山王が急反発、第1四半期営業利益41%増で通期計画に対する進捗率95%

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 山王<3441.T>が急反発し年初来高値を更新している。前週末12日の取引終了後に発表した第1四半期(8~10月)連結決算が、売上高32億7200万円(前年同期比30.0%増)、営業利益4億7700万円(同41.1%増)、純利益3億7200万円(同34.5%増)と大幅増益で着地し、通期計画に対する営業利益の進捗率が95%となったことが好感されている。

 産業機器向けが緩やかに回復基調に向かっていることに加えて、自動車向けでADAS(先進運転支援システム)関連の需要が増加したことなどが牽引した。また、製造工程の自動化や生産拠点管理の効率化などによる生産性向上に取り組んだことが寄与した。

 26年7月期通期業績予想は、売上高109億円(前期比0.6%増)、営業利益5億円(同37.2%減)、純利益4億4000万円(同42.5%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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