話題株ピックアップ【夕刊】(2):F&LC、かどや製油、三菱総研
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■F&LC <3563> 9,433円 +778 円 (+9.0%) 本日終値 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>は後場急騰し、上場来高値を更新。きょう午前11時30分ごろ、26年9月期第1四半期(10~12月)の連結決算を発表した。売上高が1226億5600万円(前年同期比23.7%増)、営業利益が134億6300万円(同40.5%増)、最終利益が85億4500万円(同39.4%増)だった。営業利益率が前年同期の9.7%から11.0%に上昇しており、好業績と収益性の向上を評価した買いが集まっている。同社が国内外で展開するスシロー事業において販管費を抑制し、原価率悪化による影響を補って大幅増益を達成。19四半期ぶりに2ケタの営業利益率を記録した。 ■かどや製油 <2612> 4,450円 +345 円 (+8.4%) 本日終値 かどや製油<2612>がマドを開けて急伸。4連騰で昨年来高値を連日で更新した。同社は5日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.0%増の304億9900万円、最終利益は同22.6%増の25億4400万円となった。大幅増益で、営業・経常・最終利益は通期の計画を上回って着地している。加えて、配当方針の見直しに伴い今期の期末一括配当予想を従来の見通しから30円増額し135円(前期は100円)に引き上げたほか、4月1日を効力発生日として1株を3株に分割することも開示しており、業績の上振れと株式流動性の向上への期待、株主還元姿勢への評価をもとにした買いが入ったようだ。ごま油事業と食品ごま事業ともに堅調に推移し、輸出用ごま油も伸長した。販売数量の拡大に加えて原材料価格が軟化傾向にあり、売上総利益が増加した。配当方針については、新たな指標として株主資本配当率(DOE)を導入。これまで配当性向の目標として掲げていた純利益の40%と、DOE3.5%のいずれか高い方をメドとして、継続した配当を実施する方針を今期から適用する。 ■三菱総合研究所 <3636> 5,200円 +400 円 (+8.3%) 本日終値 三菱総合研究所<3636>が3日ぶりに急反発。同社は5日の取引終了後、26年9月期第1四半期(10~12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比11.5%増の308億9900万円、営業利益は同2.3倍の34億5500万円、最終利益は同2.7倍の26億3400万円となった。大幅増益で着地したほか、営業利益の通期計画に対する進捗率は46%と第1四半期としては高水準にあり、評価されたようだ。シンクタンク・コンサルティングサービス部門では官公庁のエネルギー関連やDX・デジタル化対応案件、民間向けの経営戦略・マーケティングやAI・半導体関連の案件が売り上げ増加に寄与した。ITサービス部門においてはカード・決済関連案件などを中心に堅調に推移。前期に発生した不採算案件の解消もあって、同部門の経常利益は大きく拡大した。 ■ライト工業 <1926> 3,920円 +300 円 (+8.3%) 本日終値 ライト工業<1926>がカイ気配スタートで5日続伸、1月19日につけた昨年来高値3735円を一気に上抜き新値街道に突入した。法面保護工事や地盤改良工事など特殊土木に強みをもつ建設会社で業績も好調な推移をみせている。豊富な手持ち工事の施工が進捗し売上高の伸びが顕著なほか、採算性が向上し利益面でも押し上げ効果が発現している。同社が5日取引終了後に発表した26年3月期第3四半期(25年4~12月)決算は営業利益が前年同期比32%増の124億2800万円と大幅な伸びを達成、通期予想に対する進捗率も90%超に達した。更に発行済み株式数5.37%相当の230万株、金額ベースで70億円を上限とする自社株買いを実施することも併せて発表(取得した自社株は27年1月29日付で全株消却予定)した。これらがポジティブサプライズとなり投資資金が集中する格好となっている。 ■オムロン <6645> 4,532円 +333 円 (+7.9%) 本日終値 オムロン<6645>が大幅に4日続伸。同社は5日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。売上高予想を従来の見通しから100億円増額して8550億円(前期比6.6%増)、税引き前利益予想を20億円減額して525億円(同81.0%増)に見直した。最終利益予想は据え置いている。保有する上場株式の評価替えによる影響が利益予想に響くものの、制御機器事業は世界的なFA(ファクトリー・オートメーション)需要やAI関連需要を追い風に高成長が続いており、業況を評価した買いが優勢となった。4~12月期の売上高は6142億8800万円(前年同期比6.0%増)、最終利益は143億3800万円(同99.6%増)となった。制御機器事業はFA需要の回復に加えて、先端半導体やデータセンター向け二次電池関連の需要を獲得する形で、10~12月期の受注水準は急上昇した。 ■テクノ菱和 <1965> 8,600円 +630 円 (+7.9%) 本日終値 テクノ菱和<1965>が後場一段高となり、上場来高値を更新した。同社はきょう午後2時ごろ、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.2倍の112億8800万円となり、通期計画の128億円に対する進捗率は88.2%となった。売上高は同22.5%増の698億8400万円で着地。前期から繰り越した大型物件が順調に進捗したことや、生産性が向上したことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。 ■東電HD <9501> 634円 +41.9 円 (+7.1%) 本日終値 東京電力ホールディングス<9501>は大幅反発。朝安後に切り返している。同社は6日に記者会見を開き、柏崎刈羽原発6号機で発生したトラブルの調査結果と対策について説明し、9日に再び原子炉を起動すると明らかにした。6号機を巡っては1月21日に再稼働したが、その後に機器の不具合が判明し、原因を調査するため一旦停止していた。先行きの見通しがつき、買い安心感が広がったようだ。 ■三越伊勢丹 <3099> 3,023円 +199 円 (+7.1%) 本日終値 三越伊勢丹ホールディングス<3099>が大幅高で6連騰。同社は6日午後1時、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。今期の最終利益予想を従来の620億円から650億円(前期比23.1%増)に引き上げたほか、自社株買いと配当予想の増額修正も開示しており、これらを好感した買いが株価を押し上げた。国内百貨店における海外顧客売上高は訪日中国人の減少による影響を踏まえ、売上高の予想は従来の見通しから20億円減額して5540億円(同0.3%減)に引き下げたものの、営業利益予想は据え置いた。期末配当予想は5円増額し40円に修正。年間配当予想は70円(前期は54円)となる。自社株買いは総数1800万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.1%)、総額300億円を上限とし、2月9日から来年2月8日の間に実施する予定。取得した全株式を来年2月26日に消却する。4~12月期の売上高は4063億4100万円(前年同期比2.7%減)、最終利益は512億6700万円(同10.3%増)となった。 ■スクエニHD <9684> 2,715円 +160.5 円 (+6.3%) 本日終値 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は大幅続伸。5日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。営業利益予想を前回予想の410億円から490億円(前期比20.7%増)、最終利益予想を169億円から270億円(同10.6%増)に引き上げた。売上高予想は据え置き。最終利益は減益予想から一転増益を見込む。スクエニHDは同時に株主優待の導入を開示。保有する株式数と期間に応じ、ゲームやキャラクターグッズを販売する自社ECサイト「e-STORE」で使えるクーポン500~3万円相当を贈呈する。増益幅の上振れと株主還元姿勢を好感した買いが集まっている。通期業績予想の修正は4~12月期の実績を踏まえた。同期間における売上高は2154億5500万円(前年同期比13.3%減)、営業利益は463億8700万円(同39.0%増)、最終利益は256億700万円(同3.6%増)になった。ゲームなどを開発・販売するデジタルエンタテインメント事業で決済手段の多様化に取り組み、収益性の改善が進んだ。また、IPのライセンスの管理などを行うライツ・プロパティ等事業のロイヤルティー収益が当初の想定を上回った。なお、今期は特別損失として組織再編費用を計上している。26年3月期の株主優待では自社ECで使えるクーポンの贈呈に加え、ドラゴンクエスト40周年記念の株主限定グッズの抽選を行う。100株以上を保有する株主が対象で、非売品の純銀製記念メタルが400人に当たる。 ■エクシオグループ <1951> 2,700.5円 +141 円 (+5.5%) 本日終値 6日に発表した「エクシオG、自社株の消却を発表」が買い材料視された。 自己株式の消却に関するお知らせ 株探ニュース
