話題株ピックアップ【夕刊】(1):ブックオフG、リガクHD、浜ゴム
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■ブックオフG <9278> 2,100円 +400 円 (+23.5%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ ブックオフグループホールディングス<9278>がストップ高。18日取引終了後に伊藤忠商事<8001>との資本・業務提携を発表しており、これが好感された。伊藤忠傘下のファミリーマートが持つ店舗網を活用したリユース品の仕入強化をはじめ、プレミアムサービス事業(ブランド品買い取りやジュエリーの修理・販売など)の出店拡大や集客、海外事業の推進、新規事業の立ち上げなどを図る。伊藤忠はブックオフGの株主である小学館、集英社、講談社の3社から市場外の相対取引により、87万9000株(議決権ベースで5.01%)を取得する。 ■リガクHD <268A> 1,640円 +247 円 (+17.7%) 一時ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率2位 リガク・ホールディングス<268A>は一時ストップ高。前日に続く上場来高値更新で青空圏に突入している。高市早苗政権が掲げる17の重点投資分野のひとつAI・半導体では、AIデータセンター向け記憶装置であるSSDの需要が急拡大し、SSDに搭載されるNAND型フラッシュメモリーを製造するキオクシアホールディングス<285A>が年初から記録的な大商いで急速に株価水準を切り上げている。X線分析装置で世界屈指の競争力を有するリガクHDは、このキオクシアとも強力な連携関係にあり、NANDメモリー量産ラインに次世代半導体用計測装置の導入が決まっている。市場では「高市政策を意識してキオクシア関連との位置づけで改めて脚光を浴びているほか、米国との対米投融資の第2弾プロジェクトに絡む思惑もあるのではないか」(中堅証券ストラテジスト)という指摘も出ている。 ■横浜ゴム <5101> 7,660円 +892 円 (+13.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位 横浜ゴム<5101>は急伸。この日午後2時ごろ、25年12月期連結決算を発表。売上高は1兆2349億円(前の期比12.8%増)、事業利益は1665億7700万円(同24.0%増)だった。新車向けなどが伸びたほか、昨年買収した米グッドイヤーのOTR(オフ・ザ・ロード)事業が収益貢献した。続く26年12月期の売上高は1兆3000億円(前期比5.3%増)、事業利益は1880億円(同12.9%増)と成長が続く見通し。純利益段階ではマイナスを見込むものの、配当予想は172円(前期134円)と増額する方針を示した。これを好感した買いが入った。これに合わせる形で、現在進行中の中期経営計画における最終年度(26年12月期)の業績目標を上方修正した。従来は売上高1兆2500億円、事業利益1500億円を見込んでいた。 ■IMV <7760> 3,905円 +205 円 (+5.5%) 本日終値 IMV<7760>が新値追い。同社はきょう午後1時ごろ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙戦略基金事業(第2期)で、「宇宙機の環境試験の課題解決(A)各種環境試験(放射線試験を除く)の課題解決(補助・委託)」に採択されたと発表。これが新たな買い手掛かりとなったようだ。同プロジェクトの支援上限金額は、補助事業30億円(金額が変動する場合あり)、委託事業12億円(同)で、補助事業及び委託事業期間は5年間(当初補助期間は補助金交付決定日から最初のステージゲートが終了する日(未定)の属する年度の末日まで)。衛星のミッションやサイズにあわせた最適な試験の実施・評価についての共通認識を形成し、特に小型衛星に対する試験評価標準の体系化・最適化を目的とした研究を実施する予定だとしている。 ■トレファク <3093> 1,842円 +91 円 (+5.2%) 本日終値 トレジャー・ファクトリー<3093>は続急伸。18日の取引終了後に、26年2月期の連結業績予想について、売上高を462億5200万円から483億5200万円(前期比14.6%増)へ、営業利益を44億2000万円から46億9400万円(同16.3%増)へ、純利益を30億800万円から31億4100万円(同15.9%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を20円から21円へ引き上げ年間配当予想を40円(前期36円)とすると発表しており、これを好感した買いが入った。リユースへの需要が引き続き強く推移し、既存店の売り上げが高い伸びをみせており、第3四半期業績が計画を上回ったことに加えて、第4四半期も単体既存店売上高が12月は前年同月比3.4%増、1月は同6.2%増と計画を上回っていることが要因としている。 ■トレンドマイクロ <4704> 5,832円 +241 円 (+4.3%) 本日終値 トレンドマイクロ<4704>が3日ぶり急反発。底値圏離脱の兆しをみせている。同社は18日の取引終了後、25年12月期の連結決算発表にあわせ、26年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比9.2%増の3015億円、最終利益が同6.0%増の366億円となる見通し。あわせて取得総数120万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.92%)、取得総額50億円を上限とする自社株買いの実施も開示している。増益予想と株主還元姿勢を材料視した買いが入った。今期は営業減益を見込む一方で、経常利益は前期に続き最高益の更新を計画する。売上高は欧米で10%程度、アジアは10%台半ばの増加を想定。日本は1ケタ台前半の伸びとなる見通し。人件費やマーケティングコストの増加も見込む。25年12月期の売上高は前の期比1.2%増の2759億8400万円、最終利益は同0.5%増の345億2300万円だった。自社株の取得期間は2月19日から3月24日とする。 ■ヒビノ <2469> 3,645円 +150 円 (+4.3%) 本日終値 ヒビノ<2469>が一段高で昨年来高値を更新。同社はきょう、「パナソニック スタジアム吹田」に8ミリピッチLEDディスプレーシステム「ChromaLED 8B」を納入したことを明らかにしており、これが株価を刺激したようだ。今回納入したLEDディスプレーは、バナービジョンとしてホーム・アウェイ双方のゴール裏に各1面ずつ設置され、既に15日から運用を開始。同社は23年に同スタジアムへ2面の大型ビジョンを納入しており、映像品質の高さと長期安定稼働が評価され、追加採用に至ったという。 ■INPEX <1605> 3,719円 +121 円 (+3.4%) 本日終値 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が堅調。18日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の3月限が前日比2.86ドル高の1バレル=65.19ドルと上昇した。近くトランプ米政権がイランへの攻撃に踏み切る可能性がある、と一部で報じられ中東情勢の緊迫化懸念が原油相場を押し上げた。スイスで開かれたロシアとウクライナの和平協議に進展がみられず、ロシア産原油の供給増に対する警戒感が後退したことも原油高要因となった。 ■大和工業 <5444> 12,740円 +405 円 (+3.3%) 本日終値 大和工業<5444>が4連騰。SMBC日興証券が18日、大和工の目標株価を9300円から1万4300円に増額修正した。目標株価は3段階で最上位の「1」を継続する。米国事業に関して、輸入関税の導入に伴う輸入品の減少とデータセンター向けの需要増加で、年明け以降の形鋼のスプレッドは過去最高水準に上昇していると指摘。米国事業は好調が継続するとみる。同証券は大和工の27年3月期純利益予想を536億円から601億円に引き上げた。 ■FRONTEO <2158> 900円 +27 円 (+3.1%) 本日終値 FRONTEO<2158>は続伸。18日の取引終了後、研究セキュリティー上のリスクを定量的に評価・可視化する技術を開発し特許を出願したと発表しており、材料視した買いが集まった。同社が展開する経済安全保障対策AIソリューション「KIBIT Seizu Analysis」(キビット・セイズ・アナリシス)において開発した。調査対象研究者を取り巻くリスク構造を定量化・可視化するために、二次共著者も含む大規模な共著ネットワークを解析する。同技術により、利用者は過去の論文共著者や共著ネットワーク、資金源、懸念組織との関係性などを把握できる。 株探ニュース