話題株ピックアップ【昼刊】:豆蔵、ヘリオス、キオクシア

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■豆蔵 <202A>  4,150円   +630 円 (+17.9%)  11:30現在
 豆蔵<202A>が急反発している。同社は21日、マージャーマーケットによる報道を受けてコメントを開示した。インテグラル<5842>が保有する豆蔵株に関して、売却のための2次プロセスが進行中であり、EQTが豆蔵の非公開化を目指していること、法的拘束力を有する最終提案を今後数週間以内に受領する予定であるとの報道で、これに対し豆蔵は「企業価値向上に向け、非公開化を含む様々な資本政策の検討をしているが、現時点で決定した事実はない」と表明した。報道を材料視した買いが豆蔵株を押し上げた。

■ヘリオス <4593>  380円   +49 円 (+14.8%)  11:30現在
 ヘリオス<4593>は急反騰している。20日の取引終了後、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)治療薬「HLCM051」のグローバル第3相臨床試験(REVIVE-ARDS試験)の治験計画届出書を、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出したと発表しており、材料視した買いが集まっている。試験は患者組み入れを日本国内で先行的に取り組んだ後、並行して米国を中心としたグローバルでの治験を進める。HLCM051はヘリオスが開発する体性幹細胞再生医薬品であり、強力な抗炎症作用と免疫調整作用を持ち、さまざまな病態への応用ができるという。現在はARDS治療薬としての開発を優先的に進めている。ARDSは重症患者に突然起こる呼吸不全の総称で、全世界で110万人以上が罹患していると推定される。

■キオクシア <285A>  16,650円   +1,445 円 (+9.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 キオクシアホールディングス<285A>は半導体関連株全般が売り込まれるなか、独歩高を演じている。1000円を超える上昇で最高値街道をまい進、未踏の1万6000円台まで株価水準を切り上げた。前日の米国株市場では、エヌビディアが4.4%安、TSMCが4.5%安に売られるなど半導体セクターが軟調。ここ最高値圏で強調展開を続けていたフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日ぶりに反落した。しかし、フラッシュメモリー大手で、NANDフラッシュ技術に基づいたデータストレージ端末及びソリューションの開発・製造を手掛けるサンディスクは、一時10%を超える上昇で終値でも9.5%高と値を飛ばした。AIデータセンター向けSSD向けメモリー需要が旺盛でサンディスクの収益押し上げに貢献するなか、シティグループが同社の目標株価を従来比75%引き上げており、これが株価を強く刺激した。東京市場ではサンディスクと同業態のキオクシアHDに連想買いが波及する格好となっている。キオクシアHDは日経平均の新規採用候補にも挙がるなどで、ここ売買代金も高水準に膨らんでおり国内外機関投資家による組み入れ競争の様相を呈している。

■純金信託 <1540>  23,445円   +515 円 (+2.3%)  11:30現在
 純金上場信託(現物国内保管型)<1540>、純銀上場信託(現物国内保管型)<1542>が全般リスクオフ相場のなかで、上値指向を強めておりマーケットの注目を集めている。世界的に地政学リスクが高まるなか貴金属マーケットへの投資資金流入が目立つ。直近では金市況、銀市況ともに過去最高値を更新しており、これを背景に金や銀のETFの上昇傾向が鮮明となっている。純金信託は昨年10月中旬に2万5740円まで急騰したが長い上ヒゲ形成となり、その後はいったん調整局面に入ったが、11月以降は再び一貫して戻り足を強めている。一方、純銀信託は最高値圏をまい進中だ。昨年11月以降、直近までで水準を2倍以上切り上げている。

■JX金属 <5016>  2,721円   +46 円 (+1.7%)  11:30現在
 JX金属<5016>が反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「最先端半導体の国産化を目指すラピダスへの出資額を50億円で検討していることがわかった」と報じられており、好材料視されているようだ。JX金属は鉱山や金属製錬から半導体材料へのシフトを進めていることから、ラピダスへの出資となればこの流れが加速することが期待できそうだ。

■山洋電気 <6516>  4,260円   +40 円 (+1.0%)  11:30現在
 山洋電気<6516>が3日ぶりに反発している。20日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、投資会社ストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)による株式保有割合が15.24%から15.47%に上昇したことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は1月13日となっている。

■NSユナイテッド海運 <9110>  6,770円   +40 円 (+0.6%)  11:30現在
 NSユナイテッド海運<9110>は反発している。20日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英ロンドンに拠点を置く投資顧問会社ゼナーアセットマネジメントの株式保有割合が5.05%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「投資を主な目的とするが、状況に応じて運営及び資本の効率化に向けて、発行者の経営陣との意見交換や重要提案行為などを行う場合がある」としており、報告義務発生日は1月13日となっている。

■住友重機械工業 <6302>  4,753円   +19 円 (+0.4%)  11:30現在
 住友重機械工業<6302>が反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「撤退を発表していた造船事業について、ビジネスモデルを変えて継続する」と報じられており、これが好材料視されている。記事によると、新造船は終了したものの、国内最大手の今治造船(愛媛県今治市)から船体建造を横須賀造船所(神奈川県横須賀市)で請け負うという。国は、船の国内建造量を35年に現在のほぼ2倍の1800万総トンに引き上げる目標を掲げ、造船業の再生に取り組んでいることから、船体の建造受託でこれに貢献するようだ。

■エス・サイエンス <5721>  178円   -42 円 (-19.1%)  11:30現在
 エス・サイエンス<5721>は3日ぶり反落。20日取引終了後、これまで非開示としていた26年3月期単独業績予想について売上高を9億9800万円(前期比57.4%増)、最終損益を14億4800万円の赤字(前期9600万円の赤字)と発表した。大幅赤字見通しを嫌気した売りが出ている。あわせて事業計画(中期経営計画)を発表。ビットコインを中核資産として企業価値の最大化を目指すとし、29年3月期に売上高224億5600万円、最終損益169億7400万円の黒字とする目標を掲げた。

■ブロンコビリー <3091>  3,870円   -80 円 (-2.0%)  11:30現在
 ブロンコビリー<3091>が冴えない。同社は20日の取引終了後、25年12月期の連結決算を発表。あわせて26年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比9.2%増の330億円、営業利益は同2.4%増の30億円、最終利益は同1.5%増の20億円を見込む。前期に続き過去最高益を更新する予想を示したが、増益率は鈍化する見通し。株価は直近で水準を切り上げていたこともあって、利益確定目的の売りが出たようだ。今期は9店舗を出店し、期末の店舗数を170店(前期末は161店)とする計画。25年12月期の売上高は前の期比13.5%増の302億1900万円、営業利益は同15.8%増の29億3000万円、最終利益は同14.8%増の19億6900万円だった。また、同社は昨年12月31日を基準日とする前期の期末配当に関し、従来の見通しの13円に新社長就任と新経営体制の発足を受けた記念配当2円を加えて15円とすると発表。26年12月期の配当予想は中間・期末14円ずつの年間28円で、記念配当を含む前期の年間配当と横ばいの見通しとした。

■ソニーグループ <6758>  3,685円   -51 円 (-1.4%)  11:30現在
 ソニーグループ<6758>はもみ合い。20日取引終了後、傘下のソニーが中国テレビ大手TCLエレクトロニクスホールディングスとの間で、ホームエンターテインメント領域における戦略的提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。ソニーのホームエンターテインメント事業を承継した合弁会社(TCL51%、ソニー49%出資)を設立するという。両社は3月末をメドに提携に関して法的拘束力のある確定契約の締結に向けた協議を行う。

■キヤノン <7751>  4,618円   -58 円 (-1.2%)  11:30現在
 キヤノン<7751>は安い。日本経済新聞電子版が20日、「半導体の製造プロセスで最終製品に組み立てる『後工程』に、露光装置で世界最大手のASMLホールディング(オランダ)が参入した」と報じた。記事によると、ASMLホールディングが参入するのはチップ同士をつなぐ層に配線を描くための装置。ニコン<7731>も2026年度の量産を目指しているという。同分野をほぼ独占するキヤノンにとっては今後競争が激化することになり、これを懸念する見方が広がっているようだ。

■ケミプロ化成 <4960>  452円   +80 円 (+21.5%) ストップ高   11:30現在
 ケミプロ化成<4960>が急騰。高市早苗首相は19日の記者会見で23日に衆院解散を正式表明したが、その際に、今後の政策についても言及し、先端技術を開花させるための戦略的な財政出動の必要性を主張した。そのなかで、日本で発明されたペロブスカイト太陽電池の普及を重要な投資対象の一つに掲げており、これが関連銘柄を改めて刺激する展開となっている。ケミプロ化成は、ペロブスカイト太陽電池材料の開発推進に傾注していることで、関連有力株として注目度が高い。既に昨年4月に、同社のペロブスカイト太陽電池用材料の開発が産業技術総合研究所の「被災地企業等再生可能エネルギー技術シーズ開発・事業化支援事業」に採択されたことをリリースしている。このほか、きょうは同関連株に位置付けられる伊勢化学工業<4107>やMORESCO<5018>なども買いを集めている。

■パレモ・HD <2778>  149円   +13 円 (+9.6%)  11:30現在
 パレモ・ホールディングス<2778>が急騰している。20日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を30万株(自己株式を除く発行済み株数の2.49%)、または5000万円としており、取得期間は1月21日から12月30日まで。株式市場の動向に対応した機動的な資本政策の遂行と株主還元の強化を目的としている。

■S&J <5599>  2,324円   +78 円 (+3.5%)  11:30現在
 S&J<5599>がしっかり。同社は20日、「マイクロソフト365 E5」向けプロフェッショナルサービスの提供開始を発表し、手掛かり視されたようだ。セキュリティー専門家による適切なライセンス提案・提供から、構築・運用・インシデント対応などを一貫して支援。顧客企業はE5を最大限に利活用するための運用体制をプロにアウトソーシングすることができ、リソースの有効活用が可能となる。

●ストップ高銘柄
 チタン工業 <4098>  1,430円   +300 円 (+26.6%) ストップ高   11:30現在
 GRCS <9250>  1,605円   +300 円 (+23.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 大丸エナウィン <9818>  2,167円   +400 円 (+22.6%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

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