稀元素、今期経常を2倍上方修正

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決算

 第一稀元素化学工業 <4082> [東証P] が2月12日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比15.6%増の23億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の12億円→24億円(前期は6.3億円)に2.0倍上方修正し、増益率が89.9%増→3.8倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.3億円→20.3億円(前年同期は6.1億円)に2.4倍増額し、増益率が35.4%増→3.3倍に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.0%減の19.3億円となったが、売上営業利益率は前年同期の9.6%→17.9%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (業績予想修正の理由) 当第3四半期連結累計期間(2025 年4月1日~12 月 31 日)において、当社グループの主要顧客である自動車業界では、自動車排ガス浄化触媒が使用される内燃機関搭載車の販売台数は伸び悩んだものの、高い触媒特性が求められるハイブリッド車は堅調に推移したこと等により、当社グループの販売数量および売上高は、増加いたしました。 また、当第3四半期連結会計期間(2025 年 10 月1日~12 月 31 日)においては、売上原価並びに経費の発生時期が第4四半期連結会計期間(2026 年1月1日~3月 31 日)へ後ずれした影響もあり、第1四半期および第2四半期と比較して営業利益が一時的に大きく増加いたしました。 通期業績予想につきましては、現時点では前回公表予想を上回る見込みであるものの、第4四半期に後ずれした売上原価・経費を織り込んだ水準としております。通期業績予想における為替レートは、1米ドル 151 円を前提としております。 なお、期末配当予想につきましては、変更の予定はございません。 2,営業外収益(為替差益)の内容  2026 年3月期中間連結会計期間(2025 年4月1日~9月 30 日)において、為替差損 626 百万円を営業外費用に計上しておりましたが、その後の為替相場の変動により、2026 年3月期第3四半期連結会計期間(2025 年 10 月1日~12 月 31 日)においては 791 百万円の為替差益を計上いたしました。これは、当社が保有する外貨建資産・負債に対し発生したものであり、今後の為替相場の状況によりこの金額は変動いたします。  上記の結果により、2026 年3月期第3四半期連結累計期間において営業外収益に計上する為替差益は 164 百万円となりました。164 百万円の為替差益のうちベトナム事業に係る長期未収入金の為替差益が 154 百万円ありますが、当該長期未収入金には全額貸倒引当金を計上しているため、その為替差益と同額を営業外費用(貸倒引当金繰入額 154 百万円)として計上いたしました。加えて、ベトナム子会社への外貨建貸付金に係る為替変動リスクの軽減を目的としたデリバティブ取引を行っており、営業外費用(デリバティブ評価損)247 百万円を計上いたしました。これらの結果、2026 年3月期第3四半期連結累計期間における実質的な為替差損益は 237 百万円の為替差損となります。なお、当社は今後の為替相場の不透明感に伴う為替変動リスクへの対応策として、上記のデリバティブ取引に加え、通常の商取引より発生する債権に対して為替予約取引を導入しております。 (注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日時点で入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は予想数値と異なる場合があります。なお、営業外収益につきましては、本日公表の 2026 年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)に反映しております。

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