえ同日午後7時台に約6000億円に増額したと開示した。将来の株式転換による希薄化リスクが意識され、株価の重荷となった。2029年満期と2031年満期の2つのCBを海外市場向けに発行する。調達資金は、USスチールの買収に関するブリッジローンの返済に全額を充当する予定。

■みずほFG <8411>  6,641円   -289 円 (-4.2%)  11:30現在  東証プライム 下落率9位
 みずほフィナンシャルグループ<8411>が大幅に3日続落。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が軟調に推移し、東証の業種別指数の銀行業は2%を超す下落となっている。毎日新聞電子版が24日午後4時に「高市早苗首相が日銀の植田和男総裁と16日に会談した際、追加利上げに難色を示していたことが分かった」と報じた。政権側の意向を受けて日銀が追加利上げに消極的になった場合、市中金利の上昇に伴う貸出金利の上昇や、調達金利と運用利回りの差となる利ザヤの改善による銀行の業績拡大に対する期待が低下するとの見方から、メガバンクをはじめ銀行株の買い持ち高を圧縮する目的が膨らんだ。記事では関係者の意見として、高市首相が利上げに対して前回の会談の時より厳しい態度を示していたと伝えている。

■イビデン <4062>  9,596円   -288 円 (-2.9%)  11:30現在
 イビデン<4062>は反落。24日取引終了後、既存株主である金融機関による687万4700株の売り出しを実施すると発表した。需要状況に応じて上限103万1100株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。売り出し価格は3月4~9日のいずれかの日に決定する。政策保有株の縮減方針に基づき適切な株主構成のあり方について検討を進めるなか、複数の株主から売却意向を確認したため。これを受け、株式需給の悪化を懸念した売りが出ている。

●ストップ高銘柄
 第一稀元素化学工業 <4082>  2,924円   +500 円 (+20.6%) ストップ高   11:30現在
 テクニスコ <2962>  1,017円   +150 円 (+17.3%) ストップ高   11:30現在
 東洋エンジニアリング <6330>  3,425円   +504 円 (+17.3%) ストップ高   11:30現在
 岡本硝子 <7746>  1,073円   +150 円 (+16.3%) ストップ高   11:30現在
 マスカットG <195A>  1,108円   +150 円 (+15.7%) ストップ高   11:30現在
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 バリュークリエーション <9238>  836円   -150 円 (-15.2%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

株探ニュース

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