ユニチカがS高人気、データセンター向けガラス繊維需要の急増で思惑◇

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 ユニチカ<3103.T>が急速人気化、商い急増のなかストップ高を演じた。総合繊維の老舗メーカーだが、官民ファンドの支援を背景に高分子事業などを主力に経営立て直しを図っている。半導体材料にも展開するが、データセンターのAIサーバー向けにガラスクロスの需要が高水準で同社もその関連銘柄として思惑人気に沸いている。

 市場では「米半導体設計大手のクアルコム<QCOM>がデータセンター向けAI半導体への注力姿勢を明示していることは知られている。そのなか、半導体パッケージ基板向けなどでガラス繊維の需要が急増し在庫が払底しているため、ユニチカのガラス繊維部門(ハイエンドガラスクロス)にアプローチを図っている」という観測があり、これが株価を強く刺激しているもようだ。ガラス繊維関連としては日東紡績<3110.T>がデータセンター向け「スペシャルガラス」で株価を大化けさせた経緯がある。そうした背景が意識されるなか、ユニチカは株価が低位に位置し時価総額も300億円弱に過ぎず、一気に水準訂正に向けた思惑が広がった格好だ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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