話題株ピックアップ【夕刊】(3):トピー、リコー、ダイダン
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■トピー工業 <7231> 3,380円 +170 円 (+5.3%) 本日終値 トピー工業<7231>は後場急騰し、昨年来高値を更新。きょう午後1時30分ごろ、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。売上高が2198億1200万円(前年同期比1.4%減)、営業利益が59億1200万円(同99.1%増)となった。大幅増益で、通期計画に対する営業利益の進捗率は84%に上り、業績の上振れを期待した買いが入った。同社は自動車や建築用のホイールなどを製造・販売する自動車・産業機械部品セグメントを主力とする。同事業で構造改革や持続可能な販売価格の形成などを進めたことで、セグメント利益が3.5倍へと拡大し全体を牽引した。 なお、トピーは同時に子会社リンテックスの傘下、輪泰科斯(広州)汽車零配件の譲渡を中止すると開示した。譲渡先に契約上の義務違反が生じたという。 ■リコー <7752> 1,502.5円 +72 円 (+5.0%) 本日終値 リコー<7752>が急反騰。5日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を従来予想の2兆5600億円から2兆6000億円(前期比2.9%増)、営業利益予想を800億円から900億円(同41.0%増)、最終利益予想を560億円から610億円(同33.5%増)に引き上げており、業況を評価した買いが集まっている。4~12月期はオフィスサービス事業の成長と円安により、売上高・営業利益ともに想定を上回った。売上高が1兆8823億1000万円(前年同期比2.6%増)、営業利益が700億2300万円(同2.0倍)、最終利益が468億4400万円(同68.2%増)だった。第4四半期(1~3月)は為替の恩恵が継続し、追加の構造改革による影響を補うと見込む。 ■ダイダン <1980> 3,010円 +144 円 (+5.0%) 本日終値 ダイダン<1980>が後場一段高となり、昨年来高値を更新した。同社はきょう午後1時ごろ、26年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の280億円から320億円(前期比38.9%増)に引き上げた。売上高予想は従来通り2600億円(同1.0%減)で据え置いたが、工事の利益改善が直近の想定よりも上振れる見込みであることが利益の上方修正要因だとしている。また、期末配当を従来計画比8円増額の45円(株式分割前換算で135円)とすることも発表。これにより、中間配当82円をあわせた年間配当は127円(同217円)となる。 ■ツツミ <7937> 2,901円 +137 円 (+5.0%) 本日終値 ツツミ<7937>が後場急伸し、2015年5月以来、約10年9カ月ぶりの高値をつけた。きょう午後2時ごろ、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の単独決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の300億円から330億円(前期比32.9%増)、営業利益予想を25億円から40億5000万円(同68.0%増)、最終利益予想を17億5000万円から27億3000万円(同37.4%増)に引き上げた。最終利益は減益予想から一転増益を見込んでおり、業況を評価した買いが集まっている。同社は宝飾品の製造や卸売り、直営店での販売を手掛ける。クリスマスシーズン限定商品が好調だったほか、地金のネックレスやブレスレットなどの人気上昇も追い風となり、売り上げが想定を超える。原材料相場の影響で売上総利益率は当初の計画を下回る見通しになったものの、店舗売上高が増えたことが増益につながった。4~12月期は売上高が252億700万円(前年同期比38.5%増)、営業利益が32億1900万円(同82.9%増)、最終利益が21億9400万円(同41.4%増)だった。 ■ニッスイ <1332> 1,425円 +58 円 (+4.2%) 本日終値 ニッスイ<1332>が後場に入り急速に切り返し、上場来高値を連日で更新。同社は6日正午、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。あわせて通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想は従来の9000億円から9280億円(前期比4.7%増)、最終利益予想は250億円から275億円(同8.3%増)に見直した。最終利益は減益予想から一転、過去最高益を計画する。期末配当予想は4円増額の18円に修正しており、これらを評価した買いが集まった。年間配当予想は32円(前期は28円)となる。養殖事業や北米の水産加工事業が回復し、チルド事業も堅調に推移する。4~12月期の売上高は6897億5500万円(前年同期比4.0%増)、最終利益は223億4600万円(同14.1%増)となった。 ■インターメスティック <262A> 1,926円 +69 円 (+3.7%) 本日終値 インターメスティック<262A>が6日続伸している。5日の取引終了後、1月度の国内月次売上速報を発表しており、主力のZoff事業の既存店売上高は前年同月比11.8%増だった。増収基調を維持しており、好感した買いが入った。冬場のUVケア促進が奏功し「SUNCUT Glasses」などのUV対策商品が引き続き好調に推移。また、アイドルグループと初コラボした「Zoff|FRUITS ZIPPER」も売り上げを牽引した。 ■積水化学工業 <4204> 2,929円 +69.5 円 (+2.4%) 本日終値 積水化学工業<4204>が6連騰と異色の強さを発揮。ここ日経平均が軟調な値動きを強いられていた中にあっても同社株には波状的な買いが流入し、我が道を行く展開で上値指向を鮮明としてきた。樹脂加工の大手で住宅や自動車向けを強みとするが、高市政権が日本発の技術として成長戦略分野のひとつに掲げるペロブスカイト太陽電池への展開でも先駆的存在として注目されている。同社はフィルム型ペロブスカイト太陽電池などで早くから注力姿勢を明示し、独自技術に加え実証実験などでの実績も高い。政府も同社の生産設備に補助金を出すなど国策的に支援している。今回の衆院選では自民党の大勝が有力視されるが、高市政権は選挙に向けた政策集で、公共調達などを通じ「ペロブスカイト太陽電池を2035年までに公共施設に5ギガワット導入する方針」を盛り込んでおり、そのなか市場では関連有力銘柄として同社株が改めて頭角を現すとの見方も出ている。 ■トヨタ自動車 <7203> 3,780円 +74 円 (+2.0%) 本日終値 トヨタ自動車<7203>は6日午後2時、近健太執行役員が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。佐藤恒治社長は副会長となる。佐藤現社長は1月に日本自動車工業会の会長に就任。経団連の副会長としての役割も担っていることなどを踏まえ、今回の人事を決定した。近次期社長は1991年東北大経済学部卒業後、同年トヨタ入社。経理本部本部長などを経験し、現在は最高財務責任者(CFO)を務めている。 ■ジンズホールディングス <3046> 5,210円 +80 円 (+1.6%) 本日終値 ジンズホールディングス<3046>が堅調推移。5日の取引終了後、1月度の月次売上状況(速報)を発表した。国内アイウェアショップの既存店売上高は前年同月比6.4%増と36カ月連続で前年実績を上回っており、株価の支援材料となった。販促キャンペーンなどにより年末年始にかけて高まった需要を捉える施策を実施したことで、顧客1人当たりの購買単価が高まり、既存店売上高の増加につながった。なお、全店売上高は同10.6%増だった。 ■大阪製鐵 <5449> 2,895円 -700 円 (-19.5%) ストップ安 本日終値 大阪製鐵<5449>はストップ安。5日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を1050億円から980億円(前期比15.8%減)へ、営業利益を18億円から損益トントン(前期53億2800万円)へ下方修正すると発表した。これを嫌気した売りが膨らんでいる。主要需要先である建設需要が低迷し、出荷量が想定を下回った影響を織り込んだ。国内の建設向け鉄鋼需要は回復の兆しが見えず、厳しい事業環境が続くと見込んでいる。スクラップ価格の上昇によるマージン悪化も響く見通し。なお、為替差損益などの評価性損益の変動により、最終損益予想については従来予想の8億円の赤字(前期32億2700万円の黒字)を据え置いた。 ●ストップ高銘柄 岡本硝子 <7746> 1,546円 +300 円 (+24.1%) ストップ高 本日終値 ヒーハイスト <6433> 2,175円 +400 円 (+22.5%) ストップ高 本日終値 MUTOH <7999> 4,180円 +700 円 (+20.1%) ストップ高 本日終値 フジプレアム <4237> 490円 +80 円 (+19.5%) ストップ高 本日終値 Br.HD <1726> 517円 +80 円 (+18.3%) ストップ高 本日終値 など、11銘柄 ●ストップ安銘柄 マツモト <7901> 1,823円 -500 円 (-21.5%) ストップ安 本日終値 など、2銘柄 株探ニュース
