話題株ピックアップ【夕刊】(1):ユニチカ、味の素、三菱自
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■MCJ <6670> 1,938円 +400 円 (+26.0%) ストップ高 本日終値 MCJ<6670>がストップ高の水準となる前営業日比400円高の1938円に買われた。5日の取引終了後、MBO(経営陣が参加する買収)の一環として非公開化を目指しTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表しており、TOB価格の1株2200円にサヤ寄せする動きを見せた。買付予定数の下限は6278万5300株(所有割合66.43%)で、上限は設定しない。買付期間は2月6日から3月24日までを予定している。TOB成立後、所定の手続きを経てMCJは上場廃止となる見通し。MCJはTOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨した。東京証券取引所は5日、MCJを監理銘柄(確認中)に指定している。 ■有沢製作所 <5208> 2,129円 +277 円 (+15.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位 有沢製作所<5208>は急反騰し、2000円大台に乗せた。2006年6月以来、約19年8カ月ぶりの高値水準に当たる。5日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を従来予想の514億円から553億円(前期比11.0%増)、営業利益予想を45億円から55億円(同12.4%増)、最終利益予想を32億円から40億円(同0.8%増)に引き上げた。営業利益は減益予想から一転増益を見込んでおり、業況を好感した買いが集まっている。期末配当予想は9円増額の53円とする。年間配当予想は97円(前期は96円)になる。主力事業分野である電子材料セグメントでスマートフォン及び半導体向け需要が堅調に推移している。また、産業用構造材料セグメントは航空機需要の回復を背景に内装材用ハニカムパネルの生産が増えたほか、世界的な水需要の拡大で水処理用FRP製圧力容器が好調となっている。4~12月期は売上高が412億6200万円(前年同期比9.2%増)、営業利益が41億1500万円(同8.0%増)だった。一方、為替差損などの影響もあり、最終利益については29億7700万円(同0.9%減)で着地した。 ■ユニチカ <3103> 772円 +100 円 (+14.9%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率4位 ユニチカ<3103>がストップ高。きょう午前11時に発表した26年3月期第3四半期(25年4~12月)決算は営業利益が前年同期比2.1倍となる90億3000万円と急拡大。高分子事業を主力に機能資材や祖業の繊維などを展開するが、高付加価値製品の拡販及び不採算事業の見直しなど合理化努力が奏功しているほか、為替差益なども加わり利益改善が急となっている。きょうは決算発表と併せて通期業績予想の修正も発表、営業利益は従来予想の75億円から95億円(前期比62%増)に大幅増額しており、これを材料視する買いを呼び込んだ。半導体パッケージ基板のボトルネックであるハイエンドガラスクロスなどでは海外大手メーカーからの引き合いも観測され、これを手掛かりに1月下旬から急速人気化し既に株価水準を大きく切り上げてきたが、好決算発表が足もとの物色人気に拍車をかけた格好だ。 ■不動テトラ <1813> 3,810円 +490 円 (+14.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位 不動テトラ<1813>の上昇率が後場に入り急騰、昨年来高値を更新した。同社は6日、26年3月期の業績・配当予想の増額修正を発表。これを評価した買いが集まった。今期の売上高予想は従来の見通しから20億円増額の800億円(前期比15.0%増)、最終利益予想は8億円増額の34億5000万円(同56.7%増)に引き上げた。地盤改良事業は良好な受注環境のもと、豊富な手持ち工事が高稼働で進捗。大型工事が好採算を維持する。土木事業でも手持ち工事が順調に進捗する。期末一括配当予想は20円増額の90円(前期は60円)に見直した。4~12月期の売上高は600億4100万円(前年同期比18.4%増)、最終利益は34億2100万円(同91.8%増)となった。 ■ZACROS <7917> 1,357円 +172 円 (+14.5%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位 ZACROS<7917>は急反発。2021年9月高値(1282円)を上回り、約4年5カ月ぶりに上場来高値を更新した。5日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を1570億円から1580億円(前期比4.8%増)へ、純利益を65億円から75億円(同14.8%増)へ上方修正すると発表した。各事業が想定を上回る見込みで、生産効率の向上・価格転嫁などの収益向上施策を推進したことも寄与する。為替差益や受け取り保険金の計上も織り込んだ。これを好感した買いが入った。 ■味の素 <2802> 4,099円 +484 円 (+13.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位 味の素<2802>がマドを開けて上放れし、4日続伸。5日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想を従来予想の1兆6180億円から1兆6000億円(前期比4.5%増)に引き下げた一方、事業利益予想を1800億円から1810億円(同13.6%増)、最終利益予想を1200億円から1300億円(同85.0%増)に引き上げた。増益幅の拡大見通しを好感した買いが集まっている。ヘルスケア等セグメントで売上高及び事業利益を上方修正。また、調味料・食品セグメントで売上高を縮小する一方で、事業利益を積み増す。加えて、今期に本社ビルの譲渡による固定資産の売却益が計上されることになり、最終利益が押し上げられた。4~12月は売上高が1兆1641億6800万円(前年同期比1.1%増)、事業利益が1459億9200万円(同5.6%増)、最終利益が897億4900万円(同8.9%増)になった。 ■富士製薬工業 <4554> 2,175円 +251 円 (+13.1%) 一時ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率8位 富士製薬工業<4554>はカイ気配スタートで一時ストップ高。5日取引終了後、26年9月期連結業績予想について売上高を574億9000万円から592億5000万円(前期比14.7%増)へ、営業利益を55億2000万円から61億2000万円(同22.6%増)へ上方修正すると発表した。主力製品の順調な販売が今後も続くと見込んだ。これを好感した買いが集まっている。なお、純利益予想については38億1000万円から22億4000万円(同25.3%減)へ下方修正した。投資有価証券評価損を計上するため。 ■伊勢化学工業 <4107> 7,860円 +810 円 (+11.5%) 本日終値 伊勢化学工業<4107>は朝安後に反発。5日取引終了後に発表した25年12月期連結決算は、売上高が392億5800万円(前の期比17.9%増)、営業利益が94億8400万円(同23.8%増)。売上高、営業利益とも過去最高を更新した。ヨウ素の国際市況が堅調に推移するなか、販売数量が増加し収益に貢献した。一方、続く26年12月期の売上高は380億円(前期比3.2%減)、営業利益は80億円(同15.7%減)と一転減収減益の見通しを示した。これが嫌気され、一時9.6%安の6370円まで下落した。なお、配当予想は40円(前期は株式分割考慮ベースで39円)とした。あわせて、稀産金属(大阪市西淀川区)との間で、ペロブスカイト太陽電池材料に関する基本合意書を締結したと発表した。両社で協力してペロブスカイト太陽電池向けヨウ素系材料のサプライチェーン強化を図る。これを材料視する見方が徐々に強まり、売り一巡後に切り返している。 ■富山第一銀行 <7184> 2,740円 +280 円 (+11.4%) 本日終値 富山第一銀行<7184>が後場終盤に急騰し、上場来高値を更新した。6日午後3時、26年3月期の業績・配当予想の修正を発表。純利益予想を従来の見通しから40億円増額して140億円(前期比4.8%増)に引き上げた。また、期末配当予想は22円増額して50円に見直しており、好感されたようだ。貸出金利息や有価証券利息配当金などの資金利益と、株式等損益の増加幅が想定を上回る見込みとなった。年間配当予想は78円(前期は34円)となる。 ■三菱自動車工業 <7211> 437.9円 +39.7 円 (+10.0%) 本日終値 三菱自動車工業<7211>が大幅高で4連騰。同社は5日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。売上高は1兆9765億3300万円(前年同期比0.6%減)、営業利益は316億2700万円(同69.8%減)、最終損益は44億8900万円の赤字(前年同期は332億3000万円の黒字)と減収・最終赤字となった。一方、10~12月期では約5%の増収で営業増益、最終黒字転換となっている。今後の業績の底入れを期待した買いが優勢となったようだ。4~12月期の販売実績と足もとの需要動向を踏まえ、通期の業績予想は売上高のみ従来の見通しから800億円増額して2兆9000億円(前期比4.0%増)に修正した。4~12月期は国内ではモデル刷新で販売台数を拡大し、シェアは改善傾向を続けた。アセアンでは新型車の投入効果が出て、SUV(スポーツ多目的車)の「デスティネーター」が好調な滑り出しとなっているという。 株探ニュース
