話題株ピックアップ【夕刊】(3):クエスト、ジェリビンズ、エレメンツ

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材料

■クエスト <2332>  1,849円   +178 円 (+10.7%)  本日終値
 クエスト<2332>は商いを膨らませ急騰。ソフトウェアの開発及び運用を行っており、生成AIやIoT技術、ビッグデータなどを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)推進支援で実績を重ね、M&A戦略も駆使して業容拡大が顕著だ。26年3月期は売上高が前期比13%増の168億6000万円、営業利益は同12%増の11億8000万円と2ケタ増収増益を予想しているが、時価総額は100億円前後に過ぎず、PERが11倍近辺と割安感が強い。主要顧客はメモリー大手のキオクシアホールディングス<285A>で、売上高の約20%をキオクシア向けで占めており、世界的なAIデータセンター向けNANDメモリー需要が高まるなか、キオクシアの生産システム保守・運用でクエストも商機を拡大させるシナリオが意識される状況となっている。

■ジェリビンズ <3070>  87円   +5 円 (+6.1%)  本日終値
 ジェリービーンズグループ<3070>が急反発。この日、AIカメラを活用したスポーツ映像配信やスポーツDXソリューションの展開に強みを持つ株式会社NTTSportict(大阪市都島区)と業務提携契約を締結すると発表しており、これを好感する形で商いを伴い上昇した。それぞれが有するスポーツ事業基盤やデジタル技術、ブランド力を相互に活用することで、アーバンスポーツを含むスポーツ分野における新たな価値創出や地方自治体DXへ貢献するのが狙い。提携により今後は、AIカメラを活用したアーバンスポーツを中心とするスポーツイベントの撮影・ライブ配信事業の共同推進やスポーツ映像配信プラットフォームの共同企画・運営及び関連サービスの開発、スポーツ振興、地域活性化、施設利活用などの地方自治体向けスポーツDXソリューションの共同提案などを実施するとしている。

■ELEMENTS <5246>  760円   +43 円 (+6.0%)  本日終値
 ELEMENTS<5246>が大幅高。同社グループのLiquidはきょう、りそなホールディングス<8308>傘下のりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行に、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の「ICおまかせパック」による公的個人認証を提供すると発表。これが材料視されたようだ。3行はこれまでも法人口座開設における本人確認に「LIQUID eKYC」を活用し、本人確認書類の撮影と自撮りの顔写真を照合する方式を採用してきた。今回の「ICおまかせパック」導入により、ユーザーが顔画像や本人確認書類の撮影などを行うことなく、マイナンバーカードのICチップをスマートフォンで読み取ることで、本人確認を完了できる仕組みが実現できるという。

■北川精機 <6327>  1,009円   +55 円 (+5.8%)  本日終値
 北川精機<6327>が続騰し、昨年来高値を更新した。22日の取引終了後、26年6月期の通期業績予想の修正を発表した。営業利益予想を従来予想の6億6000万円から8億1000万円(前期比30.0%増)、最終利益予想を4億4000万円から5億9000万円(同49.7%増)に引き上げており、業況を好感した買いが集まった。第2四半期累計(7~12月)の業績を踏まえた。売上高予想は据え置いた。12月中間期は工場稼働率が高水準で推移し生産効率が向上。調達体制の見直しなどによるコスト圧縮策の推進も奏功し、各利益が従来予想から上振れして着地した。

■毎日コムネット <8908>  895円   +43 円 (+5.1%)  本日終値
 毎日コムネット<8908>が大幅続伸し昨年来高値を更新した。22日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を50万株(自己株式を除く発行済み株数の2.84%)、または5億円としており、取得期間は1月26日から5月31日まで。東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得するとしている。

■サイフューズ <4892>  689円   +30 円 (+4.6%)  本日終値
 サイフューズ<4892>が続伸。22日の取引終了後に集計中の25年12月期単独業績について、営業損益が従来予想の12億1900万円の赤字から8億2800万円の赤字(前の期8億9600万円の赤字)へ、最終損益が11億4200万円の赤字から7億6300万円の赤字(同8億7200万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。売上高は従来予想の3億200万円から2億3000万円(前の期比4.3倍)へ下振れたものの、昨年末に公表した主要パイプラインの開発進展及びクラレ<3405>との資本・業務提携などを含む事業進捗を反映させたとしている。

■KLab <3656>  352円   +14 円 (+4.1%)  本日終値
 KLab<3656>は高い。22日取引終了後、総額約2億円のビットコインとゴールド(純金上場信託、現物国内保管型)を追加購入したと発表した。ビットコインを8.44BTC、ゴールドを3370口購入した。これにより、同日時点の保有状況はそれぞれ12.80828BTC、5230口となった。これが材料視されたようだ。

■伊澤タオル <365A>  717円   +28 円 (+4.1%)  本日終値
 伊澤タオル<365A>は大幅続伸。22日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を30万株(自己株式を除く発行済み株数の3.00%)、または2億2500万円としており、取得期間は2月1日から4月30日まで。資本効率の向上及び株主還元の充実を図るためとしている。

■石光商事 <2750>  1,370円   +40 円 (+3.0%)  本日終値
 石光商事<2750>が後場上げ幅を拡大る。正午ごろに、26年3月末時点の株主から株主優待制度を変更すると発表しており、好材料視された。現行制度では毎年3月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株数1000株未満で同社取扱商品2000円相当、1000株以上で同4000円相当を進呈していたが、変更後は300株以上を保有する株主を対象に変更する。また、毎年9月末時点で500株以上を3年以上継続して保有する株主を対象に同社取扱商品2000円相当を進呈している長期保有株主優待に関しても300株以上保有に変更する。

■電気興業 <6706>  2,822円   +77 円 (+2.8%)  本日終値
 電気興業<6706>が高い。通信アンテナの大手で各種大型アンテナや鉄塔の製造・工事を手掛ける。PBRが前日終値換算で0.7倍弱と1倍を大きく下回る。そうしたなか、著名投資家の助言に基づき日本株Kaihouファンドを運用する投資運用会社fundnoteが22日付で提出した大量保有報告書によると、fundnoteが有する電気興株式保有比率が6.48%と、新たに5%を大きく超過したことが判明した。保有目的として、Kaihouの投資助言に基づき投資信託の信託財産の運用のため保有するとし、スチュワードシップ・コードにのっとった建設的な対話により、IR・資本効率・ガバナンスの高度化と企業価値向上を促す、としている。また、受益者の利益を保全するために、保有目的を「重要提案行為を行う」に変更する場合があるとしており、これが電気興の株価を強く刺激する格好となった。

●ストップ高銘柄
 倉元製作所 <5216>  208円   +50 円 (+31.7%) ストップ高   本日終値
 東洋エンジニアリング <6330>  5,480円   +705 円 (+14.8%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

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