本日注目すべき【好決算】銘柄 五洋建、楽天銀、リクルート (9日引け後 発表分)
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2月9日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 五洋建 <1893> [東証P] ★今期経常を32%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の360億円→475億円に31.9%上方修正。増益率が91.1%増→2.5倍に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。国内土木や国内建築の手持ち大型工事が順調に進捗することに加え、工事採算の改善も利益を押し上げる。 業績好調に伴い、年間配当を従来計画の34円→44円(前期は24円)に増額修正した。 タイガポリ <4231> [東証S] ★今期経常を一転微増益に上方修正、配当も7円増額 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の30億円→33億円に10.0%上方修正。従来の減益予想から一転して0.5%増益見通しとなった。国内で自動車部品の販売が堅調に推移していることに加え、為替が想定より円安方向で推移することもプラスに働く。 業績好調に伴い、年間配当を従来計画の28円→35円(前期は53円)に増額修正した。併せて、発行済み株式数の4.0%にあたる80万株または5億円を上限に自社株買いを実施すると発表。 フォトシンス <4379> [東証G] ★前期経常を46%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆25年12月期の連結経常利益を従来予想の1億6000万円→2億3400万円に46.3%上方修正。増益率が75.8%増→2.6倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。主力のAkerun入退室管理システムで大規模企業への導入が加速し、売上総利益率が向上したことが要因。マーケティングや営業リソースの効率化による販管費抑制なども上振れにつながった。 ブロードE <4415> [東証G] ★今期経常は43%増で3期連続最高益、21.16円で初配当へ ◆25年12月期の経常利益(非連結)は前の期比36.5%増の7.7億円に伸びて着地。続く26年12月期も前期比42.9%増の11億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は初期費用ゼロの仕組みを武器にしたリノベーションや大規模修繕工事の受注が拡大し、売上高100億円と34.9%の大幅増収を見込む。 併せて、今期は初配当となる21.16円を実施する方針とした。 古河機金 <5715> [東証P] ★今期最終を47%上方修正、配当も10円増額 ◆26年3月期の連結最終利益を従来予想の75億円→110億円に46.7%上方修正。減益率が59.7%減→40.9%減に縮小する見通しとなった。電気銅の海外市況上昇を追い風に金属部門の収益が想定より伸びることが寄与。為替差益の発生に加え、投資有価証券売却益を計上することも最終利益を押し上げる。 業績好調に伴い、年間配当を従来計画の70円→80円(前期は70円)に増額修正した。併せて、発行済み株式数の10.7%にあたる390万株を2月27日付で消却すると発表。 そのほか、川崎重工 <7012> 傘下で破砕機事業を手掛けるアーステクニカの株式譲渡契約を締結したことも明らかにした。 楽天銀 <5838> [東証P] ★今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の912億円→1012億円に11.0%上方修正。増益率が27.5%増→41.6%増に拡大し、従来の過去最高益予想をさらに上乗せした。リスク分散された運用資産の積み上げや日銀の政策金利引き上げに伴う運用利回りの向上を背景に、資金運用収益が拡大することが要因。事業規模拡大に伴う効率的な事業運営の効果も織り込んだ。 リクルート <6098> [東証P] ★今期最終を7%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆26年3月期の連結最終利益を従来予想の4483億円→4809億円に7.3%上方修正。増益率が9.7%増→17.7%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。米求人検索サイト「インディード」を主力とするHRテクノロジー事業の収益が単価上昇などによって想定を上回るほか、為替の円安効果も追い風となる。通期の前提為替レートは1ドル=145円から150円に見直した。 ヤギ <7460> [東証S] ★今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も36円増額 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→46億円に21.1%上方修正。増益率が0.9%増→22.1%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。売上高は計画を下回るものの、高付加価値品の販売強化に加え、生産性向上やコスト削減などの進展によって利益は大きく上振れする。 業績好調に伴い、年間配当を従来計画の111円→147円(前期は90円)に大幅増額修正した。年間配当利回りは4.19%に上昇。 京都友禅HD <7615> [東証S] ★今期経常を4.1倍上方修正 ◆26年3月期の連結経常損益を従来予想の5000万円の黒字→2億0300万円の黒字(前期は7億4700万円の赤字)に4.1倍上方修正した。抜本的な構造改革プロジェクトの運用を継続する中、安定した受注の確保や売上原価の適正化、コスト効率化の進展によって利益は大きく上振れする。 好調な業績を踏まえ、配当を実施する方針を決定。具体的な金額については今後の状況を勘案したうえで判断する。 山形銀 <8344> [東証P] ★今期経常を10%上方修正、配当も22円増額 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の77億円→85億円に10.4%上方修正。増益率が18.4%増→30.7%増に拡大する見通しとなった。有価証券利息配当金などの資金運用収益が増加し、資金利益が計画を上回ることが上振れ要因。 併せて、年間配当を従来計画の56円→78円(前期は45円)に大幅増額修正した。株主還元方針を見直し、配当性向の目標を35%から40%に引き上げるとともに、累進配当を導入する。 また、発行済み株式数の1.78%にあたる56万株または12億円を上限に自社株買いを実施すると発表。株主還元の拡充を評価する買いも期待される。 明和地所 <8869> [東証S] ★今期経常を35%上方修正 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の43億円→58億円に34.9%上方修正。増益率が14.1%増→53.9%増に拡大する見通しとなった。新築分譲マンションや賃貸マンションなどの販売・引き渡しが好調に推移し、売上高が計画を上回ることが寄与。買取再販事業の粗利益率向上や販管費の効率的な運営なども利益を押し上げる。 イノテック <9880> [東証P] ★今期経常を17%上方修正、配当も5円増額 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の24億円→28億円に16.7%上方修正。増益率が36.8%増→59.6%増に拡大する見通しとなった。テストソリューション事業でメモリーテスターの海外向け販売が堅調に推移するうえ、国内向けも需要が回復し、売上高が計画を上回ることが寄与。台湾子会社STAr Technologiesで上期に計上した為替差損が縮小傾向にあることも織り込んだ。 業績好調に伴い、年間配当を従来計画の70円→75円(前期は70円)に増額修正した。 株探ニュース
