話題株ピックアップ【昼刊】:ミツバ、アイスペース、イオン
投稿:
■ミツバ <7280> 1,288円 +134 円 (+11.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 ミツバ<7280>は急反発し、昨年来高値を更新した。同社は自動車のワイパーに用いるモーターを主力製品とする自動車部品メーカーで、昨年11月には三恵技研工業(東京都北区)やFuture Materialz(同杉並区)とともに、希土類(レアアース)を使わない強磁性窒化鉄系磁石を開発し、同磁石が車載電装モーターとしての性能を持つことを確認したと発表している。日中関係の悪化を背景にレアアースの調達網強化と製造業全般での脱レアアース化の重要性が説かれるなか、足もとで同社に対する投資家の注目度が急上昇している。17日には日本テレビ系列のニュースにおいてミツバが取り上げられ、レアアースを使わないモーターが紹介されたことも、刺激材料となった。 ■ispace <9348> 590円 +38 円 (+6.9%) 11:30現在 ispace<9348>は3日続伸している。前週末16日の取引終了後に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した宇宙戦略基金(第2期)の技術開発テーマ「月極域における高精度着陸技術」に採択されたと発表しており、好材料視されている。公募に対して、技術開発課題「南極近傍への高精度着陸と通信中継衛星を用いた極域でのペイロード活動支援」を提案し採択された。支援上限額は200億円で、これを受けてランダーを中心とする技術開発を推進する。また、今回の採択をもって、29年の高精度月面着陸を目指し、ミッション6の月着陸船(ランダー)開発を開始するとあわせて発表した。 ■イオン <8267> 2,234.5円 +118.5 円 (+5.6%) 11:30現在 イオン<8267>が5%超に買われているほか、トライアルホールディングス<141A>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、ライフコーポレーション<8194>など小売り関連株が広範囲に買われている。今週23日に召集される通常国会冒頭での衆院解散が確実視され、総選挙が行われる方向にあるなか、自民党の鈴木俊一幹事長が前日に時限的な「食料品の消費税率ゼロ」を衆院選の公約に盛り込むことに前向きな姿勢を明示している。国民の物価高に対する懸念が根強いなかで、食品関連株を強く刺激する格好となっている。 ■技術承継機構 <319A> 12,280円 +540 円 (+4.6%) 11:30現在 技術承継機構<319A>は反発。前週末16日取引終了後、各種産業機器・機械の切削加工を行う堀越精機(東京都大田区)を買収すると発表した。堀越精機の発行済み株式100%を26億1200万円で取得する。これが手掛かりとなっている。 ■エニマインド <5027> 664円 +13 円 (+2.0%) 11:30現在 AnyMind Group<5027>は3日続伸している。前週末16日の取引終了後に、タレントプロダクション事業などを行う子会社GROVEを通じて、クリエイター支援事業を展開するBcode(東京都港区)の全株式を1月16日付で取得し子会社化したと発表しており、好材料視されている。Bcodeは、TikTok LIVEを中心に強固なファンコミュニティを持つ700人以上のライバーアセットを擁しており、子会社化によりエニマインドグループのソーシャルメディアマーケティングやソーシャルコマース体制の強化を図るのが狙い。また、GROVEが展開するタレントマネジメント事業との連携を通じて、ライバーの継続的な育成やトップクリエイターの活動展開を支援し、オンライン・オフラインを横断したソーシャルコマース支援を更に強化する。取得価額は非開示。なお、26年12月期業績に与える影響は軽微としている。 ■高砂香料工業 <4914> 1,552円 +16 円 (+1.0%) 11:30現在 高砂香料工業<4914>が続伸している。前週末16日の取引終了後に、保有する久光製薬<4530>の株式の全てについて、MBOに伴うタイヨー興産(福岡県久留米市)によるTOBに応募すると発表。それに伴い26年3月期に投資有価証券売却益24億800万円を特別利益として計上する見込みとしたことが好材料視されている。 ■新光商事 <8141> 1,076円 +6 円 (+0.6%) 11:30現在 新光商事<8141>が高い。前週末16日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、旧村上ファンド系とされる投資会社シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)と共同保有者による株式保有割合が11.00%から12.06%に上昇したことが判明したことを受けて、需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は1月8日となっている。 ■meito <2207> 2,514円 +13 円 (+0.5%) 11:30現在 meito<2207>が続伸している。前週末16日の取引終了後に自社株63万7600株(消却前発行済み株数の3.68%)を10月30日付で消却すると発表しており、好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は1665万1708株となる。 ■マツダ <7261> 1,249円 -41 円 (-3.2%) 11:30現在 マツダ<7261>が続落している。前週末16日の取引終了後、日本経済新聞電子版が「マツダは電気自動車(EV)の世界戦略車の販売時期を延期する」と報じ、嫌気されたようだ。記事によると、2027年から29年以降に遅らせる。米欧を中心としたEV政策の見直しが背景にあるという。 ■グッドコムアセット <3475> 1,267円 -30 円 (-2.3%) 11:30現在 グッドコムアセット<3475>は3日続落している。前週末16日の取引終了後、リバティ(東京都千代田区)から不動産売買に関する複数の取引について損害賠償請求訴訟を昨年12月1日に提起されたと発表した。グッドコムAは訴訟内容について「法的責任を一切負うものではない」との認識を示したものの、発表を嫌気した売りが出たようだ。グッドコムAの発表によると、リバティによる請求金額は37億600万3229円で、リバティ側は不動産売買の契約成立について法的保護に値する期待を生じさせたにもかかわらず、グッドコムAが交渉を不当に破棄し損害を被ったと主張しているという。 ■アドバンテスト <6857> 22,355円 -445 円 (-2.0%) 11:30現在 アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連銘柄は売り優勢となっている。前週末の米国株市場ではマイクロン・テクノロジーが7.8%高と値を飛ばすなど半導体関連株に強い動きが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が一時8000大台に乗せるなど史上最高値を更新した。これを受けて東京市場でも半導体セクターには追い風が期待される場面だが、一方では先物主導で日経平均に下げ圧力が働いており、時価総額の大きい主力どころにはインデックス売り圧力も意識されやすい。前週発表された半導体受託生産世界最大手TSMC の好決算は半導体設備投資需要の拡大思惑につながり引き続きポジティブ視されるが、足もと外国為替市場で円高方向に押し戻されていることは株価の上値を重くする材料となっている。 ■日野自動車 <7205> 407円 -6 円 (-1.5%) 11:30現在 日野自動車<7205>が反落している。前週末16日の取引終了後、16日付で保有する台湾・和泰汽車の持ち分の全てを売却することでトヨタ自動車<7203>と持ち分譲渡契約を締結したと発表。これに伴い、投資有価証券売却益301億1600万円を26年3月期に特別利益として計上するとしたが、これに対する市場の反応は限定的のようだ。 ■八十二長野銀行 <8359> 1,922.5円 -4.5 円 (-0.2%) 11:30現在 八十二長野銀行<8359>が6日続伸し昨年来高値を更新している。前週末16日の取引終了後、26年3月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月31日時点で500株以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、保有株数500株以上1000株未満でQUOカード1000円分、1000株以上5000株未満で3000円相当のカタログギフト、5000株以上で6000円相当のカタログギフトをそれぞれ進呈する。なお、26年3月末時点の株主に対しては、保有期間に関わらず株主優待の対象となる。 ■アプリックス <3727> 223円 +50 円 (+28.9%) ストップ高買い気配 11:30現在 アプリックス<3727>が寄り付き大量の買い注文に値がつかず、カイ気配のまま水準を切り上げている。祖業のソフト基盤技術から撤退しIoT分野に経営資源を集中しており、主力のストックビジネス事業が成長シナリオの帰趨を左右する状況にある。そうしたなか、資本戦略にも力を入れ、前週末16日取引終了後、統合型マーケティング事業を展開するグローバルキャストを株式交換によって完全子会社化することを発表、これを手掛かり材料に投資マネーが集中している。株価が低位に位置するとともに時価総額50億円未満と超小型株で、足の速さに期待した個人投資家などの短期資金を誘引している。 ■中村超硬 <6166> 469円 +80 円 (+20.6%) ストップ高買い気配 11:30現在 中村超硬<6166>に大量の買い注文が継続。前週末16日に1本値のストップ高で買い物を残す異彩人気に沸いたのに続き、きょうもカイ気配のまま水準を切り上げる展開となっている。中国の輸出規制強化を背景にレアアース関連に位置付けられる銘柄が総花的に買われるなか、同社株はその出遅れとして人気化素地を開花させた。超硬合金加工などに強みを有するが、ナノサイズのゼオライト製品の事業化に傾注している。ゼオライトはレアアース・フリー蛍光体としての活用や、触媒用途としてレアアース代替候補にも挙がっているほか、レアアース回収に際して吸着剤への利用が見込まれる。「国内ではゼオライト関連に位置付けられる銘柄として同社が関連最右翼」(中堅証券ストラテジスト)という指摘もあり、持ち前の急騰習性に火がついた格好だ。 ●ストップ高銘柄 PostPrime <198A> 350円 +80 円 (+29.6%) ストップ高 11:30現在 アーキテクツ <6085> 405円 +80 円 (+24.6%) ストップ高 11:30現在 エンビプロ <5698> 1,045円 +150 円 (+16.8%) ストップ高 11:30現在 有機合成薬品工業 <4531> 454円 +80 円 (+21.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 など、6銘柄 ●ストップ安銘柄 なし 株探ニュース
