話題株ピックアップ【昼刊】:エスエムエス、ディスコ、SBG

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■エス・エム・エス <2175>  1,619円   +238 円 (+17.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 エス・エム・エス<2175>が急騰。医療・介護領域の人材紹介サービスの草分けで業界トップに位置し、介護事業者に対する経営支援なども手掛けている。外国人持ち株比率が高いことも特徴。そうしたなか、投資ファンドでアクティビストとして名を馳せるオアシス・マネジメントが21日付で提出した大量保有報告書によると、オアシスのエスエムエス株式保有比率は7.76%と、新たに5%を超過したことが明らかとなった。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としており、同社の将来的な株式価値向上への思惑が買いを引き寄せる格好となっている。

■ディスコ <6146>  68,570円   +10,000 円 (+17.1%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 ディスコ<6146>がストップ高。切断・研削装置など後工程の半導体製造装置の世界トップメーカーとして、急拡大する生成AI市場に重心を置いた経営戦略を推進し業績成長路線をまい進中。21日取引終了後、未定としていた26年3月期の業績予想を開示、営業利益は前期比3.2%増の1721億円になる見通しと発表した。6期連続の過去最高更新が見込まれることで買い安心感が台頭し、投資資金が還流している。AI半導体向けにハイスペックの製造装置販売が好調で、1~3月期の出荷額も四半期ベースで過去最高を記録する見通しにあり、来期以降の成長に対する期待も買いを後押ししている。前日の米国株市場で半導体関連株が買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が過去最高を更新したことも追い風となった。

■ソフトバンクグループ <9984>  4,251円   +376 円 (+9.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 ソフトバンクグループ<9984>が強弱観対立のなかも続伸。前日のザラ場に3700円台前半まで水準を切り下げ、株式分割後の安値を更新していたが、その後は売り物が切れ戻り足に転じ終値ではプラス圏に浮上していた。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が反発に転じたほか、同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスが一時9.4%高と値を飛ばし、終値でも6%超の上昇で4連騰と底入れ足を鮮明とした。ソフトバンクGの含み益減少に歯止めがかかったことで、これが株価を刺激する形となったもようだ。一方、ソフトバンクGの信用買い残は株式分割後も増勢にある。個人投資家の人気が相変わらず高いことを物語るが、上値では戻り売り圧力として顕在化しやすい。

■日本電子材料 <6855>  4,755円   +355 円 (+8.1%)  11:30現在
 日本電子材料<6855>がマドを開けて大幅高、一時9.8%高の4830円まで駆け上がる場面があった。約2カ月半ぶりに上場来高値を更新した。ディスコ<6146>が前日の決算発表を受け大きく買われているが、好調な業績見通しはもとより、旺盛なAI半導体需要に対応した製造装置への引き合い活発であることが改めて確認された。電子材料の業績も25年4~9月期の営業利益が前年同期比30%増の26億5700万円と絶好調に推移しているが、これも生成AI市場の急拡大を背景に、最先端AI半導体であるHBM(高帯域幅DRAM)向けプローブカードが力強く収益を牽引する構図となっている。26年3月期営業利益は会社側予想の48億円(前期比5%増)を大きく上振れする可能性も指摘されている。

■ローム <6963>  2,710円   +200 円 (+8.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 ローム<6963>が大幅に3日続伸し、昨年来高値を更新した。21日の取引終了後、日本経済新聞電子版が「ロームは株主還元を拡充する」と報じており、材料視されたようだ。記事では「2027年3月期から29年3月期までの3年間で、配当と自社株買いを合わせた総還元性向で100%以上、金額では2000億円規模の還元を計画する」と伝えている。

■ヘリオス <4593>  386円   +19 円 (+5.2%)  11:30現在
 ヘリオス<4593>は続伸している。21日の取引終了後、アルフレッサ ホールディングス<2784>子会社のアルフレッサ社と培養上清の継続的な売買に向けた取引基本合意書の締結を21日に決議したと発表しており、好感した買いが集まっている。2024年に締結したアルフレッサ社との業務提携を発展させるものであり、今後も製品流通及び供給体制の具体的な取引内容の詳細について協議を重ねる。なお、ヘリオスが25年1月に発表していたアルフレッサグループのセルリソーシズとの業務提携に向けた協議については終了した。培養上清は幹細胞を培養する際に細胞から生み出される上澄み液で、医薬品や化粧品の材料などでの活用が期待されているという。ヘリオスは同時に、培養上清を生産する神戸バイオメディカル創造センター内の細胞加工製造用施設を本格稼働したことも開示した。

■クオリプス <4894>  7,680円   +360 円 (+4.9%)  11:30現在
 クオリプス<4894>が3日ぶりに急反発した。21日の取引終了後、同社所属の研究者が筆頭著者として発表した心筋再生医療に関する学術論文が、科学誌「サイエンス」に掲載されたと発表した。「Nature Cardiovascular Research」において重要論文として解説及び評価されたとしており、材料視されたようだ。ヒトiPS細胞由来心筋細胞(hiPSC-CM)移植後の電気生理学的挙動を高精度に解析することで、不整脈リスクを可視化・評価するとともに、リスクを低減しうる条件・設計指針を示すことに成功した、という内容。クオリプスは今回の論文で示された知見を活用し、研究開発や事業開発の加速化を図っていくとしている。

■ソフト99 <4464>  4,100円   +115 円 (+2.9%)  11:30現在
 ソフト99コーポレーション<4464>が続伸している。投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが21日、ソフト99に対し株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。2回目のTOBとなる。買付価格は1株4100円としており、ソフト99の株価はこれにサヤ寄せをする動きを見せている。買付期間は22日から3月6日まで。1回目のTOBは成立していたが議決権数が3分の2以上に達しなかったことから、追加のTOBを実施する。2回目のTOB価格は1回目と同額。買付予定数は1379万762株。買付予定数の下限と上限は設定していない。

■ANYCOLOR <5032>  4,545円   +125 円 (+2.8%)  11:30現在
 ANYCOLOR<5032>は堅調に推移している。21日の取引終了後、取得総数125万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.05%)、取得総額50億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、材料視した買いが入っている。取得期間は1月22日から4月30日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで実施する。資本効率の向上と株主還元の強化を図る。

■東和薬品 <4553>  3,660円   +90 円 (+2.5%)  11:30現在
 東和薬品<4553>は4日ぶり反発。21日取引終了後、大塚ホールディングス<4578>傘下の大塚製薬との間で、医薬品製造における戦略的な協業体制の構築に向けた基本合意を締結したと発表した。これにより両社は大塚製薬が保有する一部の医薬品の承継・製造委受託、戦略的協業品目のライセンス活用を通じて、医薬品の安定供給を実現することを目指す。これが買い手掛かりとなっている。

■インフォマート <2492>  450円   +3 円 (+0.7%)  11:30現在
 インフォマート<2492>が堅調推移。同社は21日の取引終了後、協業関係にあるinvox(東京都新宿区)の株式を追加取得し、持ち分法適用関連会社とすると発表した。顧客企業のDXの加速を目的とした業務提携も行う。発表を手掛かりとした買いが株価を支援したようだ。invoxは請求書の受領から仕訳・保存までを自動化する「invoxシリーズ」を展開。同社の高度なAI技術や請求書処理の自動化ノウハウと、インフォMTの顧客基盤を融合し、収益基盤の拡大につなげる。同日に株式取得を実行し、株式の取得価額は19億1100万円。議決権所有割合は14.30%から取得後は33.41%に上昇する。

■住友金属鉱山 <5713>  8,047円   -333 円 (-4.0%)  11:30現在
 住友金属鉱山<5713>が4日ぶりに反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で21日に金先物2月物が、前日比71.7ドル高の1トロイオンス=4837.5ドルに上昇。一時4891.1ドルをつけ最高値を更新した。ただ、時間外取引では4800ドル前後へ下落している。トランプ米大統領は21日グリーンランド取得に向けて武力行使の必要性はないと述べたうえで、SNSで欧州8カ国に対する追加関税を見送ると表明。これを受け、リスク回避姿勢が後退し金には売りが膨らんだ。

■ジー・スリー <3647>  148円   +31 円 (+26.5%) 一時ストップ高   11:30現在
 ジー・スリーホールディングス<3647>に物色人気集中。株価100円台の超低位株ということもあって、個人投資家などの短期資金を呼び込んでいる。太陽光発電関連を中心とする再生可能エネルギー関連事業を展開している。業績は営業赤字が続いているが、新規事業への展開などで低迷からの脱却を図る。そうしたなか、21日取引終了後、系統用蓄電池事業の本格展開を視野に「系統用蓄電池事業部門」を新設したことを発表、これを手掛かり材料に投資資金が流入した。株式需給面では直近データで信用買い残が45万株とピークから大幅に整理進捗した状況にあり、その分上値も軽くなっている。

■スタートライン <477A>  933円   +150 円 (+19.2%) ストップ高   11:30現在
 スタートライン<477A>がストップ高の水準となる前営業日比150円高の933円に買われた。22日午前9時過ぎ、シンガポールに拠点を置くパーム・インベストメント・マネジメントがスタートLの株式について、新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いが入ったようだ。同日に関東財務局に提出された大量保有報告書によると、保有割合は5.63%。報告義務発生日は15日。保有目的は「純投資」としている。

■ミナトホールディングス <6862>  1,867円   +178 円 (+10.5%)  11:30現在
 ミナトホールディングス<6862>が続急騰。前日比10%超の上昇で1800円台半ばまで急浮上、1999年9月以来約26年4カ月ぶりの高値水準に駆け上がっている。AIデータセンター向けにメモリー半導体の需要が急増しており、キオクシアホールディングス<285A>を筆頭に関連銘柄を物色する動きが活発化している。そのなか、産業用メモリーモジュールを主力とする同社にもスポットライトが当たっている。需給逼迫によるDRAM価格の高騰は同社にとって強力な追い風となる。26年3月期は営業利益が13億7600万円と前期比8割増を見込むが、更なる増額の可能性を内包している。

●ストップ高銘柄
 フジプレアム <4237>  434円   +80 円 (+22.6%) ストップ高   11:30現在
 ケミプロ化成 <4960>  532円   +80 円 (+17.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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