グッドコムA、前期経常を一転48%減益に下方修正

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決算

 グッドコムアセット <3475> [東証P] が12月8日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年10月期の連結経常利益を従来予想の54.1億円→25.9億円(前の期は49.3億円)に52.2%下方修正し、一転して47.5%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益も従来予想の38.5億円→10.3億円(前年同期は43.5億円)に73.3%減額し、減益率が11.4%減→76.3%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
   2025年10月期において、当社の成長戦略である不動産ファンド事業及びM&Aを推進し、私募ファンドは2案件、総額約270億円が組成され、M&Aは2社の株式を取得し、1社は連結子会社化いたしました。  しかしながら、給与の上昇以上に物価が上昇していること、また、建築費の高騰等によるマンション価格の上昇を背景に、当社の主要顧客であった公務員の方々への販売戸数が減少いたしました。この結果、リテールセールスは約12億円の大幅なセグメント損失となりました。建築費の高騰は継続することが予想されることから、富裕層向けの販売部隊であるウェルス・コンサルティング部を新設し、販売戸数及び収益の拡大を図っております。  また、減益の要因となった主な理由は以下のとおりであります。  ・リテールセールスの販売戸数の減少により、約12億円のセグメント損失となりました。  ・M&Aに際して発生するデューデリジェンス費用や仲介手数料として、約2億円を計上いたしました。  ・株主還元の拡充を目的とし、福岡証券取引所本則市場への重複上場を記念して、株主優待を実施し、約6億円を計上いたしました。  ・当社の知名度向上を目的とし、TVCMの制作や放映及びスポンサー活動を行い、約3.7億円を計上いたしました。  これらの要因により、上記のとおり、2025年10月期通期の連結業績予想を修正いたします。  当社は、配当性向35%を目標に毎期配当していくことを基本方針としておりますが、株主様への還元重視の観点から、期初からの配当予想を据え置き、1株当たり配当金は45円とさせていただく予定です。※上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。

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