前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

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■TIS <3626>  3,723円 (-700円、-15.8%) ストップ安

 東証プライムの下落率トップ。TIS <3626> [東証P]がストップ安。3日の取引終了後に第3四半期累計(4-12月)連結決算を発表。売上高4362億5100万円(前年同期比4.7%増)、営業利益548億300万円(同12.1%増)、純利益381億9600万円(同10.8%増)と増収増益となったものの、10-12月期の受注高の減少などから業績の先行きに対する警戒感が働いたようだ。顧客のデジタル変革をはじめとするIT投資需要への的確な対応やサービス提供の推進に加えて、不採算案件の減少などが貢献した。ただ、10-12月期の受注高は968億3300万円(前年同期比4.7%減)となり、うちソフトウェア開発は643億1200万円(同8.4%減)と減少。また、第3四半期期末受注残高は1544億7300万円(同1.7%減)、うちソフトウェア開発は961億9200万円(同1.5%減)となり、特に金融ITや産業IT分野で減少しており、これが弱材料視された。なお、26年3月期通期業績予想は、上期決算発表時に上方修正した売上高5880億円(前期比2.9%増)、営業利益750億円(同8.6%増)、純利益500億円(同横ばい)の従来見通しを据え置いた。

■イビデン <4062>  7,200円 (-1,191円、-14.2%)

 東証プライムの下落率2位。イビデン <4062> [東証P]が急反落。同社は3日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比10.5%増の2986億2100万円、最終利益は同25.0%増の310億円となった。2ケタの増益となったが、AIサーバー向けの成長を見込む市場の高い期待値に対して物足りなさが意識されたもようだ。電子事業では生成AIサーバー向けの受注は総じて堅調に推移した。一方、セラミック事業では、自動車排気系部品のディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)において需要減速が響き、同事業は減収・営業減益となった。あわせて同社は、AIサーバー向けの高機能ICパッケージ基板の生産能力の増強に向け、26-28年度の3年間で総額5000億円の設備投資を実施すると発表した。

■Sansan <4443>  1,230円 (-192円、-13.5%)

 東証プライムの下落率4位。Sansan <4443> [東証P]が3日続急落。AI関連の有力スタートアップ、米アンソロピックが前週末に法務業務を自動化する新たなツールを発表したことを発端として、足もとマーケットではAIの進化が既存の業務ソフト市場を脅かすとの警戒感が急速に広がっている。前日3日の米国株市場ではマイクロソフト  をはじめ、オラクル  、アドビ  、セールスフォース  などソフトウェア関連株が軒並み下落した。この流れが波及し、4日の東京市場ではソフトウェアをクラウド経由で提供するSaaS(サース)関連に位置づけられる一連の銘柄群に幅広く売りが出ていた。

※4日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース

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