外為サマリー:一時156円90銭台に上伸、米金利上昇や株高が支援材料

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為替

 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=156円71銭前後と前日の午後5時時点に比べ50銭強のドル高・円安となっている。

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円88銭前後と前日に比べ95銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日発表の米10月雇用動態調査(JOLTS)が強い内容となったことなどから一時156円95銭まで上伸した。

 前日に米長期金利が上昇したことがドルの支えとなり、この日の東京市場のドル円相場も堅調な展開。10日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて動きにくさはあるものの、米雇用の底堅さから来年の米利下げペースが緩やかになるとの見方が多いようだ。日経平均株価の続伸を手掛かりとしたリスク選好的なドル買い・円売りがみられるなか、午前9時30分ごろには156円93銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1626ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=182円20銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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