明日注目すべき【好決算】銘柄 ミナトHD、資生堂、JX金属 (10日引け後 発表分)

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 2月10日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ミナトHD <6862> [東証S]  ★今期経常を2.3倍上方修正・36期ぶり最高益更新へ
 ◆26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の23.3億円に急拡大して着地。半導体メモリーの需給逼迫に伴う価格高騰を背景に、メモリーモジュールを主力とするデジタルデバイス部門の収益が大きく向上したことが寄与。デジタルエンジニアリング部門、ICTプロダクツ部門の増収に加え、ブレーンとダイキサウンドの新規連結効果も業績拡大に貢献した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の12.3億円→27.8億円に2.3倍上方修正。増益率が2.1倍→4.8倍に拡大し、36期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 SREHD <2980> [東証P]  ★4-12月期(3Q累計)経常が70%増益で着地
 ◆26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比70.1%増の22.1億円に拡大して着地。AIクラウド&コンサルティング事業で医療・ヘルスケア施設を中心に新規獲得が進んだうえ、高単価プロダクトの導入によって単価も上昇し成長を牽引した。ライフ&プロパティソリューションで賃料向上施策が奏功し、開発不動産の売却が想定を上回ったことなども収益を押し上げた。

 フィナHD <4419> [東証G]  ★4-12月期(3Q累計)経常が61%増益で着地
 ◆26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比61.2%増の7.9億円に拡大して着地。主力の金融インフラストラクチャ事業でパートナーの増加などを背景に従量課金収益が拡大したことが寄与。ビッグデータ解析事業で生成AI関連プロジェクトを複数獲得したことでデータAIソリューションが大きく成長したことも大幅増益に貢献した。

 資生堂 <4911> [東証P]  ★今期最終は黒字浮上、20円増配へ
 ◆25年12月期の連結最終損益は406億円の赤字(前の期は108億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、従来予想の520億円の赤字を上振れて着地。続く26年12月期は420億円の黒字に浮上する見通しとなった。今期は国内、アジア・パシフィック、米州、欧州で増収を計画するほか、前期に実施した構造改革による250億円超のコスト削減効果を見込む。
  併せて、今期の年間配当は前期比20円増の60円に増配する方針とした。

 JX金属 <5016> [東証P]  ★今期最終を18%上方修正、配当も6円増額
 ◆26年3月期の連結最終利益を従来予想の790億円→930億円に17.7%上方修正。増益率が15.7%増→36.2%増に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、3回目。AIサーバー関連用途での情報通信材料の主力製品の需要が計画を上回るペースで拡大していることが要因。為替の円安や銅価格が前回想定より高水準で推移していることも織り込んだ。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の21円→27円(前期は109.55円)に増額修正した。

 FUJI <6134> [東証P]  ★今期経常を39%上方修正・4期ぶり最高益更新へ
 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の228億円→317億円に39.0%上方修正。増益率が48.7%増→2.1倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。ロボットソリューション事業でアジアでのサーバー関連を中心とした活発な設備投資需要が継続していることに加え、メモリー市場の回復も追い風となる。

 セレンHD <7318> [東証G]  ★4-12月期(3Q累計)経常が3.7倍増益で着地
 ◆26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の17.1億円に急拡大して着地。昨年7月に買収したサーテックカリヤをはじめ、エクセル・グループ、イワヰ、トライシスといった新規連結子会社の業績上積みなどが収益を押し上げた。

 ムサシ <7521> [東証S]  ★今期経常を51%上方修正、配当も30円増額
 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の27.4億円→41.4億円に51.2%上方修正。減益率が42.1%減→12.4%減に縮小する見通しとなった。2月実施の衆議院選挙向けに選挙機器や投開票管理システムの販売が大幅に伸長することを織り込んだ。
  併せて、年間配当を従来計画の46円→76円(前期は60円)に大幅増額修正した。

 セイコーG <8050> [東証P]  ★今期経常を24%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額
 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の245億円→305億円に24.5%上方修正。増益率が18.0%増→46.9%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、3回目。主力の腕時計で「グランドセイコー」や「セイコープロスペックス」などのグローバルブランドの販売が好調に推移していることを反映した。
  業績好調に伴い、年間配当を従来計画の130円→150円(前期は100円)に増額修正した。
  併せて、3月31日現在の株主を対象に、1→2の株式分割を実施することも明らかにした。

 IXナレッジ <9753> [東証S]  ★今期経常を8%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額
 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の19.8億円→21.5億円に8.5%上方修正。増益率が1.9%増→10.5%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。システム開発案件やシステムマネージメント案件が好調に推移し、売上高が計画を上回ることが寄与。原価管理の適正化や販管費の抑制も利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。

株探ニュース

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