話題株ピックアップ【昼刊】:大豊工業、キオクシア、ハーモニック

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材料

■指月電機製作所 <6994>  1,107円   +150 円 (+15.7%) ストップ高   11:30現在
 指月電機製作所<6994>が急動意、一時13.2%高の1083円まで駆け上がり、昨年12月8日につけた昨年来高値1010円を大きく上回り昨年来高値を更新。同時に2018年1月の高値1054円も払拭し、実質青空圏に突入。時価は1991年7月以来約35年ぶりの高値圏に浮上した。三菱電系のコンデンサー及び電力機器メーカーで、大型コンデンサーで高い実績を誇るが、特にフィルムコンデンサーでは、国内過半の商品シェアを有するニッチトップとして存在感を示す。AIデータセンターの世界的な建設ラッシュに伴い、データセンターの空調設備や受配電機器向けコンデンサーが好調。更に、トラブル時の補助電源であるUPS(無停電電源装置)向けで需要開拓が進み業績に反映させている。26年3月期の最終利益は期中2度にわたる上方修正を行い、前期比5割増の18億円予想と大幅な伸びを見込み、これは11年ぶりの過去最高更新となる。

■大豊工業 <6470>  1,135円   +150 円 (+15.2%) ストップ高   11:30現在
 大豊工業<6470>はストップ高。著名個人投資家の井村俊哉氏が助言するファンドを手掛ける投資運用会社fundnote(ファンドノート、東京都港区)が20日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、大豊工業株を5.54%取得したことが判明した。保有目的は「スチュワードシップ・コードに則り建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す」とした上で「受益者の利益を保全する為に、保有目的を『重要提案行為を行う』に変更する場合がある」とした。報告義務発生日は2月13日。これを受け、思惑的な買いが集まっている。

■キオクシア <285A>  21,995円   +1,435 円 (+7.0%)  11:30現在
 キオクシアホールディングス<285A>が1400円を超える大幅高で4日ぶりに反発した。前日の米国株市場ではハイテク株は総じて軟調だったが、半導体関連セクターはエヌビディアが堅調を維持するなど跛行色もみられた。そのなか、NANDメモリーのサンディスクは4連騰で666ドル台まで値を戻し、2月3日につけた上場来高値725ドルを早晩視界に捉えるポジションに浮上してきた。キオクシアはサンディスクと同業態であり、国内で生産ラインを共同運営していることなどから株価連動性も高く、海外投資家とみられる買いを誘引している。現在、売買代金は既に1400億円台に達し、東証全市場を通じてトップとなっている。

■ハーモニック <6324>  4,615円   +240 円 (+5.5%)  11:30現在
 ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>がマドを開けて上放れし、3連騰となっている。前週末20日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、2月27日付で東証スタンダード市場から東証プライム市場へ市場変更することになったと発表した。指数連動型ファンドの資金の流入による需給改善効果を期待した買いが集まっている。同社は、波動歯車装置「ハーモニックドライブ」をはじめとする減速装置や、産業用ロボットや半導体製造装置に組み込まれるメカトロニクス製品の製造販売が主な事業。26年3月期連結業績予想は、売上高570億円(前期比2.4%増)、経常利益15億円(同9.9倍)を見込む。

■フォスター電機 <6794>  3,140円   +147 円 (+4.9%)  11:30現在
 フォスター電機<6794>は大幅反発している。前週末20日の取引終了後、シンガポールに拠点を置く投資運用会社のアクシウム・キャピタルによる株式保有比率が17.62%から18.65%に上昇したことが明らかになり、思惑視した買いが入っている。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は2月13日。保有目的は「純投資」としている。

■乾汽船 <9308>  1,608円   +62 円 (+4.0%)  11:30現在
 乾汽船<9308>が急反発している。前週末20日の取引終了後、香港の投資会社であるリム・アドバイザーズが乾汽船の株式について新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、材料視されたようだ。同日に提出された大量保有報告書によると、リム・アドバイザーズの保有割合は5.44%。報告義務発生日は13日。保有目的は「純投資」としている。

■アドバンテスト <6857>  26,480円   +1,005 円 (+4.0%)  11:30現在
 アドバンテスト<6857>が足もと買い優勢に傾いている。ここ調整色をみせていたが、テクニカル的には年初から強力なサポートラインとなっていた25日移動平均線に急接近していることで、目先リバウンドを期待した押し目買いを誘導している。あす25日に米半導体大手エヌビディアの11~1月期決算発表を控えており、この内容を見極めたいとのニーズがマーケットには漂う。とりわけ東京市場ではエヌビディアを主要顧客とするアドテストの値動きに注目が集まりやすい。一方、前週にアドテストはランサムウェアに伴うサイバーセキュリティーインシデントを公表しており、これが不透明感を誘う個別のネガティブ材料として意識され、積極的な買いが入りにくい面もある。

■マクドナルド <2702>  7,310円   +200 円 (+2.8%)  11:30現在
 日本マクドナルドホールディングス<2702>は反発。前週19日に続き、再び上場来高値を更新した。同社は24日、標準店舗の約6割の商品について、25日から店頭価格(税込み)を10円から50円の幅で改定すると発表した。原材料費やエネルギーコスト、人件費上昇の長期化を受けての対応という。「ビッグマック」は480円から500円へ、「ダブルチーズバーガー」は450円から480円へ値上げする。今後の収益力向上への期待から買われている。

■日本ドライケミカル <1909>  12,800円   +320 円 (+2.6%)  11:30現在
 日本ドライケミカル<1909>が5日続伸し、上場来高値を連日更新している。前週末20日の取引終了後、3月31日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表しており、材料視した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の更なる拡大を図る。効力発生日は4月1日。

■パイロット <7846>  4,932円   +87 円 (+1.8%)  11:30現在
 パイロットコーポレーション<7846>が堅調推移。同社は前週末20日の取引終了後、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において、24日に取得総数211万9000株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.68%)、取得総額106億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。24日朝の自己株式立会外買付取引情報によると、パイロットは同日、上限となる211万9000株を1株4845円で買い付けた。資本効率の向上に向けた取り組みを好感した買いが入ったようだ。このほか同社は20日、自社株350万株を3月31日に消却する予定だと公表している。

■SBIGAM <4765>  615円   +7 円 (+1.2%)  11:30現在
 SBIグローバルアセットマネジメント<4765>が反発。前週末20日の取引終了後、未定としていた26年3月期の業績・配当予想を見直し、今期の売上高が270億円(前期比2.3倍)、営業利益が45億5000万円(同2.0倍)、最終利益が26億5000万円(同61.0%増)になる見通しだと発表した。また期末配当予想は13円75銭とする。年間配当予想は22円75銭(前期は22円)となる。発表内容を評価した買いが集まった。今期は売上高と営業利益、経常利益で過去最高を更新する見通し。従来からの連結子会社であるSBIアセットマネジメントなど子会社の業績が堅調に推移。昨年9月1日をみなし取得日とするSBI岡三アセットマネジメントの子会社化や、12月1日の旧SBIレオスひふみの吸収合併を通じたレオス・キャピタルワークスの子会社化を通じ、連結対象が大きく拡充したことも織り込んだ。

■スカパーJ <9412>  2,832円   +32 円 (+1.1%)  11:30現在
 スカパーJSATホールディングス<9412>が切り返し急、一時2900円台まで上値を伸ばし、今月12日につけた昨年来高値2933円奪回を視野に捉えている。同社は有料放送「スカパー!」のほか、衛星通信サービスなど宇宙事業に傾注しているが、20日取引終了後、三菱電機<6503>、三井物産<8031>と共同で設立した特別目的会社トライサット・コンステレーションが防衛省と「衛星コンステレーションの整備・運営等事業」に関する事業契約を締結したことを発表、これが株価を新たに刺激する材料として働いている。契約金額は2831億円で、事業期間は今年2月19日から2031年3月31日としている。

■エムアップ <3661>  683円   +7 円 (+1.0%)  11:30現在
 エムアップホールディングス<3661>が続伸している。前週末20日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を145万株(自己株式を除く発行済み株数の2.0%)、または10億円としており、材料視した買いが入っている。取得期間は2月24日から7月31日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とするほか、株主還元の拡充及び資本効率の向上のために自社株買いを行うという。

■アクセルHD <402A>  657円   +100 円 (+18.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アクセルスペースホールディングス<402A>はストップ高の水準となる前営業日比100円高の657円でカイ気配となっている。子会社のアクセルスペースが前週末20日、防衛省の「衛星コンステレーションの整備・運営等事業」について同省と事業契約を締結した特別目的会社トライサット・コンステレーション(東京都新宿区)らと、光学衛星画像の納入に関する衛星画像データ取得業務等委託契約を締結したと発表しており、好感した買いを引き寄せている。衛星コンステレーションの整備・運営等事業はスタンド・オフ防衛能力の確保に必要な画像情報の安定的な取得を目的に、民間企業が運営する衛星コンステレーションの構築を目指すPFI事業。トライサット・コンステレーションを設立した三菱電機<6503>とスカパーJSATホールディングス<9412>、三井物産<8031>の3社が、アクセルスペースやSynspective<290A>、QPSホールディングス<464A>子会社のQPS研究所などとともに落札した。アクセルスペースは同事業に唯一の光学画像提供者として参画するという。

■富士通 <6702>  3,305円   -325 円 (-9.0%)  11:30現在  東証プライム 下落率6位
 富士通<6702>やNEC<6701>が急落している。23日の米株式市場でIBMが13%を超す下落となった。AIスタートアップの米アンソロピックが、自社ツール「Claude Code(クロード・コード)」により、従来型のプログラミング言語「COBOL(コボル)」が使われたシステムの近代化が可能になると発表した。これを受けてIBM株への売り圧力が強まり、影響は他のソフトウェア関連株に波及。24日の東京市場において富士通やNECには、ITシステム関連の業務に悪影響を及ぼすリスクが意識され、売りが促される格好となったようだ。

■光陽社 <7946>  2,770円   +500 円 (+22.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 光陽社<7946>がストップ高の水準となる前営業日比500円高の2770円でカイ気配となった。同社は前週末20日の取引終了後、3月8日を効力発生日として1株を5株に分割すると発表。これを手掛かりとした買いが入った。株式の流動性向上と投資家層の拡大を目的とする。

■ASIAN STAR <8946>  114円   +30 円 (+35.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ASIAN STAR<8946>がストップ高カイ気配となっている。同社は20日取引終了後、将来の事業展開に備えて定款に新たな事業項目を追加すると発表しており、これが材料視されているようだ。追加するのは「ブロックチェーン基盤技術及び関連ソリューションの研究、開発、提供」「暗号資産・セキュリティトークンの発行、売買、保管並びに関連サービス」「Web3.0に基づくプラットフォームの企画、開発、運営およびトークノミクス設計・スマートコントラクト監査」。また、今後の機動的な資本政策の柔軟性を確保し、将来の成長戦略の推進や財務基盤の強化に備えるため、現行の発行可能株式総数を変更し、発行枠を拡大するとしている。なお、定款変更のための定時株主総会を3月27日に開くという。


●ストップ高銘柄
 TBグループ <6775>  190円   +50 円 (+35.7%) ストップ高   11:30現在
 東京衡機 <7719>  560円   +80 円 (+16.7%) ストップ高   11:30現在
 成友興業 <9170>  3,880円   0 円 (0.0%) ストップ高   11:30現在
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 バリュークリエーション <9238>  986円   -300 円 (-23.3%) ストップ安売り気配   11:30現在
 網屋 <4258>  2,725円   -700 円 (-20.4%) ストップ安   11:30現在
 Gセキュリ <4417>  2,260円   -500 円 (-18.1%) ストップ安   11:30現在
 など、3銘柄

株探ニュース

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