話題株ピックアップ【昼刊】:任天堂、住友鉱、ディスコ

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■任天堂 <7974>  10,535円   +585 円 (+5.9%)  11:30現在
 任天堂<7974>が4日ぶりに急反発した。市場調査会社サーカナが取りまとめた米国におけるゲーム機の販売動向で、昨年12月と昨年1年間で、「ニンテンドースイッチ2」が最も販売が多かったハードウェアとなったと伝わっている。任天堂は2月3日に26年3月期第3四半期の連結決算を発表する予定。昨年11月発表の9月中間決算時点で、想定為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=160円としているが、足もとの実勢レートは想定レートに対して大幅な円安水準で推移する。半導体メモリー価格の高騰によるコスト負担増の懸念が株価の重荷となっていた同社だが、円安による為替差益の発生を巡る思惑がくすぶるなかで主要市場の米国でのクリスマス商戦期における好調な販売状況が明らかとなり、見直し買いの動きが加速したようだ。

■フルキャスト <4848>  1,767円   +59 円 (+3.5%)  11:30現在
 フルキャストホールディングス<4848>が続伸している。同社は22日の取引終了後、リクルートホールディングス<6098>傘下で人材紹介事業を展開する香港のRGFインターナショナルリクルートメントホールディングスとRGFタレントソリューションズ(東京都品川区)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。今後の収益貢献やシナジーを期待した買いが入ったようだ。株式譲渡実行日は4月1日を予定。取得価額は概算で12億円。グローバル・ハイクラス領域における高い専門性とアジアでの強固な事業基盤を持つ企業を取り込むことで、フルキャストは事業ポートフォリオの多角化と収益基盤の強化につなげる。

■住友金属鉱山 <5713>  8,455円   +275 円 (+3.4%)  11:30現在
 住友金属鉱山<5713>が急反発。株価は一時8500円台まで上昇し上場来高値を更新した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で22日に金先物2月物が、前日比75.9ドル高の1トロイオンス=4913.4ドルに上昇し、初の4900ドル台に乗せた。時間外取引では一時4960ドル前後まで上昇し最高値を更新している。安全資産として金を見直す動きが継続しているほか、為替市場でドルが売られドルインデックスが下落するなか、ドルと逆相関性の強い金への買いが膨らんでいる。三菱マテリアル<5711>なども高い。

■住友ベークライト <4203>  5,379円   +171 円 (+3.3%)  11:30現在
 住友ベークライト<4203>は続伸。22日取引終了後、京セラ<6971>が営むケミカル事業の一部を譲り受けると発表した。京セラが同事業を吸収分割で承継する新会社を設立し、この新会社の全株式を住友ベが300億円で取得して子会社化する。株式譲渡実行日は10月の予定。これが買いの手掛かりとなっている。

■ULSグループ <3798>  625円   +17 円 (+2.8%)  11:30現在
 ULSグループ<3798>が買いを集めている。ITシステムの設計・構築及び戦略的IT投資におけるコンサルティングを展開する。業績は大幅な収益拡大基調を継続中で、26年3月期もトップライン、営業利益ともに2ケタ成長を見込んでいる。そうしたなか、22日取引終了後にみずほ証券の自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」導入プロジェクトを支援したことを発表した。大手金融機関として国内初の大規模導入プロジェクトを全面的にサポートする案件としており、これを材料視する買いを呼び込んでいる。

■KNTCT <9726>  1,886円   +41 円 (+2.2%)  11:30現在
 KNT-CTホールディングス<9726>は高い。連日で昨年来高値を更新した。著名個人投資家の井村俊哉氏が助言するファンドを手掛ける投資運用会社fundnote(ファンドノート、東京都港区)が22日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、KNTCT株を5.25%取得したことが判明した。報告義務発生日は1月15日。これを受けて思惑的な買いが入っている。

■東陽テクニカ <8151>  1,855円   +31 円 (+1.7%)  11:30現在
 東陽テクニカ<8151>が3日続伸し昨年来高値を更新している。22日の取引終了後に、官公庁や自治体向けに遠隔監視システムや録音・録画装置を提供する電子装置メーカー、ソニックガード(横浜市鶴見区)の全株式を1月28日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視されている。ソニックガードが有する強固な顧客基盤やユーザー視点に立った製品開発力・提案力に東陽テクの技術力を融合することで、情報通信や情報セキュリティー分野における新たなソリューションを創出し、事業の拡大を図るのが狙い。取得価額は7億7000万円。なお、同件による業績への影響は精査中としている。

■ディスコ <6146>  69,550円   +980 円 (+1.4%)  11:30現在
 ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株は強弱観対立のなか売り買いを交錯させる展開。前日の米国株市場ではグリーンランド問題を巡る米欧対立への懸念が後退し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに続伸、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も連日で史上最高値を更新した。ただ、引け後に開示されたインテルの決算発表で1~3月期の収益見通しが事前コンセンサスを下回り、これを嫌気されインテルは時間外取引で大幅安に売られた。これにつられる形でその他の米半導体主力株も時間外で総じて軟調な値動きとなっていることから、東京市場でも半導体セクターは目先気迷いムードが台頭している。

■前田工繊 <7821>  1,956円   +12 円 (+0.6%)  11:30現在
 前田工繊<7821>が続伸している。午前10時ごろ、子会社BBSジャパンが、イタリアの自動車メーカー、フェラーリが運営するレーシングチーム「スクーデリア・フェラーリHP」と複数年契約のテクニカルパートナーシップを締結したと発表したことが好感されている。BBSは1992年にF1史上初となるマグネシウム鍛造ホイールの開発に成功し、スクーデリア・フェラーリに供給を開始。今回のパートナーシップ契約では、26年シーズンからFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)において、スクーデリア・フェラーリHPにマグネシウム鍛造ホイールを供給するとしている。

■大林組 <1802>  3,623円   +13 円 (+0.4%)  11:30現在
 大林組<1802>が昨年来高値を更新している。22日の取引終了後に、自社株1513万9700株(消却前発行済み株数の2.14%)を1月30日付で消却すると発表したことが好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は6億9181万1346株となる。

■高島屋 <8233>  1,910円   +3 円 (+0.2%)  11:30現在
 高島屋<8233>が堅調推移。旧村上ファンド系とされるシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)が関東財務局に提出した変更報告書のなかで、村上世彰氏の長女である野村絢氏を含む共同保有割合が7.68%から8.22%に上昇したことが22日の取引終了後に明らかになり、思惑視した買いを誘ったようだ。野村氏の買い増しに加え、南青山不動産(同)の保有分0.24%が加わり共同保有割合が上昇した。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」。報告義務発生日は15日となっている。

■東電HD <9501>  673.6円   -21.9 円 (-3.2%)  11:30現在  東証プライム 下落率7位
 東京電力ホールディングス<9501>は続落。21日に再稼働した柏崎刈羽原発6号機を巡り、東電HDは22日、制御棒の引き抜き操作において警報が発生し、操作を中断したと発表した。原因調査に時間を要すためプラントを計画的に一旦停止し、点検するという。先行きを懸念する見方が広がっているようだ。

■ジーイエット <7603>  205円   +50 円 (+32.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ジーイエット<7603>はストップ高の205円でカイ気配となっている。22日の取引終了後に人材事業やAIリスキリング事業を行うDXHR(東京都渋谷区)との共同出資により、生成AI技術を活用した人材育成・研修事業を手掛ける合弁会社「AIオペレーションズ」を設立すると発表したことを好感した買いが入っている。新会社では、DXHRが有する生成AI研修コンテンツを基盤として、ジーイエットがこれまでに培ってきた事業基盤や知見を生かし、幅広い企業を対象にAIリスキリング研修やDX人材育成プログラムの提供を行う。出資比率はジーイエット80%、DXHR20%で、ジーイエットの連結子会社となる。なお、現時点で業績への影響は軽微としている。

■ジェリビンズ <3070>  98円   +16 円 (+19.5%)  11:30現在
 ジェリービーンズグループ<3070>が急反発している。この日、AIカメラを活用したスポーツ映像配信やスポーツDXソリューションの展開に強みを持つ株式会社NTTSportict(大阪市都島区)と業務提携契約を締結すると発表しており、これを好感する形で商いを伴い上昇している。それぞれが有するスポーツ事業基盤やデジタル技術、ブランド力を相互に活用することで、アーバンスポーツを含むスポーツ分野における新たな価値創出や地方自治体DXへ貢献するのが狙い。提携により今後は、AIカメラを活用したアーバンスポーツを中心とするスポーツイベントの撮影・ライブ配信事業の共同推進やスポーツ映像配信プラットフォームの共同企画・運営及び関連サービスの開発、スポーツ振興、地域活性化、施設利活用などの地方自治体向けスポーツDXソリューションの共同提案などを実施するとしている。

■アイリッジ <3917>  627円   +100 円 (+19.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アイリッジ<3917>がストップ高の水準となる前営業日比100円高の627円でカイ気配となっている。22日の取引終了後、東京証券取引所上場10周年記念の株主優待を実施すると発表した。3月末を基準日として、300株以上を保有する株主にQUOカード1万5000円分を贈呈するとしており、好感した買いが殺到している。

●ストップ高銘柄
 ケミプロ化成 <4960>  632円   +100 円 (+18.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 東洋エンジニアリング <6330>  5,480円   +705 円 (+14.8%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

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