話題株ピックアップ【夕刊】(2):太陽誘電、クラボウ、東急建設
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■太陽誘電 <6976> 3,901円 +370 円 (+10.5%) 本日終値 太陽誘電<6976>が大幅高で7連騰。6日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想は従来の見通しから65億円増額し3540億円(前期比3.7%増)、最終利益予想は40億円増額し130億円(同5.6倍)に引き上げており、評価されたようだ。為替変動による影響を織り込んだ。4~12月期の売上高は2661億3900万円(前年同期比4.5%増)、最終利益は126億2600万円(同54.6%増)となった。第2四半期(7~9月)までのコンデンサーの売り上げに一部前倒し需要が含まれており、第3四半期(10~12月)は前四半期比で減収となったが、サーバー向けは堅調だったという。また、為替差益50億3000万円を営業外収益に計上した。第4四半期(1~3月)の想定為替レートは1ドル=155円としている。 ■クラボウ <3106> 10,570円 +980 円 (+10.2%) 本日終値 クラボウ<3106>が後場急騰。株価は1万円台に乗せ、株式併合考慮ベースで1991年以来、約34年ぶりの高値をつけた。きょう午後1時30分ごろ、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。営業利益予想を前回予想の80億円から85億円(前期比17.6%減)、最終利益予想を105億円から115億円(同27.6%増)に引き上げたことを好感した買いが入った。自動車フィルター向け不織布や自動車内装材向け軟質ウレタンが順調に推移している。鉄道業界向けインフラ検査システムなどのエレクトロニクスも好調。最終利益については投資有価証券売却益が増える。なお、4~12月期は売上高が1052億4600万円(前年同期比5.9%減)、営業利益が63億8000万円(同10.0%減)、最終利益が99億7000万円(同55.2%増)だった。 ■東急建設 <1720> 1,472円 +128 円 (+9.5%) 本日終値 東急建設<1720>が5連騰し昨年来高値を更新。前週末6日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、売上高を3350億円から3360億円(前期比14.6%増)へ、営業利益を116億円から137億円(同55.0%増)へ、純利益を91億円から103億円(同55.3%増)へ上方修正したことが好感された。一部の国内土木工事及び国内建築工事において、追加・設計変更工事を獲得したことを主な要因として完成工事総利益が増加したことが要因としている。なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高2395億6000万円(前年同期比21.7%増)、営業利益103億2800万円(同3.3倍)、純利益79億6900万円(同2.8倍)だった。 ■ニチコン <6996> 1,835円 +155 円 (+9.2%) 本日終値 6日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は13%減益で着地」が好感された。 ニチコン <6996> [東証P] が2月6日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比12.9%減の54.6億円に減ったが、通期計画の70億円に対する進捗率は78.1%に達し、5年平均の74.3%も上回った。 ■サイバーエージェント <4751> 1,358.5円 +110 円 (+8.8%) 本日終値 サイバーエージェント<4751>は急反騰している。6日の取引終了後、26年9月期第1四半期(10~12月)の連結決算を発表した。売上高が2323億7700万円(前年同期比14.0%増)、営業利益が233億9500万円(同2.8倍)だった。好業績を評価した買いが集まっている。既存タイトルと海外展開が好調に推移したゲーム事業が大幅な増収増益を達成し業績を押し上げた。加えて、メディア&IP事業が子会社AbemaTVの営業黒字転換も相まって好調だった。 ■三井倉HD <9302> 3,882円 +311 円 (+8.7%) 本日終値 三井倉庫ホールディングス<9302>が急反発。前週末6日の取引終了後に、三井不動産<8801>との資本・業務提携を発表した。三井不を割当先とする第三者割り当てにより300万株の新株を発行するほか、225万株の自己株式の処分を実施する。発行・処分価格は3571円で、払込期日は2月24日。また、上限550万株(自己株式を除く発行済み株数の7.35%)、または340億円とする自社株買いも発表しており、これらを好感した買いが入った。自社株の取得期間は2月9日から7月31日までで、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けを含む市場買い付けにより取得する。同時に発表した第3四半期累計(25年4~12月)決算は、売上高2258億3900万円(前年同期比6.5%増)、営業利益179億6700万円(同20.4%増)、純利益90億3600万円(同0.8%増)だった。物流事業における主に航空貨物輸送の取り扱いの増加や不動産事業におけるマルチテナント化したMSH日本橋箱崎ビルへの新規テナント入居などが寄与した。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高2940億円(前期比4.7%増)、営業利益215億円(同20.6%増)、純利益105億円(同4.6%増)の従来見通しを据え置いている。 ■大林組 <1802> 4,290円 +322 円 (+8.1%) 本日終値 大林組<1802>が後場上げ幅を拡大し上場来高値を更新。正午ごろに、26年3月期の連結業績予想について、営業利益を1650億円から1950億円(前期比36.9%増)へ、純利益を1490億円から1700億円(同17.0%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を41円から46円へ引き上げ年間配当予想を87円(前期81円)としたことが好感された。売上高は2兆5700億円(同0.8%減)の従来見通しを据え置いたものの、国内建築事業及び国内土木事業において、工期終盤の工事を中心に原価低減及び追加・変更工事を獲得したことなどにより完成工事総利益が増加する。また、海外建設子会社において採算性の更なる改善を図ったことなども寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高1兆8324億円(前年同期比3.6%減)、営業利益1427億2500万円(同46.2%増)、純利益1317億6100万円(同37.3%増)だった。 ■住友金属鉱山 <5713> 9,458円 +703 円 (+8.0%) 本日終値 住友金属鉱山<5713>が後場急伸。株価は一時、前週末に比べ10%を超える上昇となった。同社は午後2時30分に26年3月期の連結純利益を740億円から1400億円(前期比8.5倍)に上方修正することを発表した。非鉄金属価格や為替の動向を考慮し業績を見直した。同時に株主還元方針を変更し、今期配当を従来予想から52円上乗せし183円(前期は104円)に増額した。なお、第3四半期累計(25年4~12月)の連結売上高は前年同期比4.9%増の1兆2507億2100万円、純利益は同3.7倍の1081億8800万円だった。 ■ネットプロ <7383> 451円 +33 円 (+7.9%) 本日終値 ネットプロテクションズホールディングス<7383>が大幅反発。前週末6日の取引終了後に、ジェーシービー(東京都港区)と企業間決済に係る戦略的業務提携に関して基本合意書を締結したと発表しており、好材料視された。両社の持つ決済・与信機能とブランド力・ネットワークを融合させることで、企業間決済市場における共同攻略及び競争優位の確立を目指すという。今回の提携により、27年9月末までにJCBブランドでの「NP法人カード」の発行や、同年12月末までに「NP掛け払い」とJCBブランドカード決済を連携させ、買い手企業がカードによる支払いを選択できるスキームの構築に向けた検討・開発を進める。なお、ネットプロによると26年3月期業績に与える影響は軽微としている。 ■日本CMK <6958> 619円 +45 円 (+7.8%) 本日終値 日本CMK<6958>が大幅続伸し昨年来高値を更新。前週末6日の取引終了後に、26年3月期の連結業績予想について、売上高を960億円から980億円(前期比2.6%増)へ、経常利益を41億円から49億円(同11.4%減)へ上方修正したことが好感された。最近の為替相場の動向を踏まえ、前提とする為替レートを1ドル=155円(従来予想145円)へ見直したことに加えて、第3四半期までに外貨建て債権債務の為替変動に伴う為替差益を計上したことが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高730億3300万円(前年同期比3.3%増)、経常利益32億6700万円(同43.3%減)だった。日系主要顧客向けの販売が順調に推移したことで増収となったものの、上期において品質管理体制の強化に向けた対応とタイ工場における生産システムの更新に伴う対応により生産工場の稼働率が低調に推移したことが響いた。 株探ニュース
