株価指数先物【寄り前】 +1σ突破を意識した押し目狙いのロング対応v
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大阪3月限ナイトセッション 日経225先物 53920 +1290 (+2.45%) TOPIX先物 3600.0 +68.0 (+1.92%) シカゴ日経平均先物 53930 +1300 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 2日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。1月の米ISM製造業景況感指数が52.6と好不況の分かれ目となる50を超え、市場の予想を上回ったことが投資家心理の改善につながった。前週末に急落した金先物は下落したものの、下げ渋りをみせたことでリスク回避姿勢が後退。また、トランプ米大統領が、インドに対する相互関税を25%から18%に引き下げると明らかにしたことで、米印の貿易摩擦への警戒が和らいだ。 NYダウ構成銘柄ではキャタピラー、ウォルマート 、アップル 、ビザ 、シスコシステムズ が買われた。半面、ウォルト・ディズニー 、エヌビディア 、シェブロン 、マイクロソフト 、セールスフォース が軟調。 シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比1300円高の5万3930円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比260円高の5万2890円で始まった。寄り付きを安値にロング優勢の動きが続き、買い一巡後は5万3150円~5万3300円辺りで保ち合いが続いた。米国市場の取引開始後に、このレンジを上抜けて一気に5万3980円まで買われた。終盤にかけては5万3800円~5万3980円辺りの高値圏での保ち合いとなり、日中比1290円高の5万3920円で取引を終えている。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まりそうだ。昨日は一時5万4270円まで買われてボリンジャーバンドの+1σ(5万3860円)を上回る場面もみられたが、その後は軟化し引け間際には5万2580円と、25日移動平均線(5万2580円)水準まで売られた。ただ、ナイトセッションでは5万2730円まで切り上がった25日線を上回って推移し、5万3940円まで上昇してきた+1σを捉えてきた。 抵抗線として機能している+1σを明確に上抜け、+2σ(5万5160円)とのレンジに移行するかを見極めることになろう。一方で、+1σ水準で上値の重さが意識されてくるようだと、前日同様、25日線水準まで軟化するリスクもあり、スキャルピング中心のトレードでは一方向にバイアスが強まりやすい需給状況である。 ただ、米国では6日に予定していた1月の雇用統計の発表を延期すると報じられた。米連邦政府機関が一部閉鎖している影響としている。予算が成立し次第、発表日程を再設定するようだが、これにより週末にかけて雇用統計の結果を見極めたいとする手控え要因は翌週以降に先送りされた。 そのため、8日投開票の衆院選に関心が集まりやすいだろう。現在の情勢報道によると、自民党は単独過半数を大きく超える勢いで、与党(自民・維新)が300議席以上を確保するとも伝えられている。楽観は禁物ながらも積極財政に対する期待から押し目待ち狙いのロング対応に向かわせ、+1σと+2σとのレンジが意識されてくると考えられる。 まずはオプション権利行使価格の5万3000円から5万4000円のレンジを想定しつつ、+1σを支持線に変えてくる局面では1月15日につけた5万4570円が射程に入ろう。これをクリアしてくると、ショートカバーで+2σを捉えてきそうだ。 2日の米VIX指数は16.34(30日は17.44)に低下した。19.96まで上昇する場面もみられたが、その後は200日線(17.49)、75日線(17.14)を割り込み、25日線(15.98)に接近してきた。足もとで支持線として機能している25日線を割り込んでくると、リスク選好に向かわせやすいだろう。 昨日のNT倍率は先物中心限月で14.90倍に低下した。14.82倍まで下げる場面もみられたが、25日線(14.82倍)が支持線として機能する形だった。同線を割り込んでくると、-1σ(14.69倍)辺りが意識されてくるだろう。一方で、75日線(14.95倍)を明確に上回ってくるようだと、NTロングに転換する可能性はありそうだ。 株探ニュース
