ヤマハ発、前期最終を63%下方修正、配当も15円減額
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ヤマハ発動機 <7272> [東証P] が2月2日大引け後(15:30)に業績・配当修正(国際会計基準=IFRS)を発表。25年12月期の連結最終利益を従来予想の450億円→165億円(前の期は1080億円)に63.3%下方修正し、減益率が58.4%減→84.7%減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結営業利益は従来予想の1200億円→1260億円(前の期は1815億円)に5.0%上方修正し、減益率が33.9%減→30.6%減に縮小する見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の81億円の赤字→366億円の赤字(前年同期は47.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。 業績悪化に伴い、前期の年間配当を従来計画の50円→35円(前の期は50円)に大幅減額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025 年 12 月期通期連結会計期間の業績につきまして、売上収益および営業利益については、概ね前回公表した予想通りとなる見通しとなりました。一方、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討し、繰延税金資産の取崩し金額を精査した結果、当第4四半期会計期間において法人税等調整額(損)19,800百万円、通期として法人税等調整額(損)32,500百万円を計上する見込みです。これにより、親会社所有者に帰属する当期利益については、前回発表予想より減少する見通しとなりました。今回の繰延税金資産の取崩しは、当社単体および米国子会社 Yamaha Motor Corporation, U.S.A.(YMUS)における米国追加関税によるコストの増加や事業環境の変化を踏まえたものです。これに伴い、2025 年 12 月期通期業績予想を上記の通り修正いたします。なお、現在、米国事業を中心に収益構造の見直しやコスト競争力の強化に向けた取り組みを進めるなど、事業基盤の強化に着手しております。これらの施策を通じて、中長期的な収益性の改善および持続的な成長の実現を目指してまいります。 当社の個別業績につきましては、売上高は前期実績を上回る見通しであるものの、経常利益および当期純利益は前期実績を下回る見込みとなりました。当期は、中長期的な成長に向けた計画的な投資を継続する中で、物価上昇や人件費の上昇といった外部環境の影響もあり、研究開発費用を中心に事業運営に係る各種経費が増加しました。加えて、その他収益も減少したことにより、2025 年 12 月期通期個別業績は上記の通りとなる見通しです。 当社は、安定的かつ継続的な配当を基本に、業績や財務健全性、戦略的投資に向けたキャッシュフロー、配当性向等を総合的に勘案したうえで、配当金を決定しております。当期の期末配当につきましては、上記を踏まえ、中長期にわたり安定的かつ継続的な株主還元を図るため、期末の配当予想を修正いたします。
