話題株ピックアップ【夕刊】(2):日産自、ライオン、アシックス

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■日産自動車 <7201>  447円   +36 円 (+8.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率9位
 日産自動車<7201>が大幅に3日続伸。同社は12日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。今期の売上高予想は11兆7000億円から11兆9000億円(前期比5.8%減)に引き上げたほか、営業損益の赤字幅の見通しは2750億円から600億円(前期は697億9800万円の黒字)に見直した。営業赤字幅の縮小見通しを材料視した買いが入った。固定費削減による効果が想定以上となる見込み。為替の影響も踏まえて業績予想を見直した。未定としていた最終損益予想は6500億円の赤字(前期は6708億9800万円の赤字)とした。グローバルでの小売販売台数の見通しは325万台から320万台に引き下げた。想定為替レートは1ドル=149円(従来は146円)、1ユーロ=173円(同168円)としている。4~12月期の売上高は8兆5779億7400万円(前年同期比6.2%減)、営業損益は101億700万円の赤字(前年同期は640億1000万円の黒字)、最終損益は2502億2300万円の赤字(同51億4800万円の黒字)だった。

■ライオン <4912>  1,832.5円   +145.5 円 (+8.6%)  本日終値
 ライオン<4912>が4営業日ぶりに急反発。同社は12日取引終了後、26年12月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比10.0%増の400億円としていることや、年間配当計画を同4円増配の34円としていることが好感されたようだ。売上高は同1.9%増の4300億円となる見通し。セグメント別では一般用消費財が堅調に推移するとみているほか、海外が新規進出国の貢献などから大幅増収になると見込んでいる。

■アシックス <7936>  4,396円   +344 円 (+8.5%)  本日終値
 アシックス<7936>は後場に上げ幅を急拡大し、昨年8月につけた上場来高値を更新した。この日、25年12月期の連結決算発表にあわせ26年12月期の業績予想を開示し、今期の売上高が前期比17.2%増の9500億円、最終利益が同11.4%増の1100億円となる見通しを示した。2ケタの増収増益でかつ、前期に続き過去最高益の更新を計画する。年間配当予想は同10円増配の38円とし、これらを評価した買いが株価を押し上げた。今期はパフォーマンスランニング部門やスポーツスタイル部門が牽引する形で販売が増加し、粗利益率も改善すると予想する。25年12月期の売上高は8109億1600万円(前の期比19.5%増)、最終利益が987億1900万円(同54.7%増)となった。ともに計画に対して上振れして着地した。

■ユニ・チャーム <8113>  1,043.5円   +78 円 (+8.1%)  本日終値
 12日に決算を発表。「今期最終は33%増で3期ぶり最高益、4円増配へ」が好感された。
 ユニ・チャーム <8113> [東証P] が2月12日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年12月期の連結最終利益は前の期比20.3%減の652億円になったが、26年12月期は前期比32.6%増の865億円に拡大を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に発表した「1.72%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の1.72%にあたる3000万株(金額で190億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月13日から12月17日まで。

■キオクシア <285A>  22,845円   +1,670 円 (+7.9%)  本日終値
 キオクシアホールディングス<285A>が続騰し、上場来高値を更新した。同社は12日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。あわせて通期の業績予想を公表した。売上高は2兆1797億7600万~2兆2697億7600万円(前期比27.7~33.0%増)、非GAAPベースの純利益は4596億9100万~5196億9100万円(同72.8~95.4%増)となる見通しを示した。大幅な増益予想を評価した買いが集まっている。4~12月期の売上高は前年同期比1.8%減の1兆3347億7600万円、非GAAPベースの純利益は同40.8%減の1496億9100万円となった。10~12月期では売上高が同20.8%増の5436億円と過去最高となり、同ベースの純利益は同17.3%増の895億円と会社計画のレンジ上限を上回った。NAND型フラッシュメモリーはデータセンター向け需要が大幅に拡大し、物量とともに販売単価が上昇した。

■ヤマハ発動機 <7272>  1,185円   +82 円 (+7.4%)  本日終値
 ヤマハ発動機<7272>が後場急伸。午後1時ごろに発表した26年12月期連結業績予想で、売上高2兆7000億円(前期比6.5%増)、営業利益1800億円(同42.4%増)、純利益1000億円(同6.2倍)を見込み、年間配当予想を前期比15円増の50円としたことが好感された。主力の二輪車で成長市場での拡販とASEANでのプレミアム戦略により増収増益を見込むほか、マリン事業で中小型モデルを中心に船外機の出荷が伸長する見通し。また、拡大する生成AIや先端パッケージ向け需要を取り込むことで半導体製造後工程装置などロボティクス事業も増収増益を狙う。更に米国の環境変化を踏まえて前期から取り組んできた全社的なコスト構造改革の成果の顕在化も期待でき収益性の改善を見込む。なお、25年12月期決算は、売上高2兆5342億円(前の期比1.6%減)、営業利益1263億7300万円(同30.4%減)、純利益161億900万円(同85.1%減)だった。

■ヨコレイ <2874>  1,493円   +103 円 (+7.4%)  本日終値
 ヨコレイ<2874>が後場に急伸。1996年4月以来、約29年10カ月ぶりの高値をつけた。きょう午後1時、26年9月期第1四半期(10~12月)の連結決算を発表した。売上高が333億3200万円(前年同期比1.3%減)、営業利益が21億9300万円(同21.1%増)、最終利益が12億900万円(同9.0倍)だった。営業利益は大幅増益となり、好感された。食品販売事業は低採算取引の見直しなどを進め減収となったが、利益率は大幅に向上。冷蔵倉庫事業は冷凍食品の取り扱いが増加し、料金改定が進んだ結果、増収増益を確保した。同事業は第1四半期として過去最高益となった。

■大塚ホールディングス <4578>  10,585円   +714 円 (+7.2%)  本日終値
 13日に発表した「大塚HD、自社株の買付と消却を発表」が買い材料視された。
 自己株式取得に係る事項の決定および自己株式の消却に関するお知らせ

■ダイドーリミテッド <3205>  1,320円   +88 円 (+7.1%)  本日終値
 12日に決算を発表。「今期最終を一転黒字に上方修正」が好感された。
 ダイドーリミテッド <3205> [東証S] が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は3.6億円の赤字(前年同期は0.3億円の黒字)に転落した。しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の5.8億円の赤字→11.1億円の黒字(前期は24.8億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

■ケイアイスター不動産 <3465>  7,500円   +500 円 (+7.1%)  本日終値
 12日に決算を発表。「今期経常を20%上方修正・4期ぶり最高益、配当も30円増額」が好感された。
 ケイアイスター不動産 <3465> [東証P] が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比74.7%増の175億円に拡大した。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の200円→230円(前期は151円)に増額修正した。
 同時に発表した「株主優待制度を拡充」も買い材料。
 株主優待制度の実施回数を年1回→年2回に変更する。新制度では3月末と9月末時点で200株以上を1年超保有する株主を対象に、保有株数に応じて2000~1万円分の電子マネー等を贈呈する。なお、26年3月末は保有期間にかかわらず、100株以上(株式分割前)保有株主すべてを対象とする。
 同時に発表した「1→2の株式分割を実施」も買い材料。
 3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

株探ニュース

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