前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
投稿:
■トーメンデバ <2737> 11,240円 (-2,790円、-19.9%) 東証プライムの下落率トップ。トーメンデバイス <2737> [東証P]が続急落。29日午後1時ごろに26年3月期の連結業績予想について、売上高を4700億円から5300億円(前期比25.7%増)へ、営業利益を115億円から155億円(同52.4%増)へ、純利益を64億円から80億円(同43.2%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を300円から430円(前期300円)へ引き上げたものの、材料出尽くし感から利益確定売りに押されたようだ。生成AI関連製品の需要拡大を背景にメモリー価格が引き続き上昇していることや、第3四半期までの業績で中国スマートフォン向け高精細カメラ用CIS(CMOSイメージセンサー)並びに国内SiP(システム・イン・パッケージ)ビジネスの売り上げが増加したことなどが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(4-12月)決算は、売上高3943億4700万円(前年同期比28.2%増)、営業利益134億円(同53.6%増)、純利益73億4200万円(同54.4%増)だった。 ■日精化 <4362> 2,586円 (-347円、-11.8%) 東証プライムの下落率4位。日本精化 <4362> [東証P]が5日続急落。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4-12月)連結決算で、営業利益は38億4600万円(前年同期比2.6%増)と増益で着地したものの、10-12月期では同35.8%の減益となっており、足もとの業績悪化を嫌気した売りが出たようだ。機能性製品セグメントのウールグリース誘導体の販売増加やファインケミカル分野の収益性改善などがあったものの、ビューティケア機能性油剤の流通在庫調整の長期化による海外向け販売の減少や生理活性物質の国内向け販売の減少などが響いた。なお、第3四半期累計売上高は248億7900万円(同6.5%減)で、機能性製品セグメントのトレーディング分野において、商事子会社の1社がグループから離脱したことから減収となった。26年3月期通期業績予想は、売上高350億円(前期比1.9%減)、営業利益55億円(同12.4%増)、純利益45億円(同16.3%増)の従来見通しを据え置いた。 ■ノジマ <7419> 1,125円 (-77円、-6.4%) ノジマ <7419> [東証P]が4日続急落。同社は29日の取引開始前に26年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比15.8%増の7139億2800万円、経常利益は同29.4%増の450億4000万円、最終利益は同26.5%増の291億9200万円となった。10-12月期では経常利益は8%増、最終利益は10%増となっている。直近3ヵ月間の経常利益の伸びが1ケタ台にとどまっており、物足りなさが意識されたようだ。4-12月期はデジタル家電専門店やキャリアショップの運営事業、海外事業はいずれも増収・経常増益となった。一方、インターネット事業とメディア事業は増収・経常減益となった。 ■JCRファ <4552> 630円 (-28円、-4.3%) JCRファーマ <4552> [東証P]が大幅安で4日続落。28日取引終了後、26年3月期連結業績予想について営業利益を26億円から4億円(前期66億5000万円の赤字)へ下方修正すると発表した。研究開発費や販管費が下押し要因となる。これを嫌気した売りが先行していた。なお、売上高予想については378億円から395億円(前期比19.4%増)へ上方修正した。腎性貧血治療薬やファブリー病治療薬などが想定を上回る見込みのため。 ■航空電子 <6807> 2,386円 (-90円、-3.6%) 日本航空電子工業 <6807> [東証P]が続落。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4-12月)連結決算が、売上高1667億8700万円(前年同期比0.2%増)、営業利益59億1600万円(同48.3%減)、純利益45億4900万円(同47.8%減)と大幅減益となったことが嫌気された。自動車市場における堅調な需要の継続や産機・インフラ市場の回復などにより売上高は増収となったものの、原材料価格が期後半にかけて急激に高騰した影響や新製品立ち上げに伴うコストの発生などが利益を圧迫した。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高2250億円(前期比1.5%増)、営業利益100億円(同36.0%減)、純利益60億円(同48.2%減)の従来見通しを据え置いた。 ※29日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース
