米外為市場サマリー:米雇用情勢の弱さが意識され一時154円90銭台に軟化

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為替

 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円59銭前後と前日と比べて40銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=182円65銭前後と同20銭程度のユーロ高・円安だった。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米金利低下基調が続くなか、日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが先行。この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が23万6000件数と市場予想よりも多かったことが分かると、米雇用情勢の弱さが意識される形でドル円相場は一時154円95銭まで軟化した。その後はドルの買い戻しが入り下げ渋る動きとなったが、米金利の先高観が後退していることから戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1738ドル前後と前日に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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