富田隆弥の【CHART CLUB】 もみ合いを上放れ、2月高値を目指す
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「もみ合いを上放れ、2月高値を目指す」 ◆新春相場を好調にスタートした日経平均株価。大発会始値の水準まで押し戻される場面もあったが、前週末9日夜に「高市首相が衆院解散の検討に入った」と報じられると、3連休の祝日取引で日経225先物は5万4190円まで上昇した。「選挙は買い」との格言もある。連休明け13日から高市トレードが再燃し、日経平均株価は14日に史上最高値を5万4487円まで伸ばした。 ◆大発会からわずか7日間で4148円幅(8.2%)もの急騰を演じただけに、当然、注意も必要だ。だが、日足チャートは2カ月続いたもみ合いを上放れ、週足は13週移動平均線に下値を支えられて上昇基調を継続している。チャートは2月の「節分(天井)」、「選挙」に向けて更なる上値を目指す流れに入ったと見ることができる。 ◆9日時点の信用取引の買い残高(東京・名古屋2市場)は4兆8044億円、裁定買い残高が2兆6235億円(期近・期先合計)と共に2024年7月来の高水準に膨れており、需給面では警戒が怠れない。ただ、日経平均株価が上昇基調にあるうちは「買い方有利」の展開であるから、まだ心配は不要だろう。支持線である13週線(15日時点5万0709円)を割り込んだときが要注意となる、と心得ておけばよい。 ◆日本株はこの先、折に触れてスピード調整を挟むだろうが、もうしばらく押し目買い優勢の展開が続くと見られる。サナエノミクス関連のAI(人工知能)・半導体、フィジカルAI(ロボット関連)、国土強靱化関連に加え、中国の輸出規制に絡むレアアース関連、さらには市場の活性化と利上げ観測を背景とした金融関連など、幅広い銘柄が押し目買いの物色対象となるだろう。 (1月15日 記、原則毎週土曜日に更新) 情報提供:富田隆弥のチャートクラブ 株探ニュース
