話題株ピックアップ【夕刊】(3):ルネサス、寿スピリッツ、住友鉱

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■千葉銀行 <8331>  2,175円   +122.5 円 (+6.0%)  本日終値
 千葉銀行<8331>が連日で上場来高値を更新した。同社は2日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表をあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正した。今期の純利益予想について、従来の見通しから50億円増額し900億円(前期比21.1%増)に見直した。期末配当予想は4円増額の28円に引き上げたほか、自社株消却も公表しており、ポジティブ視された。貸出金利息などの資金利益や株式等関係損益が想定を上回る見込みとなった。年間配当予想は52円(前期は40円)となる。また、自社株3000万株(発行済み株式総数の3.72%に相当)を27日に消却する予定。4~12月期の純利益は688億500万円(前年同期比26.1%増)だった。

■ルネサス <6723>  2,592円   +138.5 円 (+5.6%)  本日終値
 ルネサスエレクトロニクス<6723>が後場に上げ幅を拡大した。米ブルームバーグ通信が3日、米半導体メーカーのSiタイムが、ルネサスのタイミング事業を買収する方針を固めたと報じた。同事業は電子回路が正常に機能するための信号を発生させるデバイスなどを製造する部門で、評価額は30億ドル(約4700億円)に達する可能性があるという。ルネサスに対しては報道に反応した買いが入り一段高となっている。記事によると、早ければ5日にも発表する可能性があるとしている。

■寿スピリッツ <2222>  1,906円   +101 円 (+5.6%)  本日終値
 寿スピリッツ<2222>が底堅く推移している。同社は2日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比8.7%増の584億8500万円、経常利益は同3.7%増の141億1300万円となった。10~12月期では売上高と各利益は四半期ベースで過去最高となった。インバウンド関連として日中関係の悪化懸念が株価の重荷となっていたなか、決算内容を好感した買いが株価を下支えしたようだ。4~12月期では原材料高が利益の押し下げ要因となるなか、国内卸売部門において寿製菓グループが貢献。10~12月期のインバウンド売上高(国際線ターミナル売上高)は29億3000万円と、前年同期比で約6%増加した。

■住友金属鉱山 <5713>  8,749円   +458 円 (+5.5%)  本日終値
 住友金属鉱山<5713>が3日ぶりに反発。金価格が1月30日に急落したことを受け、前日は大幅安となったが、きょうは金の下げ止まり期待が強まり買いが流入した。三菱マテリアル<5711>やDOWAホールディングス<5714>といった非鉄株が急反発している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で2日に金先物4月物は、前日比92.5ドル安の1トロイオンス=4652.6ドルと下落した。トランプ米大統領が30日に「タカ派」のウォーシュ元FRB理事を次期FRB議長に指名すると発表し、金の上昇要因となっていたドル安基調が変化するとの見方が金の急落につながったが、この日はCOMEXを傘下に持つCMEグループが金の証拠金を2日から引き上げることも警戒された。ただ、2日の金価格は一時300ドルを超える下落となった後は下げ渋った。また、きょうの時間外取引では4800ドル台へと値を上げており、金価格への下げ止まり期待が浮上している。

■エス・エム・エス <2175>  1,700円   +87 円 (+5.4%)  本日終値
 エス・エム・エス<2175>は4日ぶり反発。アクティビストとして知られる香港を拠点とする投資ファンド、オアシス・マネジメントが2日付で関東財務局に提出した変更報告書で、エスエムエス株の保有割合が7.76%から11.46%へ増加したことが判明した。報告義務発生日は1月26日。これが買い材料視された。

■横河電機 <6841>  5,432円   +266 円 (+5.2%)  本日終値
 横河電機<6841>が続伸。同社は2日、英ロールス・ロイスSMRと小型モジュール炉(SMR)向けデータ処理・制御システムで戦略的協業契約を締結したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。この協業は、ロールス・ロイスSMRがグローバルに提供していくSMRの最初の複数のユニットに対する制御システム提供を対象としたもの。範囲は制御システムの設計、エンジニアリング、検証及び認証、ハードウェア、システム構築及び試験、設置・試運転などに及ぶという。なお、同社はきょう26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表する予定となっている。

■日清食HD <2897>  3,253円   +153 円 (+4.9%)  本日終値
 日清食品ホールディングス<2897>は後場急伸。きょう午後1時15分ごろ、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。売上高が5865億5500万円(前年同期比0.7%増)、最終利益が390億3400万円(同10.4%減)だった。第3四半期(10~12月)は売上高が2133億1500万円(前年同期比4.5%増)、最終利益が164億3600万円(同13.1%増)との計算になり、足もとの業況を好感した買いが集まっている。10~12月期は海外事業が全体を牽引した。海外事業はブラジル・中国地域で好調を維持するなか、米国の販売数量が10~12月期から増加に転じ、同国で現地通貨ベースでの増収増益を達成。欧州持ち分法適用会社も業績に貢献した。なお、国内即席めん事業及び国内非即席めん事業は増収となったが、資材高騰などを受け減益で着地した。

■THK <6481>  4,802円   +225 円 (+4.9%)  本日終値
 THK<6481>が急伸し、2000年9月以来、25年5カ月ぶりの高値圏に浮上した。同社は2日の取引終了後、自動車部品事業を展開する子会社を、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(東京都港区)のファンドが出資する特別目的会社(SPC)に売却すると発表した。事業の選択と集中に向けた取り組みを評価する買いが入ったようだ。輸送機器事業に関し、期待される資本コストと投下資本利益率(ROIC)を精査するなか、事業の売却が相応しいと判断した。これにより輸送機器事業の選択と集中は完了する形となるという。対象会社の株式の譲渡価格や、債権の譲渡価額は非公表。株式譲渡日は6月1日を予定。25年12月期の業績に与える影響は現在精査中としている。

■日本電子 <6951>  6,298円   +275 円 (+4.6%)  本日終値
 日本電子<6951>は高い。2日取引終了後、自社株TOBを実施すると発表した。大株主のニコン<7731>から全保有株を売却する意向が示されたため。資本関係がなくなった後も提携関係は継続する。TOB価格は5148円。買い付け予定数は250万株で、買い付け期間は2月3日~3月4日。これが手掛かりとなったようだ。

■ソフトクリエ <3371>  2,112円   +76 円 (+3.7%)  本日終値
 ソフトクリエイトホールディングス<3371>が切り返し急。2日の取引終了後、26年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比11.0%増の251億5100万円、経常利益は同18.3%増の48億9300万円となった。株価は1月中旬以降、調整色を示していたが、2ケタの増収増益で着地したことを受け見直し買いが入ったようだ。ECサイト構築売上高が伸びたほか、ECサイトの売り上げに向けた施策となるクラウドサービスの売上高も拡大した。ITソリューションのクラウドサービスやセキュリティー・インフラ構築に関連する売上高も伸長した。

■マイポックス <5381>  640円   +100 円 (+18.5%) ストップ高   本日終値
 マイポックス<5381>がストップ高。微細表面加工の液体研磨剤を手掛けており、AIデータセンターの建設ラッシュに伴い光ファイバー用研磨剤で中期的な需要獲得の思惑があるほか、ダイヤモンドウエハーの研磨加工でも実力が高い。日米関税交渉で合意した5500億ドル規模の対米投資に際し、その第1号案件として人工ダイヤの生産プロジェクトが浮上していることが伝わったが、市場では「研磨剤や研磨加工メーカーにビジネスチャンスが膨らむ公算が大きい」(中堅証券ストラテジスト)という声も聞かれる。同社はその条件に見合う銘柄として投資資金の物色対象となっているもようだ。

●ストップ高銘柄
 マツモト <7901>  1,523円   +300 円 (+24.5%) ストップ高   本日終値
 アーキテクツ <6085>  602円   +100 円 (+19.9%) ストップ高   本日終値
 QDレーザ <6613>  570円   +80 円 (+16.3%) ストップ高   本日終値
 コスピブル <2033>  49,910円   +7,000 円 (+16.3%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

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